呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

仙台にて・6月編

2011-06-12 | 家族のこと

金曜の夜から仙台に帰って来た。
父が震災直後に腰骨の圧迫骨折をやり、1ヶ月半ぐらい入院していたが、数週間前に退院した。退院と言っても完治してのものではなく、もう症状固定の状態でこれ以上変わらないためだそうだ。
入院中から介護保険の認定を受け、ケアマネージャーにいろいろ相談しながら退院の準備をしてきたという。なんと「要介護5」ということで、一番の症状の重い扱いだ。介護用ベッドや歩行器を借りたり、部屋の片づけをしたりと、要介護の父が家で療養する環境を整える必要がある。
退院後そろそろ数週間。まだトイレ以外はほとんど寝た切りということなので、様子見のために数日帰省することにした。

ベッドに寝ている父親は頭も坊主にして、一見寝たきりの青息吐息の痴呆老人のように見える。でも頭はしっかりしていて食欲もそれなりにあり、見た目よりは元気そうだ。要は、腰以外は至って普通。
でもそれだけに腰が痛くて動けないのは気の毒。「息子が来たのでは」と、ビールも少しは呑んでいたが、食事も寝たまま横を向いて食べている。トイレだけは両手に杖をついて一人で行くが、これまた大変そうだ。この状態で、週3回人工透析に通わなくてはならない。困ったもんだねぇ。
僕が行く前の日に整形外科の診察があったらしい。先生によると、骨折したところはほぼ完治しているという。問題は加齢としばらく寝たきりにしていたため、「腸腰筋」という腰と大腿をつなぐ筋肉がすっかり痩せてしまい、そこが痛むらしい。
回復するためには、やはり運動して腸腰筋を太くするしかないようだ。要は痛みに耐えてリハビリの運動をするしかないということか。でも、それが大変なんだよね。
相変わらず口では、あそこの山に行ってみたい、あの温泉に行きたい、川崎(僕の家)にもまた行きたいなどと意欲的なことを言っている親父、その気持ちを忘れず、あきらめず、前向きにリハビリをしてまた普通に歩けるようになって欲しい。
お袋もいろいろハッパを掛けているが、僕や弟家族がもっと励ましたり刺激したりしないとダメなのかな。

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話は変わるが、以前にもご紹介した通り、現在仙台では震災復興チャリティーのため、4~6月の毎週土日に東一番町のアーケード街で地元の合唱団が演奏している。今週の土曜日は、偶然知り合いのMさんが所属している「仙台ロシア合唱団」が出演するという。それはぜひ聴かないと!
ということで聴きに行きました。結成2年半というから、一昨年の「秋田ロシア音楽祭」でご一緒した時が結成直後だったということだ。11/6(日)に初の演奏会を開催されるそうです。
皆さん楽しそうに歌っていらしたし、買い物途中の観客も結構大勢聴いていらした。義捐金もそれなりに集まっていたようだ。
我が男声合唱団も、この街かどチャリティーコンサートに出たかったなぁ。通りがかりの見ず知らずの方々と、歌を通して通じ合えるって、良いですね!


コメント (2)
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