呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

花見の後は「ばかなべ」

2006-04-09 | 食べ物・お酒の話
♪「浜幸」(横浜市中区野毛町)~ばかなべ=馬+鹿の鍋です
会社の友人と、ちょっと遅めの「花見」をした。桜木町の掃部山公園。去年も来たけど、去年はちょうど満開で金曜の夜だったのですごい人だった。今年はピークを過ぎていたし土曜の夕方という中途半端な時間だったせいか、花見客もまばら。まあそろそろ葉桜だし、風も強くて桜吹雪に…。でも、これはこれでそれなりの風情があるね。
途中の酒屋で缶ビールやワンカップを買って小一時間、花見を楽しんだ。先週もいつもの友人達と花見散歩をやって、昼間にすきっ腹で呑んだら、その後の夜の呑み会はほとんど覚えていなかった。最近ホントに弱くなったな。だから今日はゆっくり&軽く…。なにせ本日のメインイベントは野毛の「ばかなべ」なんだから!
それでも缶ビール(ロング缶=一応「サントリーダイエット」)とワンカップ1本は呑んだよ。えっ、それだけ呑めば十分だ?まあ、確かにアペリティフとしては十分だね。
伊勢山皇大神宮でお参りして、野毛に下りていった。野毛っていつ来ても呑ん兵衛心をくすぐる街だなぁ。父さんなんか、毎日でも通いたいね!さあ「ばかなべ・浜幸」へ。
いやぁ~、これまた父さん大好きな雰囲気の店だなぁ。馬刺し(赤身、霜降り、タテガミ)、馬ヒレカツ、おたぐり(馬モツのニンニク炒め)etc、そして〆は「ばかなべ」、最後にうどんを入れて…。美味かったぁ~。「おたぐり」はホントにバカうま!シャレじゃないよ。絶対にまた来よう、他の呑み仲間も連れて来よう~っと!!

ニ次会は久々にカラオケ。父さんも結構新曲をマスターしたつもりだったけれど、やっぱり若いバンドの曲は難しいな。「粉雪」はダメだ、決まらん…。「ため息キップ」はまあまあ、これからの唄い込み次第。「桜」はSやんに取られた。でもリードボーカルはSやんに任せて、父さんは小渕役に徹しよう。ハモリなら任せてちょうだいよ!
しかしSやんは相変わらず甘い歌声、マスクも結構それ系だしやっぱりマダムキラー(古い?)のフェロモンたっぷりだね。O嬢も相変わらずマニアック、ほとんど知らんぞ!Kも相変わらずほとんど呑まずに、今日は「エロカワ・倖田」をこれでもか~っと。Kよ、そんなに仕事が辛いのか?
みんな相変わらずで何よりだな。Oよ、友達と合コンするって話し覚えている?絶対やろう!S&Yのハモリは健在なり!!
コメント (2)
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呑む気父さんの読書感想文・その20「片想い」

2006-04-09 | 本の話
片想い

文藝春秋

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♪「片想い」(東野圭吾著 文春文庫)
最近、東野圭吾好いてる父さんだな。友人Hが直木賞受賞作の「容疑者Xの献身」を貸してくれると言うので楽しみにしているが、それまでにもっと沢山同氏の小説を読んでおきたくて…。
やっぱりこの人は凄い人だ!近年これだけの話を書ける小説家って、そうはいないんじゃないかな。ミステリーや推理の要素を盛り込みながら、社会派としてその時々の「問題」を鋭く取り込んでいる。この話しは「性同一性障害」がメインだ。2001年の作品で、この小説の後にTVの「金八先生」で性同一性障害を取り上げている。いつも最先端の問題にきっちり取り組んでいる、という感じがするな。
大学時代のアメフト部の同窓会の後、主人公はかつての女子マネと再会する。しかし彼女は『男』になっていた…。アメフト部のもう一人の女子マネと結婚した主人公の夫婦関係や性同一性障害に端を発する殺人事件、アメフト部の友情や複雑な人間関係が絡んでくる。相当の長編だが一気に読めた。同氏お得意の最後の「秘密」も用意されていて、面白いし「ぐっとくる」話だったな。
また「友情は何ものにも勝る!」という結末も、決して青臭くなくおじさんの心に迫ってくる。まあ、年とともに「友情もの」や「親子もの」に弱くなってきたこともあるんだけどね…。
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