呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

Mon '23/05/29 今日は宮沢賢治の予習?復習?

2023-05-29 | 映画(DVD)の話

 

🎵映画「銀河鉄道の父」、今回のパリンカ定演の話とは別で、ぜひ観たい映画だった。

今日は蔵王に帰る途中で大河原のユナイテッドシネマで「銀河鉄道の父」を観た。


 
🎵いやぁー、合唱で賢治の妹トシの臨終間際の詩「永訣の朝」や「宮沢賢治の最後の手紙」を練習していることもあり、ジイさんも涙なしには観れなかった。主人公の役所広司はもちろん、菅田将暉、ジイさん押しの森七奈、坂井真紀、みんな良い。
この作品が公開後すぐに上映回数が減ってしまったのは、とても残念。上演終了前にぜひ多くの人に観てほしい。



🎵前から何度か触れているが、宮沢賢治の最後の担当医は我が祖父だった。
宮沢家と親交が深かった花巻共立病院(現総合花巻病院)の創始者で初代院長だった佐藤隆房氏が著した賢治の伝記に具体的に書いてある。


佐藤隆房院長は映画の中でも宮沢家の主治医として登場する。佐藤先生は岩手県医師会会長なども務めた重鎮だ。


その佐藤院長が記した「宮沢賢治」に我が祖父の名前が出てくる。「新しく赴任した草刈博士が担当となり熱心に診療に当ったが、病状は一進一退で楽観を許さなかった」
そうなんです、草刈博士は母親の父、ボクの祖父。祖父は生まれたばかりのウチの母親たち家族を連れて、花巻共立病院に転勤したばかりだった。そこで宮沢賢治の担当となる。


賢治は映画の通り自宅で家族に見守られて亡くなっているので、臨終の瞬間に祖父がその場にいたかは定かではないが、少なくとも自宅で死亡を確認したのはわが祖父で間違いないようだ。今年は宮沢賢治没後90年。
 
 
🎵映画を観ていて、仙台での所用を思い出した。母のところに寄る用もあり、また明日出てくるのは面倒なので、仙台に戻ることにした。何をやっているんだよ、ジイさん!でもそのお陰で、与論島在住の中学の同級生とバッタリ。数年前もここでバッタリ会ったよ😃。
今週末の仙台ハーフマラソンに出場するため、91歳のお母さんに会うために数年ぶりで仙台に帰ってきたそうだ。こういう偶然もあるから、人生は面白い😆。


 


 
コメント
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