午後からは能(慶祝能)。
「通小町」という。
ワシは能の面白さがわからない。
眠くなる・・・。
人間国宝さんに申し訳ない・・・。
(観世流 片山九郎右衛門)
ところが右隣の和子先生が言った。
「今日の能は素晴らしい迫力だわ」
ワシには迫力がわからない。
和子先生は龍村家で子供の頃から能を習わされたという。
そして、駐米して日本の伝統芸能を紹介する仕事をしていた。
能、歌舞伎、文楽等をアメリカに紹介したのは和子先生なのだ。
後でわかったことがある。
人間国宝さんが体調不良で舞台に立てなくなった。
息子さん(だと思う)が急遽代役をした。
人間国宝の代役だ。
その為、とても「氣」を込めて演じていたらしい。
誰も知らない事だった。
和子先生の感想は凄いとしかいいようがない。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)