カルテ番号 の・7(24)
「先生、身体に触れてもらっていいですか?」
自然に言えた。
「はい」
そして、身体の横に来て、腹部にそっと手を触れた。
温かい。
触れてなくても温かさは感じるが、そんなものではない。
「先生の手、カイロみたい」
「よく言われます。
どうですか?大丈夫ですか?」
野上香織はにっこりと笑った。
「最初から嫌だ、なんて言わずに触ってもらえばよかった。
なんだが、損したわ。」
とても、安心できる。
触れてもらうのが、恥ずかしいほど嬉しい。
今まで、どうして、あんなに嫌っていたのだろう。
「でもね、野上さん、相性というのがありますから。
誰でもいいわけじゃないですから。
気の波長が合わない人からは、やはり嫌なのが正常ですからね」
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
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