alternativeway

パリ、カフェ、子育て、サードプレイス、
新たな時代を感じるものなどに関して
徒然なるままに自分の想いを綴っています。

しあわせ

2009年11月30日 | 私の人生

 幸せって何なんだろう
どう生きてくのがいいんだろう?


 ここ最近は大学院に行けたらな
と 打診しはじめ 色々と自分なりには
考えてきたつもりだけれど 昨日はその大学院の
先生にお会いして お話をきいてるうちに
やっぱりなー やめたほうがいいかなあ と
後ろ向きになってきた。



 その大学院は他とはちがって あまりアカデミスムの
匂いもしなかったから ここならいけるかも、、、と
思ったけれど 「研究者になりたいんですか?」
「できれば、、、」「できれば っていうのは
できなくてもいいということですか?」「、、、」
「どういった学問的アプローチをするつもりなんですか」との
もうすみませんという質問をされ
だんだんとトーンもゆるやかになってきたけど
「迷ってるならやめたほうがいい」と言われてしまった。


 この先生は意地悪でもなんでもなくて
今の大学院の現状を私にきちんと説明してくれ
入ってからイメージとのギャップに悩んで苦しむ人や
自分の友人や後輩たちで人生が狂ってしまった人たちのこと
これからの少子化時代の大学の事 それでも院に行く人は
増え続けていて需要と供給があってないこと
その他もろもろ伝えてくれた。


 そう考えると どうであれ 今の私には無理そうだ
本気で行きたい!というのであれば あと一年くらいは
自力で勉強をしてからじゃないとだめかなあ
話が終わりに近づくころには 「今はやめておきます」という
結論にかなり達して またいつかお会いできれば と
さっぱりと別れてしまった。それから喫茶店で考えて
父やげんきくんに相談をして うーーんと悩む
どうしよう


 その先生は 本当に大きな選択だからどういう
人生を歩みたいのかよく考えて!と言っていた。
悩むということは他の選択肢がみえているということでもある 
そう彼女は言っていた。女性の彼女が 子育てをしている
私に向かって はっきりいった。「女性は特に就職がない。
何かを大いに犠牲にしないときちんとした研究は無理だろう」


 そうなんだなあ オープンキャンパスの雰囲気とは裏腹に
実際の裏話をきいてみる と やっぱりかなり大変で
全てを覚悟して たくさんの犠牲とお金を払ってそれでも
どうしても!というのであれば 来てみたら?という感じだけれど
私にとっての生き方や 幸せって何なのだろう


 先日の京都のイベントはとても楽しく
未来を感じさせてくれ ワクワクすることができたけど
今 この私が無理矢理博士課程に行こうとするのは
なんだかやっぱり違うような

 子育てをして 主婦になり 幸せをたくさん知った。
れんちゃんとじゃれあう時や
みんなで家でご飯を食べている時や
みんなで笑い合っている時
誰かと一緒に美しい景色をみて感動を共有する時
友達とイルミネーションを見た時や
新宿の夜景にはっとした時
誰かと時を共有するとき
それから自分の意見を発表できる時。

 たくさんの幸せがあり 私は以前にくらべて
かなり笑顔がふえてきた し 人間的にも深くなった(と思う)
しあわせ って 法則があるわけではないだろうけど
私が最近気がついたのは 時間のゆとりがあることと
誰かと一緒に過ごすこと で しあわせな時が増えてゆく。
忙しすぎると そんな余裕もなくなって
だけど幸せって すぐそこに 足元に実はあるもので
そこを楽しむ余裕がないと なかなかそれに気づけない。
子供がうまれて れんちゃんの視点でものをみて
たくさんの小さな喜びに気がついたから
それをもっと大事にしたくて もう犠牲にはしたくない

 子育てと仕事の「両立」なんて本当は無理で
どちらかをきちんとするならどちらかは犠牲になるのが
どうやら本当のところらしくて そっちになんて構ってられない
そんな忙しい世界でいきてゆくわけだけど
それが幸せなのだろうか?

