いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

南洲顕彰館

2005年07月12日 06時23分12秒 | 日本事情
南州軍墓群の前に、南洲顕彰館に行く。

西郷の一生を説明・展示したもの。 西郷の人生のエピソードがわかる。 しかし、西郷の「本質」は全然わからない。

気づいた点は西郷の名をあげた最初の仕事は蛤御門の変での薩軍の指揮。30半ば。それまで、1度ならず島流しに逢い、組織の中で研鑚したのではなく、一人孤独に修行していたらしい。そういう組織なれしていない人物が蛤御門の変で軍という組織を指揮できたのか不思議。 まあ、実務能力というよりカリスマ性のせいなのだろう。それにしても、一人で修行していて、戦争の仕方はどうやって学んだのだろう?座学からなのだろうか?

まあ、いづれにせよ、よくわからん、西郷南洲。


西郷軍は鹿児島の城山で全滅した。
その城山での西郷軍の遺留品の展示。その中に 竹雀 の火薬入れがあった。
戊辰戦争で仙台兵からふんだくったものだろうか? それとも薩摩の友好藩の宇和島藩からのものか?
撮影禁止だったけど、許してケロ。