生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

1859 ・序盤の形勢を見て、優勢候補に一本化を

2014-01-24 08:08:23 | 政治

おはようございます。
生き生き箕面通信1859(140124)をお届けします。

・序盤の形成を見て、優勢候補に一本化を

 一本化の努力をなお求めます。間もなく序盤の形成がメディアを賑わすでしょう。その際、細川、宇都宮両候補とその陣営は主な幹部が話し合い、どちらか優勢な候補へ一本化を図っていただきたい。いわゆる”ウルトラC”です。*古い言葉でごめんなさい。

 ともかく、一本化すべきではないでしょうか。脱原発社会への大きな一歩を踏み出すためであり、同時に安倍暴走政権にブレーキをかけるためです。そして、未来の新しい扉を開くきっかけをつかみましょう。みすみす舛添候補に勝ちを譲ることはないですよ。

 このまま安倍という男に暴走を許しては、次の世代の人たちに申し訳が立ちません。安倍暴走車を止めるためなら、どちらかが譲ることなどできないわけがないですよね。

 譲ることになる陣営には当然、混乱が起きるでしょう。脱落者も出ると思われます。しかし、新しい未来を拓くためには、多少の混乱はつきもの。その混乱を乗り越える苦痛も、民主主義社会を作るための陣痛と、覚悟を決める。

 どちらでもいい。勝ちが見込める候補に一本化を図る。お願いします。このまま突っ走れば、舛添当選です。序盤では、先頭を走るのは舛添馬。細川候補が二番手、宇都宮候補は三番手という情勢報道が流されます。だから、レースのシナリオは、舛添馬が逃げ切れるか、細川馬が逆転するかに、絞られる展開にされます。

 闘いの目標は、安倍という男に痛打を浴びせて、できれば安倍内閣打倒への足掛かりをつかむことです。東京都知事選挙は、そうした歴史的な意味合いを帯びてきています。

 今回の都知事選で心配は、またぞろ「不正選挙」が行われるのではないか、という懸念です。現在の国家権力側は、「何が何でも勝つ」と異常な決意を固めているようです。だから、勝つためには、不正な手もいとわない。

 まず繰り出す手は、「世論誘導」。序盤から「トップは舛添。先行逃げ切りか」を流す。世間の頭に、「やはりそうか」という予断を刷り込む。こうした日のために、かねてからカネや情報を流してやる手法で囲い込んでいた「御用コメンテーター」を動員する。コメンテーターは、「バランスのとれた公約が、有権者の支持を得ているようですね」などと、したり顔でコメントする。返す刀で、「国政選挙でもないのに原発一本やりでは、有権者に違和感がありますよ」と、細川、宇都宮陣営を批判する。

 舛添候補を当選させるシナリオはできており、その”謀略”が粛々と動き始めています。その端的な現れは、読売新聞が本日1月24日朝刊に掲載した藤田和之という社会部長の署名入りコラム(二面)です。細川・小泉氏の名を挙げ、「『脱原発が最大の争点』と位置づけたことで、原発などエネルギー問題が都政の最も喫緊の課題であるかのように見えるが、果たしてそうだろうか」と、疑問を投げかけました。これは、明らかに原発を争点から外す狙いです。同時に、明らかな細川バッシングです。中立の報道を自らの看板に掲げておきながら、やることは偏りまくっています。

 読売新聞という御用メディアが、原発外しの路線を敷けば、後に続く御用コメンテーターは「仕事がやりやすい」。尾ひれはひれをつけて、細川、宇都宮叩きができます。

 こうした偏った選挙報道で有権者を誘導し、めでたく升添候補を当選に導く。それでも危なそうなら、いよいよ“奥の手”の不正ソフトのお出まし。ムサシという名の不正集計企業のソフトを出動させ、開票作業で必ず「舛添勝利」の結果が出るように操作する。

 私たちは、国家権力が舛添候補を勝たせるために、どんな手を繰り出してくるか、よ~く監視しておく必要があります。