 やっと手にした幸せがある
やっと気づいた大事なものは ちゃんと大事にしていきたい。

京の熱い夜

2009年11月27日 |  カフェ的な場で考えたこと
 昨日は素晴らしい時を過ごして
めちゃ感動してワクワクしながら帰途につき
夜中の一時を超えていたけど これはブログを書かなくちゃ!と
思ってせっかく書いたのに パソコンの調子が悪くて
全部消えてなくなった、、、


 それでもやっぱりちょっとは書きたい 昨日の様子。


 そもそも昨日開催されたイベントは
私はどういうわけだか主催者側になっていたけど
主催者たちの大半をよく知らなくて
メールでやりとりされている内容にもついていけなく
これはやばい!と思っていたら 東京でミーテイングが
開催されると書かれてたから れんちゃんを母に預けて
新宿の夜景を見ながら初顔合わせにいってきた。


 それから彼らとお会いしたのは 本番前の
昨日の昼が二回目で 「どーしましょう!!?」
みんながみんな「どーしよう!!?」って感じだったけど
そのドタバタ感と そこで話し合われた内容の濃さが
面白くって 裏方の楽しさを味わった。


 かろうじて段取りもつかめてくると
もう本番で 人は沢山集まっていてわーわーやっているうちに
あっと言う間にはじまった。緊張はしたけれど
仕方ない 始まったら あとは終わっていくだけだ、、、
と自分に言い聞かせ なんとか話をしてみたけれど
他の人たちの話のうまいことったら!
恥かしい限りです。。。


 関西初?の試みらしい「ペチャクチャナイト」では
初の試みなのに9人のゲストが上手に熱く語ってて
熱い思いが誰からもかれからも伝わってくるうちに
会場にいた人たちは その熱気に打たれてしまう
そこでワールドカフェがはじまり わーっと
会話がはじまって もうとまらない感じでもりあがってた。


 残念なことに 私はワールドカフェのタイムキーパーでもあって
もりあがっているみんなを見ながら手をあげて
その会話を終了させなければいけなくて
それがすごく残念だったけど
それでもワールドカフェはやっぱり威力があるなと思わせる。
こんな会話が他でも簡単にできたらいいのにと思うけど
なかなかどうして 真面目な会話は簡単には成り立たないし
これだけのコンテンツをもった人たちが集まるためには
イベントの方がいいのかもしれないけれど 
話す時間が一時間では足りなすぎ もっともっと
もっと本気でじっくり語りたい あともうちょっとで
出そうなのに!という時に 時間切れになってしまう。

 ワールドカフェを街に降ろしたい
もっとカフェで対話が普通にできたらいいと思うけど
どうしたらいいんだろうね 
京都で対話の会をするのもいいと思うけど
やっぱり仲間がいるのだろう。


 東京に帰る度に 私は仲いい友達と
いつもカフェで3人くらいで集まって
対話の会をしているのだけど 京都ではなかなか
それができないでいた。でもそろそろ動き出せるころなのかなあ?
私ももうちょっと勉強をして カフェにワールドカフェ的対話を
降ろせるように 研究したらいいのかも。


 会場は熱気に満ちてて
それを体感しただけで ああ今日はけっこううまくいったんだ
そんな気になれて嬉しくなった。熱気があって 本気で
みんなが熱く語ってる そんな場って素晴らしい。
そんな場にはいつまでもいたい
裏方もすごく楽しかったけど そんな場には
参加者として 議論に熱中していたいような
何かをつくりだしていたいような
本当にいつまでもいたかった。


 日本は本当に変わり始めてる
日本をもっとよくしたいと思っている人は沢山いるんだ
そんな事実を私は知れて すごく勇気づけれられた
素晴らしい人たちがいる 楽しそうな人たちがいる
そんな中に 私も一緒にいさせてもらえた
本当にそれに感謝です。







