”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2019年02月01日 13時31分19秒 | Weblog

2月1日(金) 晴

   保身のためなら秘密保持も怠る教育者???

小学4年生の子供が父親に殺されてしまうといった何とも悲しい事件があったようだ。最近自分はボランティアで小学校の子供たちと触れ合う機会が多い。まぁいろいろな子供たちがいるけれどもどんな子供もそれぞれがかわいいと思っている。言うことを中々聞いてくれない子もいるけど、やさしく話しかけるとその訳がよくわかることがある。言われていることと違った方法を考えていることもあるのです。なるほど・・・でもそうやったらあとで○○になっちゃうよ。などと言うと理解してもらえることも多い。ほらだめだったでしょ。と言って予備の材料で作り直してもらうこともある。

そんな経験から言えば自分の子供を怒って殺してしまう父親には憤りを感じるが、それ以上に腹が立ったのは子供たちから秘密にする約束でアンケートを取り、父親の虐待を知った教育委員会が虐待を受けている子供の父親にそのコピーを渡してしまったことだ。子供たちとの約束である秘密にすると言ったことを破り、しかもそれを虐待の当事者に渡すなど普通の人間でも考えられない。その結果子供が殺されてしまうと言った最悪の事態を引き起こしてしまったようだ。更に事が公になった記者会見では父親からの抗議に恐くなって渡したなどと自分の保身を強調している。本来子供たちの盾になるべき立場の人間がすべきことではないし、まったく普通の人間でも男子たる者なら絶対にやらないことである。
まぁ普通の人でも絶対にやらないようなこと平気でやるからニュースになるのだろうけど、これでは体を張って本当にきちっと対応している多くの教育者が浮かばれない。いじめ問題、虐待問題が毎年何件も不幸な事件となって報道される昨今ではあるが、組織防衛とか自己防衛ではなくもっとまわりを巻きこんで解決していくような環境にはならないのだろうか。組織と言うのはこんな事件が起こるとアンケート自体を止めると言った方向に行きがちです。そうではなくてもっと周囲に相談できる環境を整えたり、人事考課とは関係ないものにしなければならないと思います。
小学校の現場の先生方はほんとうによくやっています。まぁそんな中で自分一人では解決できない問題も多いような気がします。でも多分同僚は自分には関係ない、上司は組織の問題にするなと自分の人事評価を気にしてもみ消そうとするのが現実のような気がします。そうならないような仕組みづくりとトップの人間性がますます重要になっているような気がします。

 

コメント
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