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生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

2335 ・安倍晋三クンが大阪に駆けつけ、橋下徹クンを応援!?

2015-05-16 09:11:15 | 政治

おはようございます。
生き生き箕面通信2335(150516)をお届けします。

安倍晋三クンが大阪に駆けつけ、橋下徹クンを応援!?

 安倍晋三という首相が本日5月16日と17日の両日、急きょ関西を訪れ、橋下徹市長の応援演説をするのだそうです。表向きは兵庫県と和歌山県の視察という未確認情報です。

 大阪に立ち寄った際の演説はこんなものになると想像されています。安倍クンいわく、「橋下市長は、今回の大阪都構想の住民投票で反対が多数となった場合には、政治家を辞めると言っておられます。しかし、橋下市長は日本のこれからの政治を担う貴重な人材。欠くべからざる人物です。ここで、政治家橋下徹を失うのはいかにも惜しい。大阪の皆さん。大阪のために、いや、日本の未来のために、橋下さんが進めようとしている大阪都構想に賛成してもらえませんか!」

 そばに立つ橋下クンは感極まって、涙をツツーッと一筋。この猿芝居の一幕は、関西学院大学法科大学院教授だった宮武嶺・龍谷大客員教授のブログに掲載されたものです。

 かくして、大阪都構想は逆転大勝利。そのお返しは、維新の党が安倍晋三の“戦争法案”(安保法制)を支持するとともに、憲法改定にも協力するという“密約”です。安倍・橋下の茶番は、ここまで続くというのです。

 こんなチンケな二人の猿芝居によって、日本の行方が決められるなんて!

 安倍晋三という男は、5月14日夕刻に臨時閣議を開き、安保法制を閣議決定。昨日15日にはこの法案を国会に提出。19日には衆院に特別委員会を設置するという非常に忙しい日程の中ですが、橋下および維新取り込みのためにわざわざ関西に出向き、大サービスする。安倍晋三も必死です。

 庶民は、猿芝居でもお涙ちょうだいの浪花節が大好きだから、簡単にだまされる。その結果、日本の運命は……。

 先の大戦時も、マスメディアに簡単に踊らされ、「日独伊三国同盟」に熱狂し、その後も「行け、行け、支那をやっつけろ」「米英なにするものぞ」と踊り狂ったのでした。決して、軍部だけが独走したわけではなく、大衆自身が戦争を心から支持したのです。

 21世紀のいま、ふたたび同じ轍を踏もうとしています。同じ過ちを再び繰り返そうとしています。先の大戦の悲惨な記憶は薄れ、大衆自身がおかしな方向を選択しようとしています。もう為政者やマスメディアに踊らされたという言い訳は通りませんよね。自分が自分の頭で真剣に考え、将来この世に産まれてくる人たちのことも考えて、自分なりの責任で判断しているかどうかですよね。

 大阪都の住民投票は明日5月17日です。大阪都問題は、ボクが住んでいる箕面市も大いに影響が出てくるはずですが、賛成、反対の投票権があるのは大阪市民だけに限られているおかしな投票の仕方です。いまとなっては、大阪市民が敢然と大阪都構想に「反対」票を投じることを願うばかりです。



2234 ・ウソつき安倍晋三に全面同調の読売新聞

2015-05-15 09:11:00 | 政治

おはようございます。
生き生き箕面通信2234(150515)をお届けします。

・ウソつき安倍晋三に全面同調の読売新聞

 安倍政権は本日5月15日、安全保障2法案を国会に提出します。そして、会期を延長してでも「絶対に成立させる」と固い決意を表明しています。与党が圧倒的に強い勢力関係からみれば、すでに成立したも同然の状況です。

 時あたかも本日5月15日は、83年前に青年将校たちがクーデタに立ちあがり、時の犬養毅首相を殺害した「5.15事件」の日です。本日は安倍晋三という男による国民への実質クーデタが決行された日ともいえます。

 読売新聞の本日の社説は、この安倍晋三の蛮行を、「日本と世界の平和を確保するうえで、重要な前進だと評価できよう」と、べた褒めしました。そして、「政府・与党は、法案の今国会中の成立に全力を挙げるべきだ」と、援護射撃する始末。

 しかも、「憲法の平和主義や専守防衛の原則は維持されるうえ、従来の憲法解釈の法理とも整合性が取れている」と、平気でウソを吐き散らす社説です。

 ご丁寧に、結びは「『積極的平和主義』に基づき、日本が応分の役割を果たせるよう、平時から必要な装備調達や部隊編成を行い、他国軍との共同訓練を重ねておくことが大切だ」と、いつでも戦争できるよう準備を欠かすなとはっぱをかけています。

 読売新聞はいまや、戦争大好き新聞と言っても過言ではありません。

 読売新聞は70年前の敗戦時、マッカーサー率いるGHQ(連合軍総司令部)の中の諜報部門CIA(前身はOSS)と結び、資金援助などを得て日本最大部数の新聞にのし上がりました。読売新聞の中興の祖とされる正力松太郎が、CIAのコードネームを持っていたことはアメリカが公開した資料によって明らかにされています。