明日6時半から京都で「ペチャクチャナイト&ワールドカフェ」開催します

2009年11月25日 | 私の人生

 京都に戻ってきた と思って一日がんばって主婦をしたら
明日は早速イベントです(笑) 関西で面白い活動をしている人が
集まって一緒になってお話できるいい機会ですので
もし都合がついたらよかったら遊びにきてください。
まだ申し込み受付中です。


■□--------------------------------------------------------□■
     『ペチャクチャナイト + ワールドカフェ ☆彡
        ~京都から発信する創造性と対話の場~ 』

  11月26日(木) 18:30~21:30(立命館朱雀キャンパス内カフェ)
■□--------------------------------------------------------□■

【主催】FFD(Field for Dialogue:対話の場づくりすとコミュニティ)


ペチャクチャナイトってご存知ですか?
 日本在住の建築家Astrid Klein氏とMark Dytham氏が2003年にスタートし、
 世界中で開催されているプレゼンテーションイベントです。
 各プレゼンテーターは、20スライド×20秒(6分40秒)という限られた時間で
 テンポよくわかりやすいプレゼンテーションを展開。

テーマは、クリエイティブな草の根ソーシャルイノベーション(社会変革)です。
こんなおもしろいことしてる人たちがいるんだ.. というワクワク感♪
京都・関西の草の根イノベーター(や社会起業家)による、
クリエイティブ・プレゼンテーションをお楽しみください☆

そして.. ただ見るだけではMOTTAINAI!

「本当の社会変革は、人々が自分の関心あることについて話をするという
 シンプルな活動から始まります..」(by マーガレット・J・ウィートリー)

参加した様々なジャンルの人が想いやアイデアを分かち合い、
ネットワークを広げられる場となりますように.. ということで、
ワールドカフェ(※)によるみなさんでの対話の時間、そして、
対話ってなんだろうをテーマにトークライブをおこないたいと思います☆


(※)ワールドカフェとは
 4・5人一組のカフェのような小さなテーブルを会場中にたくさん作り、
 その中で移動を繰り返しながら語り合います。
 終わった後は、まるで会場全体の全員と話したような一体感とワクワク感…♪
 が生まれる(かもしれない笑)、楽しさと創造性にあふれる対話の方法です。


【主催のFFD(Field for Dialogue)につきまして】
 分断からつながりへ..ともいわれる時代ですが、日常に仕事にそして社会に、
 様々な場面で対話を通したつながりがより豊かに広がっていけばとの思いから
 全国各地域での対話の場作りをおこなっている各メンバーより構成される
 ゆるやかなコミュニティです。
 今回のイベントは、関西のFFDメンバーによるコラボレーションでご提供
 させていただきます。
 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

●日時
 2009年11月26日(木) 18:30~21:30(開場18:00)

 ※18:00開場と同時にお食事をおとりいただけます
 ※18:30になりましたら予定通り開始させて頂きますので宜しくお願い致します

●会場
 京野菜ダイニング「Tawawa 二条店」
 京都市中京区西ノ京朱雀町1番地 立命館大学朱雀キャンパス7F
 http://www.kyo-tawawa.co.jp/restaurant/restaurant-nijyo/dessert.html
 TEL:075-813-8310 / FAX:075-813-8312

●会費
 【社会人】4千5百円/人 【学生】3千円/人
 (※京野菜バイキング料理、フリードリンクが付きます)

●定員
 60名
 (※おそれ入りますが、先着順にて定員到達しだい締め切らせて頂きます)

●プログラム概要
 ㈰オープニングトークライブ
  ~対話の場とは何か?対話の場から生まれるもの

  【ゲスト】西村勇也(ダイアログBar 主宰/代表)
  【ファシリテーター】飯田美樹(カフェ文化研究家)

