おはようございます。
生き生き箕面通信1839(140104)をお届けします。
・日本を周りの国とのケンカに巻き込でいるのは、安倍というつまらん男です
安倍という男が、靖国神社参拝などという"個人的な趣味"にこだわり、その結果、周辺諸国とケンカ状態になっています。中国や韓国などは、「参拝してくださるな」と強く要請してきました。しかし、その強い要請を蹴飛ばして、そそくさと参拝しました。
アメリカのオバマ大統領は、わざわざケリー国務長官とヘーゲル国防長官の二人を訪日させ、千鳥が淵の国立戦没者墓苑に参拝させました。両長官をそろって派遣するのは、極めて異例のことです。それだけオバマ氏には、「アベの靖国参拝阻止」に強い思いがあったといえます。「近隣諸国ともめてくださるな。仲良くしてくださいよ。そのためには、靖国参拝はダメですよ。参拝するなら、国立の戦没者墓苑があるではないですか」と。
しかし、安倍という男は、そオバマ・メッセージをも蹴飛ばして、靖国への参拝をやってのけました。
そもそも、靖国参拝は、天皇もやめたいわくつきのものです。靖国神社が、A級戦犯を祀っているからです。
A級戦犯合祀は、東京裁判に表された内容を含め戦後秩序をひっくり返すことを意味します。安倍という男が狙ったのも、戦勝国側が一方的に決めた戦後秩序を否定し、日本には日本の立場あるということを認めさせたい。それこそが、「日本を取り戻す」ことだったのです。
戦後秩序をリードしてきたアメリカも、それを否定されては黙っているわけにはいかず、今回は異例の安倍参拝非難の声明を出しました。
安倍という男にとってみれば、辺野古の埋め立て承認を沖縄県知事から得て普天間問題を動き出させた”功績”で、アメリカも黙認してくれると読んだのでしょう。ところが、声明を出されて、安倍氏は「困った」というところだと思います。
朝日新聞の本日1月4日の社説は、「それでも対話を重ねよう」と、近隣外交の重要さを訴えました。
社説は、「(日中、日韓の)冷え切った関係は、年末の安倍首相の靖国神社参拝で決定的になった。北東アジアにとって実に寒々しい年が明けた」と記しました。そして、「靖国参拝の代償は高くつくだろう。それでも日本は、近隣諸国との対話が芽生えるよう努めることで挽回を図るしかない」と、結んでいます。
ともかく、安倍という男さん、日本を周辺諸国とのケンカに巻き込むのはやめて下さい。あなたの個人的なこだわりに、私たちを巻き込むのはおやめ下さい。あなたに白紙委任したわけではありません。オレは何でもできるなどと思い上がっていれば、いつかタカ転びに転びますよ。