水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「母のこと・146」

2011-12-18 19:27:20 | Weblog

「母のこと・147」

棟梁親子の家は、ボロ家だ。
ふっくらした、女将さんが私にこぼした。
棚一つ作るのも、私がするんだよ。
腕の良い大工が二人もいても、家の修理はしない。
私の父も大工だからわかる。
家の内から外が見えるような家だった。
昔の職人気質っていうのは、そういうものなのだ。
今の大工さんは、ほとんど小奇麗な家に住んでいるが・・・

そういう全てを、私は好んだ。
同じ生き方は当然出来ない。
だが、あの素直な雰囲気には近づきたい。
自分に恥じない仕事ぶり。
他人の目や評価じゃないのだ。
自分が基準だからこそ、プロは厳しい。
自分に甘いのは、甘チャアというのだ。

計算しない付き合い。
気に入れば仲間。
嫌なら縁を切る。
プライベートは、単純に。
気に入った仲間だけで充分なのだ。


(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「母のこと・145」 | トップ | 「母のこと・148」 »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事