 ㈪ペチャクチャナイト
  ~京都・関西の草の根イノベーター(や社会起業家)による、
   クリエイティブ・プレゼンテーション

  【プレゼンテーター】
  ★嘉村賢州(場とつながりラボ home's vi 代表理事)
  ★松浦真(NPO法人こども盆栽 代表理事)
  ★今井絢(同志社大三回生。世界学生環境ネットワーク運営委員会メンバー)
  ★瓜生良江(大阪中崎町コモンカフェ(日替わり店主のカフェ))
  ★北林功(教育・日本文化コンサルタント)
  ★尾角光美(live on代表「102年目の母の日~亡き母へのメッセージ~」著者)
  ★野崎恭平(同志社大4回生。維新志士~輝(きらめき)~ 代表、同創会 代表)
  ★川地尚武(三重県「美(うま)し国おこし・三重」推進室 桑名駐在 主査)
  ★高崎俊之(NPO法人パンゲア 副理事長/最高技術責任者)

  以上、計9名

 ㈫ワールドカフェ
  ~参加者やプレゼンテーター他みなさんでの語り合い

●お申込
 下記「申込みフォーム」にご記入の上、電子メールにて、
 info_ffdkyoto@yahoo.co.jp
 宛にご連絡ください。

 おそれ入りますが、会場準備の都合によりできれば11/24(火)までに
 お申し込みをいただけますと幸いです。

 当日、皆様と出会えることを楽しみにしております☆
 ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。

-----------------[申込みフォーム]-------------------
 『ペチャクチャナイト + ワールドカフェ ☆彡
   ~京都から発信する創造性と対話の場~』申し込み

 ・お名前 :
 ・ご所属 :
 ・ご役職 :
 ・メールアドレス:
 ・当日の連絡先 :
 ・ご紹介者 :
 ・その他備考:

 ※お食事の用意の関係上、欠席される場合は
  事前にご連絡いただけると大変助かります。
----------------------------------------------------

 なお、本イベントの様子を記録する写真および映像は、
 主催者が関係する活動、Webサイト等の広報手段、講演資料、書籍等
 に用いられる場合がありますことをご承諾の上、
 参加お申込みをいただきますよう宜しくお願いいたします。



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

【 プロフィール 】

■ペチャクチャナイト/プレゼンテーター

◆◇ 嘉村 賢州(かむら けんしゅう)◇◆
場とつながりラボ home's vi(http://homes-vi.com/)代表理事、
京都市未来まちづくり100人委員会(http://kyoto-machiza.jp/)事務局長。

1981年兵庫生まれ。京都大学農学部卒業。IT企業の営業を経験後、
大学時代より進めていたITによる地域活性システム「京都サーチ縁人」が
独立行政法人情報処推進機構「平成14年度未踏ソフウェア創造事業」に採択し、
仲間とともに法人設立にいたる。
その活動の中で、NPOをはじめとする社会起業家の人達と出会い、
社会起業家向けコンサルタントとして独立。

学生時代から6年間続けてきた町家コミュニティのノウハウを組み合わせ、
人が集まる様々な「場」の中で創造的な話し合いや交流が行われる、
独自の先進的場づくり手法によって、まちづくりや組織の活性を行う活動を展開。
「第三回社会起業家ビジネスプランコンテストedge」にて20団体の参加の中で
ファイナリストに選ばれる。現在、同志社大学で講義も行っている。

趣味は夢を語ること。
将来の夢は、京都にカフェとゲストハウスと共育(きょういく)機関が
一緒になった場をつくること。


◆◇ 松浦 真(まつうら まこと)◇◆
NPO法人こども盆栽(http://www.bombsight.net/)代表理事 

1981年千葉県生まれ大阪育ち。大阪市立大学文学部㈼部卒業。
在学中に就職活動支援団体「盆栽」に携わり、
卒業後はIT企業の営業職に就職。2007年5月にNPO法人こども盆栽設立。
「社会起業家ビジネスプランコンテストedge2008」にて
優秀賞、MIP賞に選ばれる。
主な事業は、子ども向けまちづくり体験イベント
「ミニ大阪」(第3回キッズデザイン賞受賞、延べ1700名)や、
小中高でのキャリア教育(延べ約7000名)など。