 CIAの強力な支援を受けて、日本最初の民間テレビ免許は読売系の日本テレビに優先的に認可されました。占領軍としても、国民世論を操作するツールとしてのテレビが必要だったのです。

 こうした歴史を経て、今でもアメリカの政策を日本国民に知らしめる役割りを果たす新聞・テレビであり続けています。読売新聞グループは、単なる政府寄りメディアではありません。筋金入りのアメリカ寄りのメディアなのです。

 朝日新聞の本日の社説は、「この一線を越えさせるな」という大見出しを立てました。本日国会に提出される安保法制の2法案を安倍政権がこの夏までに成就させると約束していることに対し、「だが、その通りに成就させるわけにはいかない」と、真正面からの闘いを宣言しました。そして、「与野党の議員に求めたい。政権ではなく国民の声を聞くことを。すべての国民の代表にふさわしい判断を下すことを」と、結びました。

 残念ながらこの社説は、国民への力強い「立ち上がれ」という呼びかけを欠いていました。幅広い層の国民が自分たちの問題として、政府の暴走を止める民主主義の力を発揮する呼びかけです。

 私たちは自分の頭で考え判断し、「アベノ・クーデタ」を草の根の力で阻止しましょう。

 


2333 ・ごまかし屋の安倍晋三クンが本日、安保法制を閣議決定

2015-05-15 06:10:46 | 政治

おはようございます。
生き生き箕面通信2333(150514)をお届けします。

・ごまかし屋の安倍晋三クンが本日、安保法制を閣議決定

 ごまかしをてんこ盛りの安保法制案を、安倍政権は本日5月14日に閣議決定し、今国会中に成立させる方針です。

 そもそものごまかしは、今回の安保法制の基礎である集団的自衛権の憲法解釈の変更ですよね。憲法9条は集団的自衛権を原則禁止していますが、安倍政権は「9条の解釈を変更する」と昨年7月1日に閣議決定し、集団的自衛権を使えると解釈して、憲法9条の骨抜きに手をつけました。

 9条は、「国権の発動たる戦争と武力の威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」としており、自国に火の粉が降りかかってきた時以外は自衛権を発動できない「専守防衛」を国是としてきました。

 ところが安倍晋三クンは、他国の戦争にも出かけて行ってドンパチやらかそうというのです。「アメリカ軍が攻撃された時、黙って見ていていいのか」「日本人を帰国させるためのアメリカ艦船が攻撃された時、守らなくていいのか」というような事例を出して、集団的自衛権を行使できるのだ、と言い張ってきました。

 安全保障問題の専門家は、「国連の安保理決議があった場合は、国際的に平和を守るため、集団的に動く場合がある」としており、国際平和を共同で実現する場合のみ警察活動的な武力の行使を可としています。

 安倍クンも最初は、やはり正面から憲法改定しようと取り組みました。まず憲法96条を改め、憲法を変える手続きを簡単にして9条自体を変えようと考えました。

 しかし、それが難しそうだと判断してからは、強引に憲法解釈を変える方向へ転換しました。これが解釈改憲というごまかしの術です。しかも、「憲法解釈の基本は変えていない」と平気でいってのける。息を吐くようにウソを吐くと言われる安倍クンの面目躍如です。

 そういえば、かつて安倍クンの留学の経歴が怪しいと言われました。10年以上前の週刊ポストが、安倍クンの南カリフォルニア大学(USC)留学について、「政治学科在籍は虚偽」(04年2月13日号)という見出しで伝えました。

 「安倍氏の公式経歴書には、南カリフォルニア大学政治学科に2年間留学したとされているが、USC広報担当者によると、政治学部に在籍したことはなく、78年の一機関服み在籍し、しかも取得した6コースのうち3つは外国人のための英語コースで、政治学は含まれていない」としています。2年間などとんでもない。1年間も在籍していないのです。学歴もごまかしなのです。

 安倍クンは、都合の悪いことには答えようとしません。集団的自衛権と憲法9条との整合性についても、答えをはぐらかしまともに答えたことはありません。

 安倍クンは、一昨年の衆院選でも、昨年の参院選でも、集団的自衛権の憲法解釈を変更するなどという公約はしていません。そこはごまかしておいて、政権を担うことになると、選挙に勝ったのだから、「白紙委任された」かのごとく、勝手に振る舞っています。

 これまでの安全保障関係10法案を10把ひとからげにして「平和安全法制整備法」というふざけた名の恒久法案とし、さらに新たに「国際平和支援法」なる戦争法案を成立させる。

 これは、安倍晋三という名の男によるクーデタに匹敵する所業です。



2332 ・大阪都構想は「知事独裁体制」をめざすもの。百害あって一利なし

2015-05-14 10:25:36 | 政治

おわび*昨日送信したと思っていましたが、送信できていませんでした。遅ればせながら改めて送信します。

おはようございます。
生き生き箕面通信2332(150513)をお届けします。

大阪都構想は「知事独裁体制」をめざすもの。百害あって一利なし

 橋下徹氏主導の「大阪都構想」なるものへの住民投票は、5月17日だから、本日5月13日を含め5日後に迫ってきました。各種世論調査では、「反対」が「賛成」をわずかながら上回っており、少し安心しています。

