おはようございます。生き生き箕面通信2719(160623)をお届けします。
・今日は沖縄の慰霊の日。安倍首相は「戦争隠し」で参院選を乗り切るつもりです
安倍首相の卑怯な「だましだまし」の参院選です。選挙戦は、お得意の「経済」を前面に立て、あちらこちらから都合のいい数字をひっぱり出して、私たち庶民の目をめくらましにかけます。
安倍首相は、私たちには「庶民には欠かせない就職の世話ができます。有効求人倍率はオールジャパンですべて『1』を超しました」などです。しかし、憲法の改定には、いっこうに触れません。
71年前には、6月23日(22日の説もある)に牛島満・中将が「お前たちは最後まで闘え。おれは先に自決する」といい、“勝手”に死にました。おかげで、沖縄の人びとは、そのあとも必死に戦いました。亡くなった人は、沖縄南端の「平和の礎」に刻まれた人が24万人。すべての家族で4人に1人が犠牲になりました。
戦争中の軍人も、そしていまの首相も、まったくだらしない。人は死ぬだけが能じゃないのだから、負けのときは負けとやればいいものを、自分の能力のせいで引きずり込みました。今の安倍首相も、「死地に赴くのは、お前たちが兵隊になったからだ。やられたら、やりかえせ」です。そして、「最後まで死ね」です。だから、たとえば、「尖閣諸島でやり返したら、死ぬまでやってこい」です。何も悪びれてはいません。
仮にそんなことになったら、誰かが助けてくれる。あるいは、アメリカ軍が助けてくれる。だから、なにも心配ない。「なにせ、アメリカ軍がいるのだから」。全くの甘えん坊です。日本が自分の力で守るなど、考えてもいません。安倍首相は、「アメリカ軍が日本の“用心棒”」と考えている節があります。
アメリカ政府が、「尖閣はだれの土地か不明である。そこで何が起きても、アメリカ軍が直接乗り出すには問題が多すぎる」といっても、どこ吹く風です。自分の都合のいい話しか耳に入らない。本当に、自分の都合のいい話しか耳に入らないのです。こんな安倍首相のもとで、日本の防衛はどうするのか。もう一度、沖縄をやるのか。今回の参院選は、その瀬戸際です。