 ~メッセージ~

 私たちが創りたいのは
  "こども"が世の中を変えていける、そんな社会です
 NPO法人こども盆栽代表の松浦真です。

 わたしたち「こども盆栽」は、
   【こども×しごと】
 をキーワードに掲げ事業として取り組むことで
 「社会は1人1人の『しごと』でできている」
 という、ごく当たり前だけどとても大切なことを
 みなさんと一緒に、明るく考えていきたい。

 そして同時に、
 今現在、この世の中にある「しごと」にまつわる色んな問題を、
 みなさんと一緒に、真剣に解決していきたい。

 はたらくことは、社会に関わること。
 どんな「しごと」でも、自分の「しごと」がこの社会を創っている。
 だから、この社会を変えていけるのは大きな力を持つ「だれか」じゃなく、
 社会に関わっている「あなた」であり、未来を担う「こども」。

 あなたの仕事を子ども達に伝えることで、
 一緒に少しずつ世の中を変えてみませんか?


◆◇ 今井 絢(いまい あや)◇◆
同志社大学法学部政治学科三回生、
世界学生環境ネットワーク(ISEN)運営委員会メンバー

9歳から14歳までイギリスに暮らす。英国で国際社会と発展途上国への
関心を高め、2004年に五井平和財団ユース作文コンテストで優秀賞を受賞。

2008年に同志社大学で学生による初の世界学生環境サミットが開催され、
運営に携わる傍ら日本代表学生として参加。12ヶ国14大学の学生たちと
学生意見書を洞爺湖サミットに提出。今年6月にカナダのビクトリア大学で
行われた第二回サミットでも再び日本代表学生を務める。
現在、ISEN本部で世界学生環境サミットの企画と気候変動に取り組む
学生ネットワークの拡大と向上に従事。今年12月のCOP15に向けて準備を
進めている。

その他、1st World Creative Youth Forumにてファシリテーター、
第6回UNESCOユースフォーラムにて日本代表(共に2009)を務めるなど、
国内外を問わず世界中の若者と対話・議論を展開している。

大学では国際政治を専攻、途上国の政治制度に携わるべく、現在進路を思案中。
趣味はツーリング、寺巡り、旅。
子供を5人授かり少子高齢化に歯止めをかける計画(笑)。


◆◇ 瓜生 良江(うりゅう よしえ)◇◆
大阪中崎町コモンカフェ(日替わり店主のカフェ)

料理のモットーは「家で外ご飯、外で家ご飯」。一人暮らしや単身赴任の方など、
外食が続くとどうしても身体に負担がかかるので、外食なのに家ごはんのような
料理をお店では提供できたらなあと思っています。

また料理教室では、盛りつけでおいしく見せたり、テーブルコーディネートして
お店のようなちょっとした気遣いでおいしく感じられるようなコツを伝えています。
食べる人もわくわくできるような外ご飯気分を演出しています。

マクロビオティック、家庭料理を通して料理と心の関係について学んでいます。
また、直接農家に足を運び、畑仕事を手伝いながら、おいしい野菜の選び方や
食材の調理法を学んでいます。

macridooの日記
http://d.hatena.ne.jp/macridoo/

中崎町コモンカフェ<毎週水よう夜&木よう昼担当>
http://www.talkin-about.com/cafelog/


◆◇ 北林 功(きたばやし いさお)◇◆
教育・日本文化コンサルタント

1979年奈良県生まれ。大阪市立大学法学部政治・行政コース卒業。
大学在学中に総務庁(現内閣府)主催の国際青年育成交流事業フィンランド派遣団
に参加し、北欧の人間教育や行政の仕組み、そしてデザインのレベルの高さを肌
で感じる。

大学卒業後、関西の大手ガス会社に入社。京都地区法人営業として5年間を
過ごした後、東京の大手ビジネススクールにて人材育成研修を企画・運営する
コンサルタントへと転じ、2年間、主に大手金融機関や商社などの顧客を担当。

