第一章
摩訶般若波羅蜜多心経
大般若波羅蜜多経は600巻もの膨大な経だったらしい。
よほどの変人か物好きかマニアでないと読まない。
ほとんどの人が読まない経など、役に立たない。
役に立たないモノは存在の意味さえ危うい。
他人事じゃない。
ワシだって、役に立つのか・・・不安だぁ。
だが、不安を続ける根性は無い・・・。
そこで玄奘は考えた。
誰でもは無理かもしれないが(字が読めない人もいる)
多くの人が大般若経の智恵を使って欲しい。
それには、短くすることだ。
長けりゃいいって、ものじゃない。
玄奘には短小コンプレックスが無かったのだ。
ビバ!短小!
玄奘だけじゃない。
大般若経を短小にした優れた人達は幾人もいる。
チベット訳の心経もある。
中国訳も幾つかある。
(漢訳の一つに玄奘訳がある)
日本で一般的に知られているのが玄奘訳の心経なのだ。
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