goo blog サービス終了のお知らせ 

呑む気オヤジ/取り敢えず生還したジイさんのあれこれ

骨髄移植で山暮らしから都会に戻ったジイさんの日記。健康の話の他に合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

呑む気オヤジの、観る!~映画「アンコール!!」

2013-08-03 | 映画(DVD)の話

久しぶりに映画鑑賞。前から気になっていた合唱がらみの作品。

もう70歳をとっくに超えた老夫婦。
夫のアーサーは頑固で気難し屋、一人息子とも若い頃から確執があり、今もぎくしゃくしている。妻のマリオンは社交的で友人もたくさんいて、高齢者の合唱団でコンクール入賞を目指している。
マリオンの病気が再発し、余命数ヶ月と宣告される。アーサーは体調不良でも無理して合唱の練習に行きたがるマリオンを叱るが、彼女は残された短い時間を仲間との練習に掛けたくて、夫に送迎を依頼する。
しぶしぶ車椅子を押して妻を合唱の練習場に送迎するアーサー。マリオンはコンクールの予選でソロをとって、見事本選進出を勝ち取る。でも時間は残されておらず、コンクール本選の前にマリオンの命は尽きてしまった。
唯一心を開いていた妻に先立たれ失意に沈むアーサーに、若き女性合唱指揮者のエリザベスはマリオンの代わりに合唱に参加するよう説得する…。

有りがちなストーリーではあるが、なかなか感動的な作品だった。最後はオヤジもちょっとウルウル。
平均年齢70歳を超えている高齢者合唱団「年金ズ」、若い女性指揮者の趣味で、ラップやヒップホップに挑戦する。これが結構いいノリだ。
まぁ、歌声は吹き替えかもしれないけど、あのノリはやっぱり欧米人。日本の年配者にはなかなか難しいだろうなぁ。(一部某横浜の男声合唱団が得意だけど…、ウチじゃありませんよ)
そして、「歌」はやはり人の心を癒し、勇気づけ、元気にするんだよ。

「くちびるに歌を持て 心に太陽を持て 人のためにも言葉を持て そしてこう語りかけよう くちびるに歌を持て 心に太陽を持て」(信長貴富訳)

夫婦愛、親子愛、友情、そして歌の持つ力を十分に実感する良い映画でした。





コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする