生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信551 ・菅新政権に期待すること

2010-06-06 07:39:35 | 日記
お早うございます。「沖縄の夏空を突き上げるこぶし雲」
生き生き箕面通信551(100606)をお届けします。

・菅新政権に期待すること
 「この国の形」として、「日本は世界の平和実現に貢献する国である」と世界に向かって宣言し、これを「国是」として国の総力をあげて取り組んでいただきたい、と望みます。

 そのために、経済力を回復する必要があります。しかし、なによりこの「国是」を、まず「国是」とすることについて国民に説明し、了承してもらう粘り強い説得活動からはじめてもらいたい。

 もちろん国民の生活が第一です。いまは多くの企業が厳しい経営を迫られ、国民生活の根幹をなす「雇用」が不安定になり、社会全体に不安が広がっています。だから、経済に活気を取り戻す施策が猶予のない課題であることはいうまでもありません。

 社会の基盤を安定させるために、雇用を確保することが欠かせません。そのためには、日本の雇用を支えている中小企業が元気に経営を続けられる施策を最重要政策として早急に実施する。そうした元気な日本をめざすためは、平和が続くことが大前提です。日本の平和が続くためには、東アジアの平和と安定が不可欠であり、世界の平和を実現する必要があります。

 21世紀は、世界に平和をもたらす努力を傾ける世紀。あと90年の間に、時間はかかるけれども「地球を平和な星に」しましょう。

 日本にアメリカの軍事基地はいりません。沖縄から、普天間からアメリカの軍事基地は撤退していただきましょう。望まれた政権交代の真の意味は、「この国の形」として日本の安全保障をどう考え、実現するかを、根本から考え直すことのはずです。あさって発足する菅政権には、課せられた真の歴史的使命を認識してもらいたいと期待しています。

 もっとも、伝えられる岡田外相、北沢防衛相の留任は、「辺野古への移設に突き進む」という新内閣の意思表示なのでしょう。

 マスメディアが伝えるのは、7月の参院選、9月の民主党代表選、11月には沖縄の県知事選とオバマ大統領来日が予定される日程に中で、政府はどうしても辺野古へアメリカのための新しい基地を日本人の税金で建設する、それが菅さんの基本方針だ、ということです。私たちは、何を考え何をすべきでしょうか。