ある気功師・59
つくづく自慢じゃないが・・・
いいかげんには自信がある。
生命には向き合うが、生真面目にはなれない。
それで自然に身を守る事ができていた。
プロ側に入ったと感じたのは10年後だった。
そして思った。
この仕事は天職かもしれない。
私のいいかげんが活きる仕事かもしれない。
私はいいかげんだが、デタラメではない。
生真面目とデタラメはほとんど同じだと思っている。
どちらも生命には害をなす。
いいかげんは、時々マジメにもなる。
だがマジメにはこだわらない。
全く別な思考や行動に移れるのだ。
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