社会人1年目から社会人交流会「びずくり」(Business+Create)に主催者の一人
として参加。企業や中央官庁に所属するメンバーを中心に実際に活かせる「チエ」
のコラボを行う。また、学生の就職活動支援団体「内定獲得だけじゃない
プロジェクト(ナイカク)」にも関わる。

これらの経歴を積み重ねている中で、「今後の世界を自律的に生きるためには、
日本人としての確固たる軸を持つことが必要」 ということに気づき、
日本文化の中心地・京都へ戻る。

現在はフリーの立場で「教育」×「文化」×「ビジネス」をキーワードに、
京都の文化・伝統の背景に流れるフィロソフィーを世界中の多くの人に楽しく、
かつ分かりやすく伝える仕事に幅広く取り組んでいる。

【座右の銘】
 「教育は人生最高のエンターテイメント」
 「人のご縁が世界を変える」
 「死ぬときはピースして笑顔で死ねるように生きる」

【メディア出演】
 ・α-station 「SWEET'N MARBLE LOVERS」
 ・日経リヴァイブ「学びの愉楽」特集


◆◇ 尾角 光美(おかく てるみ)◇◆
live on代表「102年目の母の日~亡き母へのメッセージ~」著者

1983年大阪生まれ、東京育ち。 都立国際高等学校卒業。
2003年3月に母を自殺(自死)で亡くし、4月に同志社大学に入学。

2004年からあしなが育英会の奨学生(自死遺児)として「あしなが活動」に参加。
国内外の遺児に物心両面のサポートとして募金活動、ウォーキングイベントを
行い、ケア(グリーフケア)活動としてキャンプの代表などを務める。

2006年「自殺対策基本法成立」に向けた署名活動(5月)を機に、
自殺対策関連の講演を開始。
2007年NPO「ライフリンク」と行政の協働主催の「自死遺族支援全国キャラバン」
のシンポジウム等で講演。中学校、高校での「いのちの授業」や
ワークショップにも取り組む。
母の日の原点(母を亡くした子がはじめたこと)を発信している。

2008年 亡き母へのメッセージを集めた文集
「101年目の母の日~今、伝えたい想い」発行。
同年9月京都青年会議所主催「第五回京都学生人間力大賞」で
「京都市長賞」受賞。

2009年、任意団体Live onを立ち上げる。
4月「102年目の母の日~亡き母へのメッセージ~」を長崎出版より刊行。
10月香川県の高校でいのちの授業。

102年目の母の日ブログ
http://mother102.blog26.fc2.com/


◆◇ 野崎 恭平(のざき きょうへい)◇◆
同志社大学商学部4回生 維新志士~輝(きらめき)~ 代表、同創会 代表

鹿児島県出身の23才、3人男兄弟の長男。ピアノ歴10年、空手歴6年。
父に「日本を背負う大きな男になれ」と言われ続けて育つ。

高校を中退した時に読んだ"ある本"との出会いから、学生団体への所属を決意。
大学3年時に維新志士~輝~の立ち上げに参画。今年3月より同団体代表。
"志あるリーダーを生み出し、志の輪を繋げることによって、日本を維新する"
を理念に掲げ、日々活動中。現在まで1000名を超える学生に対し講演界や勉強会、
交流会などを提供。

現在は全国の"学生の志"をつなげるため、全国の仲間と日本一周中。
志は「教育を通して、すべての人が日本に誇りを持てる社会を創る」こと。


◆◇ 川地 尚武(かわち なおたけ)◇◆
三重県「美(うま)し国おこし・三重」(http://www.pref.mie.jp/UMASHI/HP/)
推進室 桑名駐在 主査

