お早うございます。
生き生き箕面通信2042(140727)をお届けします。
・アメリカを悩ます日本のイスラエル化
安倍晋三という男は、アメリカのオバマという大統領から毛嫌いされていると伝えられています。もちろん、外交上のカメラ撮りの場面ではにこやかに握手するシーンが演出されますが、オバマ氏ができるだけ安倍氏と顔を合わせないようにしているのは明白です。
なぜ、そんなに毛嫌いされるのか。
一言でいえば、協調性の欠如がはなはだしい、という印象を与えているためでしょう。
アメリカの外交戦略は、太平洋へのりバランス政策であると表明し、環太平洋の国々と関係を強化しようとしています。アメリカの国力が衰退へ向かい始めたと評される一方、中国はまだ成長し続けると見られています。
アメリカは、中国とは経済的には極めて深い関係を結んでいます。しかし、政治的には太平洋を二分しかねない中国の勢いに強い警戒感を持っています。
ただ、東アジアで面倒は起こしてほしくない。ところが、安倍氏は何かと中国を刺激し、面倒を起こしかねない警戒水域に入っています。
中国を警戒するアメリカは、日本が韓国と仲良くしてほしいが、こちらも一向にこじれが直らない。
ウクライナ問題などでロシアへの制裁を強化しなければならないかも知れないとき、日本はロシアのプーチン大統領と”蜜月関係”を誇示するかのような振る舞いです。オバマ氏にしてみれば、「安倍は何を考えているんだ。いいかげんにしろ」というところでしょう。
日本は何もアメリカのいいなり、オバマ氏のいいなりになる必要はありません。独自の日本外交があってしかるべきです。
しかし、自由主義を信奉するグループの国としてあり続けるつもりなら、同じ陣営でのそれなりの協調性が求められるのも当然です。
オバマ氏にとって頭が痛いのは、ガザに侵攻したイスラエル・ネタニヤフ首相の行動です。ネタニヤフ首相は、アメリカにとって、「厄介な同盟者」となっています。そして、日本もそう受け取られつつあります。日本のイスラエル化です。
こうした外交を進める安倍という男の精神構造を推測すると、わがままな自己陶酔性、ナルシズムと分析できます。もっと簡単に言えば、幼児性とでも申しましょうか。
国会答弁でも、自分に不利な質問に対しては徹底してはぐらかし、まともに答えようとしません。繰り返し質問されても、はぐらかしを何度でも繰り返します。嫌われるはずです。
逆なんだよな。
フィリピンやベトナムの例でも分かるように、中国が
何かと刺激を求めているのだ。安倍はそれへの対応
にすぎない。
尖閣国有化も国内問題であって、中国にイチャモンつけられて中国を刺激するなとか、馬鹿じゃかか。
中国の膨張政策については何も言わず、中国に逆らうようなこといえば、中国様を刺激するなと・・・・
安倍は戦後レジームから脱却、つまり戦後押し付けられた歴史認識、日本=侵略者、悪玉、この歴史認識からの脱却を狙った(腰折れだったが)、これがアメリカ、並びに、GHQの衣鉢を受けつぐ左翼(社民や共産)の逆鱗に触れたわけだ。
ネタニヤフ首相のイスラエルが ナチス化。
日本の イスラエル化。
安倍の日本の 大東亜・東条(-岸)化。
併行していますね。日本に民主主義と最小限の理性の勇気ある回復を願う。
戦後、戦勝国から植え付けられた、戦前日本=悪玉論
からちっとも卒業してなぃ
もっと勉強してみなさぃ
物事は、時代、立場、見方でどうにでも変わるんですよ。
戦前は鬼畜英米、が標語だったのが、アメリカの傘の下に、ですか。
アメリカの小学生みたいに、立場を交換してディベートする練習でもしたほうがよくないですか。