呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

亡国のイージス

2006-04-28 | 映画(DVD)の話
♪「亡国のイージス」真田広之主演 福井晴敏原作
「父さんのGW DVD特集」第一弾。一言で言えば、「ダイ・ハード」の日本版だね。もう中年の、普段は冴えない下っ端専任伍長がテロリストからの日本の危機を救う話しだ。「ダイ・ハード」のアクションスペクタクルに、「日本人は自らの危機に鈍感過ぎる!命を掛けて守るべきものがあるのか!?」という重厚なテーマが重なり、かなり面白い…はずなんだけれど、どうも底が浅い感じがした。こういう重いテーマは、もはや日本映画では描けないのだろうか。
このブログを書くにあたってAMAZONのレビューを1~2読んだが、みんな同じことを書いている。特に原作を読んだ方は、映画の内容(表現力)の薄っぺらさに納得いかないらしい。父さんはこの原作は読んでいない。でも原作者の本は本作以前の2冊は読んだ。登場人物の背負う人生の苦悩を濃密に描いて、なかなか読み応えのある話だった。多分この「亡国のイージス」も、小説では選任伍長や寺尾聡演じる副長、それから特務機関DICEから送り込まれるキサラギ達が抱える人生は相当に複雑そうだが、映像からは伝わってこなかった。それにイージス艦の将校達がなぜテロリストに迎合したのか、なぜ副長の一言で行動を翻したのか、その辺も明確には伝わって来ず、そこが薄っぺらなアクション映画になってしまった要因だろう。
真田広之は、前にも書いたと思うけど父さんの大好きな俳優だ。年をとって冴えないオヤジ役をやるようになってから、凄く良くなった。今回の作品は、寺尾聡や中井貴一、吉田栄作など、いい役者が揃っているのに残念だ。
福井晴敏は映画化を前提にこの原作を書いたそうだ。今回は借りていないが「ローレライ」(原作は「終戦のローレライ」)もそうだ。まあ原作が面白いから、そういう企画もありかもしれないが、そろそろ映画制作のほうは見直したほうが良いかもしれない。
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一足早いG・W…また「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」??

2006-04-28 | 健康の話
蜂窩織炎で高熱が…ず~っと休め?

とうことで、木曜の夕方から右足の脛が少し腫れて熱を持ってきた。痛くもある。ここは4/1に仲間と花見をして、昼からすきっ腹に呑んでふらふらしながらすっ転んで、石段にぶつけたところ。ちょっと傷があってずーっと痛みが取れなかったけれど、大したことはないのでそのままにしていた。そこが急に腫れてきたんだ。
前の晩、神奈川メンバーと大酒呑んで、それでも気持ちよく帰ってきたが、だんだん足の痛みがひどくなってくる。頭も熱っぽい。木曜日に朝起きたら、頭がぼ~っとして、足も普通には歩けないぐらい痛んだ。熱を計ったら、38度3分だ。こりゃ風邪を子供からうつされたかと、仕方がなく(?)会社を休んで内科に行ったよ。
内科の女医さんは、足を一目見るなり「あぁ~、これは蜂窩織炎だね。4階の皮膚科に行って!」だって。え~っ、それって1年前に左足でやったじゃない、それをきっかけに血小板数の異常を指摘されて、先週まで大学病院に通っていたのに…。来週からは地元の掛かりつけの先生のところで、経過観察になったのに…。ショック!普通はどこかに傷があって、そこから菌が入り込み蜂の巣のような形をした皮下組織が化膿する病気らしい。軽視すると、菌が内臓に回って死に至ることもあるという怖い病気。肥満の人は足に負担がかかっており、この病気が出やすいということもあるらしい。やっぱり肥満と高脂血症とドロドロ血も関係あるんだろうか…。
4Fの皮膚科の先生も女医さんだった。2Fの内科の先生はちょっと怖かったけれど、皮膚科の先生は優しげでちょっと可愛い…。何を言っているんだろうね!でもみんな自分より若い先生ばっかりで、しかも女医さんだもの、尊敬しちゃうよね!
そんなことはどうでもよく、「とにかく安静にして、毎日抗生物質の点滴してください。会社?とんでもないです。連休中は行楽の予定もお在りでしょうが、キャンセルですね!」だって。休み中も点滴はしてくれるんだって。ギャボ~、って感じだね。唇も突き出たね。(すみません、のだめネタを知らない人にはわからんね)まあウチは子供も大きいし、女房もパートが入るかもしれないというので、特に遠出の予定もなかったので別に良いんだけれど…。でも神奈川の仲間と「交通博物館→神田明神→神田藪そばツアー」を計画していたし、昔の仲間のYの実家に那珂湊の初鰹を食べに行く話しもあったんだけどな。全部だめだね。大人しくしていよう…。
というわけで父さんは、なんとみんなよりも2日も早くゴールデンウィークに突入ですよ。今日は今まで見逃した映画のDVDをいっぱい借りてきたよ。あとは読書と合唱の新曲の音取りだな。先生に「やっぱりアルコールは…」と聞いたら、最後まで言う前に「絶対ダメです!!」とキッとにらまれた。シュン!ある意味、アカデミックでかつ健康的な連休になりそうでは、あります。
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遠方より友来たる~「RUBY CAFE」

