第七章(11)
是故空中無色 無受想行識
ワシ的訳。
(第六章からの続きの言葉)
「このように仕組みはイイカゲンだからよ、
この世の出来事に、こだわる事ぁねぇぜ。
自分の心や行いだって、イイカゲンなんだぜ。
失敗や間違いなんて当たり前なんだ。
そんな事にも、こだわらなくて大丈夫だぁ。
苦しみや病だって、こだわるなよ。
大丈夫。何とかなるぜ」
ブッちゃんは衆生達を安心させる為に伝法をしている。
そして、実際に楽になる方法を説法しているのだ。
その大きな鍵が「無(こだわるなよ)」だ。
「空」が仕組みの説明。
「無」が実践方法だ。
この世自体もイイカゲンなのだが、
この世を認識する自分側の感覚や心や考えもアイマイなのだ。
そのイイカゲンは「希望」であり「救い」である。
ただし、希望や救いになるには「こだわらない」事が重要になる。
自分の感覚や心が、つい「確か」だと勘違いしやすい。
だから、この後もブッちゃんは丁寧に話を続けるのだ。
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