”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2016年03月25日 15時32分53秒 | Weblog

3月25日(金) 晴

天気は良いけど風が冷たい日が続きます。久しぶりに何も予定のない日です。こんな日は喫茶店でモーニングコーヒーを飲みながら本を読んでいるしかありません。最近精霊の守り人シリーズに始まって12国記シリーズと女流作家のファンタジー的な小説を読みふけって来た勢いで現在阿部智里さんのヤタガラズシリーズに入っている。著者は20才の大学生の時にこのシリーズで松本清張賞を受賞したとのことでどんな推理小説かと思って購入したのである。第一作の「烏に単は似合わない」を読んで、最初はヤタガラスの世界の宮廷ファンタジーのようで少女マンガの世界のような感じでした。途中から女の世界の推理小説のような感じになり最後はそれまでのストーリーからは想像のできない結末となる点で面白かった。推理小説と言うよりは守り人シリーズや12国記シリーズと類似のファンタジー活劇と言った方が良いのかもしれない。でも上橋さんや小野さんの小説同様面白い。この種の小説は最近女流作家の独壇場なのかもしれない。想像力豊かで繊細な描写が彼女達の持ち味のような気がする。
それでヤタガラスシリーズも二作目「烏は主を選ばない」に入ってしまった。比較的手軽に読めて読み出すと止まらなくなるこの種の本が最近なぜか気に入っている。もうこの年齢になってくると人としていかにあるべきか的な本より未知のファンタジー世界を見せてくれる本の方が楽しい。
と言う訳で一人静かに読みふける日となりました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする