潮風に誘われて

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れんげ畑

2013年04月29日 | 農家
春~春~
春、茶色い田んぼがレンゲ畑へと姿を変えると昔を想い出します。


小学生の頃には(60年前?)レンゲ畑はそこらじゅうに在って、学校帰りには女の子は
レンゲの首飾りを作ったり、男の子はおすもうをしたりしたものです。


このレンゲは農家が毎年植えているもので、土づくりが目的だそうです。  
レンゲなどのマメ科植物の根には根粒菌という微生物が共生し、根粒菌は空気中の窒素を
取り込み、栄養分に変えて植物に供給するのだそうです。

花が満開になった時期に、栄養をため込んだレンゲを田んぼにすきこむことで、豊かな土壌
ができるとのこと。

自然の仕組みをうまく利用した人間の知恵ですね。  

近年では田植えの時期のちがいや化学肥料の普及などによるからでしょうか。
レンゲを植える農家もずいぶん減り、一面ピンクのじゅうたんを敷いたような光景は珍しい
ものとなりました。

レンゲ畑が数少なくなるのはとても寂しいですね~。

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