2006-04-28 | 食べ物・お酒の話
♪「RUBY CAFE」アトレ品川4F
前の神奈川の仲間で、今は愛知に赴任しているEが出張で上京するというので、その頃の仲間が集まることになった。いつものS、O嬢、Kに小岩のOも参加するとのこと。本来なら横浜あたりで集まるんだけれど、Oが小岩から接待を終わらせて駆けつけるというので品川にした。
最近良く集まるこのメンバー(会)は、元々今回上京のEとO、それにKにO嬢が定期的に「同期会」をしていたところに、いつのまにか父さんが参加したものだ。EとOが転勤で神奈川を離れ、やはり同期のTと年の近いSが転入してきて、今の「会社の未来を考えるPJT~別名:呑むは唄うは旅行にも行くは…しょっちゅう集まって憂さを晴らそう!会」に発展した。父さんだけが随分年上だが良くしてもらっていますよ!
さて本日のお店は品川の「RUBY CAFE」。創作イタリアンの店だが、本日の主賓のEがワイン好きのため、居酒屋系ではなく洋風にした。料理はコースで3,800円だからリーズナブルだし美味しかったよ。「創作」というくらいだから、ちょっと手を加えたイタリアンだね。例えば前菜にイタリア風鰹のたたきが出たり、パスタはサーモンが入った半和風だったり…。
料理は安めだが、なにせいっぱい呑むメンバーだ(というか父さんにE,O嬢が沢山呑む)。ビールを呑んで、そのあとキャンティ・クラシコ、イスラエルの赤ワイン、小岩のOが9時ごろ着いて、またキャンティを1本、あとハーパーのロックダブルを2杯…。久しぶりのオリジナルメンバー集合で楽しくヘロヘロになるまで呑んで、お勘定が45,000円!た、高い!!Sが急遽不参加で、4人+遅刻1名にしては大散財だな。女性メンバー、特にほとんど呑まない(それでもカシスオレンジぐらいは呑んでた?)Kには割勘高くて悪かったね!
でも気持ちよく呑んで、久しぶりの小岩のOの嵐のような話術と、Eの物静かながら結構過激な会話を楽しめて良かったね。その時、父さんの右足の脛がズキズキ痛み出したのも忘れて楽しんだもんなぁ。
えっ、またなんか体調に異常があったのかって?そうなんです!これが次の「一足早いゴールデンウィークの巻」につながってゆくのです。風雲急を告げる春の嵐、呑む気父さんの身にいったいなにが!?待たれ、次回!
コメント (2)
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