![]() | Duo 石田泰尚・山本裕康 [DVD]エスピーオーこのアイテムの詳細を見る |
♪DVD「Duo~石田泰尚・山本裕康」(以下、敬称略)
昨年末、正月休み用のDVDを借りに川崎駅東口のTSUTAYAに行った。
ブラブラとDVDの棚を見て歩いていたら、なんと!こんなDVDを見つけてしまった!
「Duo 石田泰尚・山本裕康」なんだこれは!?
神奈川フィルのコンマスの「俺様・石田」と主席チェロ奏者の山本をフューチャーしたDVDだ。即、借りました。
中身は二人のインタビューと、まさにデュオとソロの演奏、神奈フィルのコンサートの模様で構成されている。
インタビューは二人一緒やそれぞれに質問形式で、生い立ちやなぜ楽器を始めたか、なぜプロになったか、それぞれの「音」についてどう思うか、などが語られる。
石田は2~3歳で音楽や楽器に興味を持ち何かやりたくなって、近所に教室があったのがたまたまヴァイオリンだったとか。
山本は弟がヴァイオリンを始めたので、自分はチェロをやった。
石田はヴァイオリン一筋、山本は高校でテニスをやり、そこそこだったので一時は体育大学を考えたこともあったらしい。面白いねぇ。
山本のチェロを、石田は「とにかく音が良くて幅広い。時に攻撃的で、時にエロチック」と言う。
石田のヴァイオリンについては、山本は「見かけの派手さとは裏腹に演奏はオーソドックス。良い意味で繊細過ぎて、ここまでやるか!?と思うこともある」
演奏曲目は以下の通り。
1.ヴァイオリンとビオラのための二重奏曲第1番より第3楽章(モーツァルト)
2.無伴奏チェロ組曲第1番よりプレリュード(バッハ)~ソロ
3.タンゴエチュード第3番(ピアソラ)~ソロ
4.ニューシネマパラダイス(モリコーネ)
バッハのチェロ組曲は大好き!山本のソロコンサートを聴きに行きたいな。
石田のピアソラは、繊細な古典と較べると大胆で野太く感じる。
それぞれのインタビューもとても興味深く、かつ面白い。
神奈川フィルのコンサートのリハの場面や本番の模様(演奏は出て来なかった)も登場し、「これって神奈フィルのプロモDVD?」と思ってしまう。
でもとても楽しかった。
偶然にもこんなDVDに巡り合えて、幸せだ。
もっとも神奈フィルや石田、山本ファンは,とっくにご存知だったのかな?
PS)
このDVDには神奈川フィルの「特別演奏会」の模様が出てくる。
リハ中や本番前、演奏会終了後の二人の表情を追いかけているのだが、途中から「あれ、この演奏会、僕が聴いた『田園』じゃない?」と気がついた。
ちょっとだけ出てくる演奏も、まさに「田園」だ。
そうだよ、これ聴いたよ!と思っていたら、コンサート終了後の県立音楽堂のシーンに、なんと僕らが映っているではないか!!
Yurikamomeさん、Schweizer先生、yokochanさん・・・、映ってますよぉ~!知っていましたかぁ~?
あのコンサートの後、僕は今の男声合唱団との「運命の出会い」があったのです!
なんか、偶然っていろいろあるんだなぁ・・・。