
🎵今日の東北地方は観測史上最大の暴風に見舞われたようだ。ようだ…そう病室にいると何にも分からない。確かに隣のテニスコート脇の街路樹が千切れんばかりに右に左に風に引っ張られる様子や、黄色い砂塵が舞い上がる様子は分かるのだが、どれだけ凄かったかは全く実感できなかった。ゴメンナサイ…。
本日の「おむすび」、ステージ4のがん患者に対して管理栄養士がいろいろヒアリングするシーンはちょっとやり過ぎだな。個人病院じゃあるまいし、あんな突っ込んだことを聞くことはあり得ない。でもうちの病室でも患者さんと緩和医療チームが同じようなやり取りをしていて、ちょっとびっくり。初入院してきた隣の患者さんに「今不安なことはありませんか?」と質問して、患者さんが「今後のこととか、仕事のこととか、収入がどうなるかとか心配はたくさんあります」と回答していた。(4人部屋で会話は全部筒抜けなので)
うーむ、まぁボクも入院当初は同じような心配事は抱えていた。でも取り敢えずは仕事は関係ないし、入院費の支払いも高額療養費補助があるので何とか大丈夫そう。そしてしばらく経ってから「妄想の世界」に浸る(いや、浸れる)ようになって、急に元気が出てきた。退院したらこんなに素晴らしい世界が待っているよと思えることの幸福感。もちろん年齢や置かれた立場によるけれど、これは大病の克服には絶対に必要なアイテムだなと実感している。

🎵今朝の採血結果。お~、佐藤健くんの白血球さんはついに平常値を突破したぞ!芽郁ちゃんの赤血球ちゃんはもう少し、幼稚園児?の血小板ちゃんはまだまだだけど…。先生にはちゃんと聞いていないが、弟の細胞はボクの骨髄に定着したと見て良いのだろう。あとは居心地よく感じて大人しくしていてくれることを祈るばかりだ。

で、ボクの体調はといえば…、昨日ぐらいから声が嗄れてきた。ん~、もう2か月近く大きな声を出していないし、普通の会話もしていないので仕方がないか。退院してまた歌えるようになるまでは、しばらくかかりそうだ。一時高かった血圧も平常に戻り、むくみも減ってきて順調に?体重が落ちている。下痢は相変わらずずーっと続いている。主治医先生の目下の課題がこの原因と対応のようだ。もっと免疫力がアップしていれば、大腸内視鏡などで詳しく調べられるようだが、今はまだ時期尚早ということらしい。

🎵午前中にシャワーを済ます。こちらは大きいほうで入浴もできるが、1人30分なのでシャワーのみになる。もう一つ狭いシャワールームがあり、どちらも30分単位でボードに予約の時間を書き込むようになっている。

今日から朝と昼はお稲荷さんやお粥を出してもらうことにした。相変わらず食欲はないし、味覚異常だけど、少しずつでも普通食を食べないとね。でもお粥を少しとパイナップルを一切れしか食べられなかった
。


🎵NHKのイタリア語講座、3/31月曜日開講。もちろんその時まで退院は無理なので、病室でちゃんと毎日ラジオを聴こうと思う。行くぞイタリア!絶対に‼ 妄想しまくりだぞ~
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日々チェックしてるものの、明確な”生着!”という記載があるまで控えてたんだけど、これで大丈夫そうなのよね。
これからはGVHDが課題なんだと思うけど、いとこ先生の言葉のように弟さんからの移植なので軽く済むことを祈っています。
食事が美味しくないというのも辛いでしょうけど、天性のPositive thinkingで乗り切って、そしてまた、飲んで食べて喋ってしましょう!
あとはねぇー、下痢ですねー。これが止まらないと退院はできないから…。GVHDではないと先生が判断して、普通の便に戻るのが退院の条件なのかな。
佐世保のTと来仙してくれるのを楽しみにしています☺️。
ところでなんで「旧」なんだっけ?