第三章(6)
照見五蘊皆空 度一切苦厄
素直に見れば、観えてくる。
大抵は、そんなものだ。
「空」を素直に見る。
・・・み、見えない・・・
・・・む、空しい・・・
空(くう)は空(むな)しいモノなのだ。
空と対応する心。
それを仏教的には「寂(じゃく)」という。
感情的な寂しさではない。
心の底は知っている。
心の底は「空」に通じている。
本質に寂があるのだ。
それは、何があっても揺るがないモノだ。
素直に心を観れば、寂がある。
寂は不安になる要素ではない。
安心できる基礎となっている。
「空」は頭で理解するモノじゃない。
感覚で理解するのはマレだ。
そういう時には心を使おう。
心は宇宙に匹敵する大きさがある。
心に反応させると「空」は観えるのだ。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)
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