呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

バンキエーリ・シンガーズ Japan Tour2012 その2~合唱は純正律!

2012-09-06 | コンサート・LIVE・演劇などの話
続きです。

バンキエーリの絶妙なハーモニーを聴いていると、人間の声(合唱)のアンサンブルが器楽を含めたあらゆる合奏の中で、もっとも優れ、かつ心地よい音楽のような気がしてくる。
以前に、仙台のパリンカのメンバーと話していたことだが、やっぱり合唱はその曲の調の「ド」を意識し、その調なりの和音(3度とか5度とか)をしっかり感じ取って聴きあって歌うことが大切。いわゆる「純正律」。合唱は平均律じゃないんだとなぁ。
まぁそれを完ぺきに意識して歌える合唱人はアマチュアではそういるとは思えない。僕も全然違いは分かりません。でもせめて調を意識をして歌うようにしたいものだ。だから楽譜に移動ドで音階を振って練習することも大切だ。だってヘ長調の音階を、「ファ・ソ・ラ・シ♭・ド」と歌うのと、ファをドと読んで「ド・レ・ミ・ファ・ソ」と歌うのでは、随分違うはずだもの。(はず。多分)
分からなくても、意識することは大切です!

仙台でのバンキーエーリ・シンガーズの公演は、元寺小路教会で行われた。横広がりの大きめの教会であり、響きも良い。200席ぐらいある座席はほぼ満席。もっとも歓迎合唱団の分の席もあり、また合唱団の身内も多かったようだ。だから実質的にバンキエーリを聴きに来た聴衆は100名ぐらい?
マスコミでの宣伝も見かけなかったし、仙台市民、取分け仙台の合唱人のどれだけの方が聴いたのだろう。勿体ないねぇー。世界的にはそれほど有名なアンサンブルグループではないが、それでもこんなに感動できるコンサートに出会えた。やっぱり、マメにお誘いやキッカケに乗れば、「食わず嫌い」をしなければ、良いこもあるんですよ。



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