天空の城ラピュタ [DVD] | |
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♪DVD「天空の城ラピュタ」
多分、世代によって知っている人はよく知っている、知らない人は全然知らない、スタジオジブリの長編アニメ。
1986年の作品で、宮崎駿監督が初めて作った原作のないオリジナルのアニメだそうだ。
1986年?う~ん、社会人になって6年目、30歳、結婚した年?アニメ映画は観ないよなぁ。タイトルだけは知っていたけれど、どんな話かテーマソングもどんな曲か、全然知らなかった。それが、来年の男声合唱団の定演で、テーマソングの「君をのせて」を歌うことになり、DVDで原作を研究するつもりで観たんです。
いやぁ、世の中にはこんなにピュアな世界が、物語があるんですねぇ。オジサンも心が洗われる。
鉱山で働く少年バズーは、亡き父が見たという空飛ぶ島「ラピュタ」を自作の飛行機で探し当てることを夢見る。そんなバズーが、知りあった少女シータと空賊(空中盗賊)のマ・ドーラらとともにラピュタ探索の旅に出る。
登場人物がみんな純粋で(一部の悪役を除く)、良い人ばかり。バズーもシータも邪(よこしま)な気持ちなんて、これっぽっちも持っていない。そして絵がきれい!宮崎駿のアニメってほとんど観たことがないが、絵の色彩の鮮やかさは素晴らしいと思う。
それから歌がいいよね!「父さんが残した熱い想い、母さんがくれたあの眼差し…」なんか自分の両親や、妻と息子たちに想いが及んで、歌っていて涙が出てくる。
両親が元気なうちに親孝行をしたいと切に思う。でも息子たちは、それに気付いたとしても、孝行する母親はいない。バズーは父親の汚名を晴らし、親孝行を果たした。これからは心置きなくシータと仲良く過ごしていくのだろう。良かったね!(ちょっと感想の方向性が違うか?)