おはようございます。
生き生き箕面通信1844(140109)をお届けします。
・「辺野古移設中止を」とノーム・チョムスキー氏ら海外識者29人が声明へ
沖縄の琉球新報が昨日1月8日、次のような記事を掲載しました。内容は辺野古への移設中止をはじめ、普天間米軍基地の即時返還を求めるものです。
沖縄では、10日後の1月19日(日)に、辺野古がある名護市の市長選挙が投開票日を迎えます。辺野古移設反対を明確に掲げる稲嶺進・現市長。ぜひとも、再び勝利させる必要があります。
稲嶺氏の勝利は、辺野古への移設にストップをかける大きな力になるばかりでなく、安倍政権へ「アベはノー」を突きつけることを意味します。
琉球新報記事の引用開始
「米国やカナダ、オーストラリアほかヨーロッパの世界的に著名な有識者や文化人のグループが8日午前(米国時間7日)、「沖縄への新たな基地建設に反対し、平和と尊厳、人権、環境保護のために闘う県民を支持する」との声明を発表する。声明には名護市辺野古への普天間飛行場の移設中止と、同飛行場の即時返還の主張を明記する。
呼び掛け人には言語学者のノーム・チョムスキー氏や、アカデミー賞受賞の映画監督オリバー・ストーン氏、北アイルランド紛争の解決に尽力したノーベル平和賞受賞のマイレッド・マグワイア氏ら29人が名を連ねた。普天間問題について、世界的な識者らが連名で声明を発表するのは異例だ。
ノーム・チョムスキー氏
オリバー・ストーン氏
ジョン・ダワー氏(マサチューセッツ工科大HPより)
呼び掛け人はほかに終戦直後の日本の民主化に焦点を当てた「敗北を抱きしめて」でピュリツァー賞を受賞した歴史学者ジョン・ダワー氏、アカデミー賞受賞映画監督のマイケル・ムーア氏、国連のパレスチナ問題特別報告者でプリンストン大名誉教授のリチャード・フォーク氏、琉球新報社の池宮城秀意記念賞を受賞したガバン・マコーマック氏、ジャーナリストで「ショック・ドクトリン」著者のナオミ・クライン氏らが名を連ねる。
声明文は、安倍晋三首相の求めに応じ、仲井真弘多知事が普天間飛行場の辺野古移設に向けた埋め立てを承認したことに対し「人間と環境を犠牲にして沖縄の軍事植民地状態を深化し拡大させるための取り決めに反対する」と表明する。
辺野古移設について、近年の県民世論調査で7~9割が反対していることに触れ、県外移設を公約に掲げた知事が埋め立てを承認したことを「県民の民意を反映したものではない」と指摘、「県民に対する裏切り」と批判する。普天間飛行場について「終戦後返還されるべきだった」と述べ、普天間の返還について「条件がつくことは本来的に許されない」と主張する。
米平和団体アメリカンフレンズ奉仕委員会のジョセフ・ガーソン氏は声明の目的について、「沖縄の約70年にもおよぶ軍事植民地化を終わらせ、自らの尊厳と人権を守り、平和と環境保護を確保するための非暴力運動への国際的支援を集める」と述べている」
<声明全文>(PDFファイル158KB)
以上、引用終わり
稲嶺進氏の勝利のためにできることはすべてやり尽くし、圧倒的多数で勝利を得たいものです。そして、安倍という男に、強烈アッパーカットの正月プレゼントを食らわせて差し上げたいものです。