おはようございます。
生き生き箕面通信2072(140826)をお届けします。
・「安倍さまさま」の共産党――持ちつ持たれつの”自共対決”
共産党の党勢が急伸しているそうです。「5100人が新たに党員に加わった。『しんぶん赤旗』は1万2千部増えた」と、かくかくたる“戦果”が報告されました。今月8月3日に開かれた共産党の幹部会での報告です。
世論調査での政党支持率でも、民主党に並ぶ勢いという結果が見られます。
これは、安倍・自民党の暴走が余りにも酷く、「このままでは日本が危ない」と危機感を募らせる人が急増しているからです。「志位和夫・委員長は、安倍晋三の方に足を向けて寝られねえべ」と陰口をたたかれるほどです。
安倍暴走車の前にたちはだかる野党が見あたらない。安倍政権の暴走に対する不満を充分に受け止めてくれる野党が見当たらない結果が、共産党を浮上させているといえます。
この野党状況に対する最大の責任があるのは、言わずと知れた民主党ですよね。反動の極致とも言うべき安倍政権に対して、民主党は鋭い反撃を加えないどころか、自分が進むべき方向すら定かにできず、相変わらずもたもたと党内調整に手間取っています。
その意味では共産党を利しているのは、自民党ばかりでなく民主党も大いに貢献しているわけです。自民、民主の二つの政党が共に共産党の党勢拡大に手を貸しているといわなければならない政治状況です。
これは由々しきことです。この政治状況が固定化する可能性が強まっているからです。
自民党にとっては、共産党が少数野党でとどまってくれている限り、安心です。むしろ、世論の不満を代弁してくれるいわゆる”ガス抜き”には、極めて都合がいい。
共産党にしても、「オレは正しい」と、非妥協的正論を振り回していればいいのだから、万年野党は居心地がいい。
そして国政選挙では、共産党が独自候補を立てて野党が分断されれば、小選挙区制の下では自民党にはもっけの幸いです。
野党は、少数の政党が乱立し、勝手に「オレが、オレが」とごまめの争い。少数でも協力して「オリーブの木」を育てる気になればまだ展望は開けるのですが、その協力が……。
かくして「安倍さまさま」の共産党がそこそこ勢いがあり、しかし政権は遠くて手が届かず、自民党の独走を許す役割を果たす。自共の奇妙な協力関係。
こうした政治状況を許しているのも、最終的には私たち有権者です。有権者がきちんと声を上げないために、安倍政権は「オレたちがやることは、世論の支持を得ている」と広言する状態を許しています。
今後もしばらく、自共の共闘政治が続くのでしょうか。
」*お知らせ
私たち「生活フォーラム関西」は、生活の党の小沢一郎氏を大阪に招き、「小沢一郎が語る世界の中の日本と政権交代への道のり」をテーマに講演会を開きます。ぜひご参加のお申し込みをお願いします。要領は次の通りです。
・開催日時 : 9月13日(土)午後6時半から
・開催場所 : 北区区民センター(関西テレビ北隣り)
・アクセス : JR「天満駅」、地下鉄堺筋線「扇町駅」すぐ
・資料代 : 500円
・申し込み先 : (メール) info@mei-getsu.com
(Fax ) 06-6720-8051
(Tel) 090-8467-8877(山岸)
・主 催 : 生活フォーラム関西
(代表世話人・前衆院議員 渡辺義彦)
少なくとも、この20年の日本の政治の中で、各政党、政治家一人一人の評価をしたあとで、共産党はケシカラン、というべきだと思います。
次のような事を言われています。
<<< 「安倍さまさま」の共産党――持ちつ持たれつの”自共対決” 自共の奇妙な協力関係。 自共の共闘政治。
実に党派的なコメント、グチに聞こえます。
共産党の党員とか支援者から「怒り」の声が聴こえない、とか、有効な怒りの声になっていないとか、諦めが早いとか、物分かりが良すぎるとか、幹部の指示待ち(これは多分、公明党の性向でもありましょうか)の傾向があるとか---。
私は、中選挙区・選挙制度の方が良かった、と思っています。たとえ「決められない日本の政治」でも、この10数年の政治より活気が有って民意を反映していたと思います。アメリカなどの真似をして二大政党などを目指したのが間違いの元でした。
自民-社公民-社会党左派-共産党 懐かしいです。
自民(4大派閥+無派閥)-社公民-社党左派-共産党
開明的な大臣に正義感のある大臣。シャープな論客。
策士。アンチ共産-公民 氏。そして、労組。
懐かしいです。
共産党サンの健闘は地域で地道に運動を継続して勢力を維持しているからではないでしょうか。地方議会では文字通り「大選挙区制」になりますから。
種々申して気に障られたかと思います。寛恕下さい。
西は池田市に接し、ずっと東の方に。旧、外大の向こうには彩都とか。北へトンネルをくぐって不死王、伏尾へ。平日の箕面公園の行楽客も多いように思いました。
笹川一族が多いと聴きます(ボートですからね)。一方、旧、外大から中島岳志氏、高橋和夫(放送大)が出られるなど、民度、レベルの高い方の都市だと思います。箕面通信さんも多分、北摂に拡げて尽力されていることを拝察しています。
若年落下傘市長が居座ったのも魅力のある都市だったからでしょう。利権政治屋に距離を置いて、善政を心してほしいものです。
しかし、将来の箕面市民のことを慮るということはないでしょう。
市長として実績をあげるのに税金を使い、あとは国政に躍り出るための踏み台にするだけ、ですね。
後ろにはヒモがついてるから開発優先。ともかくも、目立つことが大切なのです、彼には。資金は税金です!
対抗馬がないのが致命的です!
パブコメも出し、苦情もいい、情報開示請求もしてますが、いかんせん微力です。市職員は、そういう市民を敵視します。賢い人たちも、自分では行動されませんね。選挙でも、旧村民は棄権しないから、その利益代表者は当選します。
国政もいらつきますが、身近な市政も、どうにもできない無力さを感じる今日この頃です。