こんばんは。生き生き箕面通信161119(2809)をお届けします。
・トランプ氏との面会に喜び勇んでいく安倍首相と、クギを刺すメルケル・ドイツ首相
なぜ、日本の首相を選んで持ち上げようとしたのか、それは外交音痴のトランプ氏にとってちょうどいいお相手だったからにすぎないようです。90分のうち握手や知り合いの紹介、そしてゴルフの交換などで、アッという間に過ぎ去りました。
ゆっくりと、じっくりと話をすることができたという安倍首相。近づく距離があって、たいへん重要だったそうです。しかし、本当にTPP(環太平洋経済連携協定)は、何かつかんだのでしょうか。結局は、何も取らずにただ「ニコニコ」していただけ。
ドイツのメルケル首相は、「民主主義や自由、そして出身、肌の色、宗教、性別、性的指向や政治的姿勢にかかわらず、人間の権利と尊厳を尊重するというものです。この価値を前提に、私はトランプ氏と緊密に協力していきます。
つまり、差別的で人権を軽視するようなことがあれば、大統領になったあともつづけるのであれば、トランプ氏に協力しないとクギを刺したのだ。
もうひとつ、米国とドイツが取り組むべき課題として「気候変動(地球温暖化)への対策」を上げた。これもパリ協定からの撤退を公害していることへのけん制です。
こうしたことは、これまでにトランプ氏が自分の“うねり”として挙げてきたものです。しかし、本当にそれを実現するつもりがあるのでしょうか。
メルケル氏は、こうしたことに対してきちんと手を打ってこそ、世界の指導者として名をなすものといえるとしています。安倍首相のこのなんともだらしのないやり方は、世界から名をそこなわせるものといえます。
FBで紹介してあった動画です、わかりやすい!