1969年愛知県生まれ。東北大学法学部卒業。
学生時代は、大学祭実行委員会中心の生活を送り、人のつながりがダイナミック
な動きを生むことを知る。

鉄道会社、会員制ホテル運営会社を延べ11年経験後、平成15年三重県庁入庁。
平成18年に病を患い小休止。ドクターではなくコメディカル職、
家族や友人の言葉から元気をもらい、人生を諦めることを諦める。

この経験を経て、場づくりと自律的ヒトつなぎが主業務である
「美し国おこし・三重」に共感し、関連部署を希望。
平成21年から現職。同時にネットワーク組織を研究するため、
名古屋市立大学大学院経済学研究科博士前期課程に入学。

平行して、病院や薬に頼り切らないライフデザインを提案する市民活動の
立ち上げに参画中。

趣味は、地域おこし事例を訪ねるヒトツナギの旅。座右の銘は、落葉帰根。


◆◇ 高崎 俊之(たかさき としゆき)◇◆
NPO法人パンゲア(http://www.pangaean.org/)副理事長/最高技術責任者

1999年東京大学工学部精密機械工学科を卒業後、大学院に進学し、ウェアラブル
情報ネットワーク、及びネイチャーインタフェースを研究。
2001年3月に東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻人工環境学大講座
にて修士号取得。

2001年6月に渡米し、株式会社セガからの客員研究員としてMITメディアラボへ。
またその間、京都けいはんな学研都市内のこどもワークショップのR&D拠点である
大川センターCAMP(Children Art Museum and Park)にて立ち上げ時から
ファシリテーター及び技術サポートも行った。
2002年より米国Tagsense社にてRFIDシステムを開発するインターンシップを
経験し、RFID基板設計・実装およびソフトウェア設計に従事。

2002年独立し、MITメディアラボの客員研究員としてProject Pangaea(パンゲア)
を森由美子と共にスタートさせ、2003年4月に東京都にてNPO法人化。

2004年度および2006年度の2度にわたって経済産業省系の独立行政法人情報処理
推進機構「未踏ソフトウェア創造事業」に採択される。
2006年12月には、東京で情報処理学会・電子情報通信学会他により行われた
「情報社会のデザインシンポジウム2006」にてシンポジウム特別賞を受賞。
2007年5月には(財)立石科学技術振興財団の研究助成に採択される。
2007年10月にはシンガポールで行われた、Asia Society主催の
「The Asia21 Young Leaders Summit 2007」に日本代表メンバーとして参加する。
2006年5月から京都大学大学院情報学研究科の非常勤研究員。

地球の安全保障と環境維持の難しさを憂いつつ現実を直視した上で、
「アナログ時代のデジタル思想から、デジタル時代のアナログ思想への
パラダイムシフト」の促進により「人を人として見る世の中」の実現を目指す。
副理事長 兼 最高技術責任者として世界の研究機関やNGOそして地域コミュニティ
などと連携しながらパンゲアにおけるR&D全体を担うピースエンジニア。


以上、計9名


■オープニングトークライブ/ゲスト

◎ 西村 勇也(にしむら ゆうや)
ダイアログBar(http://dialog-bar.net/)主宰/代表

大阪大学、大阪大学大学院にて教育心理学を学び、
主に人の内面的な成長のプロセスについての研究を行う。
同時に、学生団体でコーチングと心理学を元に学生のキャリア支援、
キャンププログラム等の活動に従事。

卒業後、人材開発・組織変革のベンチャー企業で
セミナー運営や研修プログラムの開発に携わり、
その後、財団職員としてメンタルヘルスをテーマに企業の組織診断と、
ワールド・カフェを始めとしたダイアログ(対話)による
組織開発プログラムの開発とワークショップの実施に従事する。

同時に、08年4月よりダイアログのプロセスを活用した
非営利コミュニティ『ダイアログBar』の活動を開始。
1年間で14回の「対話の場」を設け、約500人が参加。
対話の場のオーガナイズとファシリテーション、
ワークショッププログラムの開発など多数実施。
現在は、フリーランスのコンサルタント/ファシリテーターとして
「"対話の場"を創り、創造的な社会を実現する」をテーマに
活動を展開。


