「独善迷走辞典・697」

「迷言」の章・553

誰かの名言や格言のパクリです。

【未だ生を知らず。
いずくんぞ死を知らん】

生きている、という事。
その事を理解していない。
それどころか、生きている事を意識もしていない。
毎日があるのが当たり前だと思っている。
今、生きているのを疑問にも思わない。
明日も生きていると、何の確証もなく思い込む。
まして、生きている事の意味などわかるはずがない。
そもそも、意味があるかどうかも分からない。
意識していないのだ。
そんな状態なのに、死なんてわかるはずが無い。
死なんて、死んでから考えればいい事だ。
生きているのは、時間が限られているのだ。
その時間も普段は意識していない。

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