冬シーズンが来て忙しくなった。
年が明けて1995年になった。
1月17日、阪神大震災が起きた。
私は朝早くから店の除雪に来ていた。
店にはテレビもラジオもない。
本妻から「大変な状況だよ」と電話があった。
一日が終わり、11時頃帰って初めて映像を見た。
まるでパニック映画の場面のようだった。
見渡す限りの倒壊と火災の場面は、別の世界のようだった。
昨年の5月の最初の生駒。
白髭のオッサンは、世界の大惨事を予測していた。
大規模な自然災害が起こりそうだ。
それが、このことかどうかはわからない。
おそらく、本人だってわからなかったろう。
私も時々、フッと予測みたいなものが降ってくる。
だが、とてもアイマイな感覚なのだ。
何ができるだろう?
今の私に何ができるだろう?
自分を見失う事なしに、何ができるだろう?
葛藤、迷いはあるが、こういう時こそ冷静にしたい。
現地に行って、何らかのボランティアをする人。
いろいろな混乱があるが、それは大きな行動だと思う。
私なりにできること。
それは、あった。
私は、私の身体が変わった事に感謝した。
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