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生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

2135 ・漂流するアメリカ――機能不全のオバマ大統領

2014-10-28 09:27:47 | 政治

お早うございます。
生き生き箕面通信2135(141028)をお届けします。

・漂流するアメリカ――機能不全のオバマ大統領

 アメリカ上下両院議会の中間選挙が1週間後の11月4日(火)に迫ってきました。選挙となれば、いずこも同じ、相手陣営を必要以上に攻撃します。だから、妥協が成立しない。

 とりわけオバマ大統領の外交政策がやり玉にあがり、シリアやアフガン、あるいはウクライナ情勢などへの対応策が「なってない!」と、共和党側からケチョンケチョンにけなされています。

 国内の経済政策は相当うまくいっているのですが、それでもオバマさんが就任当初から力を入れてきた国民皆保険制度の導入など「オバマケア」はあまり人気がないそうです。

 足元の民主党の候補ですら、「大統領と同じ考えではない」と、オバマ離れが目立つとか。

 つまり、アメリカ国内では、まともな議論が成り立たないというきわめて深刻な状況が出てきたというのです。

 人口動態の変化によって、ヒスパニックなどを中心に若い世代は同性婚などにより寛容となるのに対し、従来からの「良きアメリカ」を大事にある保守層、とりわけ共和党支持者はより一層右に移行。

 この状況を、メディアはより過激な表現で取りあげるから、ますます対話が不能になる。メディアの視聴率稼ぎ等に代表される無責任な商業主義が、世の中を一層ギスギスしたものにさせている。

 アメリカの先行きが心配なのは、選挙後です。選挙が終わった後も、ねじれが解消するめどはまったく立っていません。アメリカ政治の機能不全は、むしろ拡大する形で続きそうなことです。

 立場の違いはあってもなんとか折り合いがつくよう建設的な議論を成り立たせることが、民主主義の基本ですよね。ところが、民主主義の守護神を自認していたアメリカで、建設的議論がこころもとなくなっている。ゆゆしきことです。

 しかし、振り返ってみると、日本でも建設的議論はほとんど見られなくなりました。いや、以前からすでに不毛な議論ばかりだったといえるほどです。国会論戦では、野党は言うだけ。政権党は適当にあしらって、「ハイ、採決」。数が多いから、「成立しました」。少数意見など一顧だにしない。数の横暴。現在では、「安倍暴走車」といわれるゆえんです。

 考えてみれば、世界中が建設的議論をうまく成り立たせることができず、漂流状態です。とりわけ国連の機能不全は、いまではそれが常態化して、改善しようとする努力すら目立ちません。

 その間にも、世界の矛盾はあちこちにほころびとなって表われています。危険です。最近の得体の知れない病原菌騒ぎ、エボラ出血熱などに対しても、あやしい陰謀説がささやかれています。

 この趨勢が続くと、平和な世界にたどり着く前に、ドンパチが始まりそうです。アメリカの国内に落ち着きが取り戻せなければ、話し合いで和平を確実にすることは困難です。

 せめて日本では、話し合いでまともな道を進む実績をつくりたいものですが、それは私たち一人一人の日常のありようにかかっているといえます。漂流する世界は、どこにたどりつくのでしょうか。

 


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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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21世紀の世界の劣化の端緒は? (まともさ)
2014-10-28 11:33:27
やはり、ブッシュ・息子の8年にわたる世界に災厄をもたらした暴政によるものでしょう。それにしても、ケリー候補はダラシがなかった。

米国共和党に、日本の自民(もちろん安倍を含む)がほんとうは同調している。
Obamaの米国へ、「最後の期待」---TPPはやめてくれ。
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