 しかし、まだ態度を決めかねている人も少なくなく、「橋下氏への人気投票」の様相が強まれば、結果は予断を許しません。大阪市民にはぜひ、「反対」の決断をしていただきたいものです。都構想なるいかがわしい案に反対し、自治を守ることが、地方の時代には欠かせないと思うのです。

 都構想は、何がメリットなのか、いまだに明らかではありません。橋下氏は、「二重行政が解消される。2700億円のメリットがある」と強調しています。

 しかし、二重行政の解消策なら、知事と市長が主導して調整すればよい。現在なら、松井・大阪府知事と橋下・大阪市長が主導して調整すればいいだけの話です。現在、調整しなければならないほどの喫緊の課題が何かあるのか、ぜんぜん明らかではありません。

 「2700億円のメリット」については、都構想推進派が総額の数字だけを独り歩きさせており、その中身についてはほとんど説明しておりません。だからほかにさまざまな数字も出されて混乱しています。

 橋下氏がまだ知事の時、道路計画で大阪市域への接続がうまく進まなかったことがあったそうです。自分が大阪市域にも権限を振るえる知事であったら、一気に押し切れるのにと、ほぞを噛んだようです。

 つまり、大阪市の特別権限を奪い取って「知事独裁体制」を築くのが、都構想なるものの真の狙いといえます。橋下氏が「大阪都」の知事になった場合、さまざまな文化事業を切り捨て、そこで浮かしたカネで、例えば「カジノ」を建設する基盤を造る。大阪をマカオやラスベガスなどに次ぐ世界有数のギャンブル都市とし、博打の賭け金などのあがりで潤そうという魂胆なのでしょうか。

 教育は、ただ点数を上げることに血道をあげ、君が代・日の丸を押し付ける。教科書は、育鵬社版を押し付け、間違った歴史教育を子どもたちに与える。

 いずれにしろ、「橋下独裁体制」を築くのが真の狙いです。こんな百害あって一利なしの「都構想」は木端微塵にぶっつぶし、橋下氏をも政界からも追放の刑に処したいものです。もし、都構想が認められると、安倍内閣と手を組んで「大阪都」のための法案改定に当たります。引きかえに、安倍政権の安保法制成立はもちろん、憲法改定にも維新の会は賛成する”密約”です。危ない、危ない。

 

大阪市民の賢明な判断を期待します。



2331 ・安倍首相には、精神の看護が必要です

2015-05-12 10:57:19 | 政治

おはようございます。
生き生き箕面通信2331(150512)をお届けします。

・安倍首相には、精神の看護が必要です

 本日5月12日は看護の日。195年前にフローレンス・ナイチンゲールが生まれた日です。彼女は、英国人の両親がイタリア旅行中にフィレンツェ(英語読みはフローレンス)で生まれたのだそうです。

 恵まれた家庭で育ったフローレンスは、フランス語、ギリシャ語、イタリア語に通じ、ラテン語で哲学も学んだ。数学、天文学、統計学、歴史、美術、音楽にも造詣が深く、いわばスーパーウーマン。

 それが、恵まれない人の境遇に思いをいたすようになり、クリミア戦争では負傷兵の看護にあたるようになる。さまざまな障害を乗り越えて、劣悪だった看護の実態を改善し、やがて「クリミアの天使」「看護の天使」と呼ばれるようになった。名実ともに、「近代看護教育の母」と呼ばれるにふさわしい実績を残しました。

 ところで、わが安倍首相は、戦争放棄を定めた憲法を忌み嫌い、なんとか新しい憲法に書き替えようと頭を絞っています。まず緊急事態条項などを入れる「お試し改憲」で、人々のアレルギーを取り除き、本命の9条骨抜き改憲をしようと動き出しました。狂気の沙汰です。

 9条改憲ができなくても、事実上の改憲を意味する「集団的自衛権の行使容認」を決めました。それを実際に可能にする法整備のため、今国会の会期を大幅に延長してでも、あるいは強行採決してでも、成立させるハラです。

 そして、アメリカ軍について世界中どこへでも出かけて戦争をする。戦争は、大企業には儲かる事業です。最近は自慢だったアベノミクスを宣伝しなくなりましたが、経済活況のために戦争経済も辞さない考えです。狂っているとしか言いようがありません。

 日本国は、格差があまりにも酷くなり、結婚もできない若者が増えています。ようやく結婚して子どもを授かっても、その子どもには貧困にあえぐ運命が待ちかまえています。

 日本国はいま、明らかに病んでいます。安倍首相には、自らが病ました日本国を看護して、健全な姿に戻す責務があるはずです。

 といったところで、彼は理解できないでしょう。彼は精神を病んでいるように見えます。彼自身が看護を要する状態です。彼は、ナイチンゲールが残した言葉、「看護とは美しい花をまき散らす者ではなく、苦悩する者のために戦う者である」という言葉を理解できるでしょうか。「苦悩する者のために戦う者」という言葉を行動で示すことができるでしょうか。