■オープニングトークライブ/ファシリテーター

◎ 飯田 美樹(いいだ みき)
カフェ文化研究家

1980年神奈川県生まれ、早稲田大学商学部卒業、
京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了、現在京都在住の一児の母。
高校時代から環境問題にめざめ、青年環境NGO「エコ・リーグ」を中心とする
様々な環境活動に関わる。それらの活動を通じて、社会を変えうる活動を
生み出す「場」に強い興味を持つようになる。

早稲田大学時代にフランスのパリ政治学院に留学し、
カフェに通い始めたことがカフェ研究のきっかけとなる。
自身の熱い場づくりの経験やカフェに通った実体験、
また大学院休学中にカフェを運営した経験等の実体験を、
百年前のパリのカフェ文化を理解するための視点として用いながら、
カフェという場のもつ力強さについて追求し続けている。

著書「Cafeから時代は創られる」

29歳の誕生日

2009年11月25日 | 私の人生

 今回横浜に帰っていたのは 友達の結婚partyが
あったから で それが予定されていたのは
私のまさに誕生日。どうしようかなとちょっと
迷ったりしてはいたけど 誕生日だからといって
予定もないし げんきくんは私が横浜に帰るものと
思っていたからもう遊びにいく予定をしっかりたてて
「俺は静岡の友達の結婚式に行くからね!泊まるんだから!」と
言っていた。それならやっぱり横浜に行こう、
そう思って急遽支度をドタバタしてみて
行ってみたら やっぱり楽しくいろんなところに
行かせてもらえて 本当にいい気分転換になったみたい。


 せっかくその二次会に行くときめたのだから
これを機にやっぱり着物を着てみようと思い立ち
京都で着付けを習いたくっても れんちゃんを誰に
預ければいいかと頭を悩ませ できないでいた
着付けを母に教わればいいと思いつき
帰ったら練習しよう!と思ってたけど
遊び歩いたり お茶のお稽古もちょっとしたりで
着付けどころではなかったけれど
それでも少しは勝手もわかって これから
もっとがんばろう そんな前向きな気持ちになれた。


 23日の朝になり 起きてれんちゃんの相手をしてたら
あ そういえば 今日誕生日かーと思い出し
結婚式のことばかり考えていたからか
こんなにもさっぱりと自分の誕生日を忘れられたのは
はじめてで なんだかそれが嬉しくなった。
そんな軽い気持ちで誕生日を迎えてみたら
思いもよらないところでおめでとうと言ってくれる人がいて
「心が空になったときに 何かは入ってくる余地がある」と
きいたことはあるけれど そんな感じで とても嬉しい日になった。


 友人のお披露目会でも 心優しいその友達は
「今日はこの会場に二人も誕生日の人がいるんです」と言って
彼女の結婚partyなのに その二人まで祝ってくれて
素敵なブーケを渡してくれた。そんな人っているんですね
先日映画「赤ひげ」をみたときに「この世には心の
優しい人もいるんだよ」という台詞があったけど
いやー こんな人もいるんだー!!という感じで感無量になってしまった。


 そのあとも同い年のつどいを恵比寿のカフェで開催してたら
友人たちがマカロンをくれたり ギフトを用意してくれている
友達がいて なんだかとっても嬉しくなった。

 この日はケーキを家でも食べて 次の日は
えんやこらっと 一人でれんちゃんを連れて
実家のドアから京都のドアまで荷物も担いでなんとか
帰れて なんだか成長した気分。
久々のげんきくんに会うとやっぱり嬉しく
彼もあったかブーツを私に用意してくれていた。
それからみんなでマカロンを食べ みんなで笑い
やっぱりこんな時間は幸せなんだなーと幸せをかみしめた。


 東京にいって 夜景を見て 恵比寿にいって
みんなでカフェでお茶をして イルミネーションを
みながらいろいろしゃべって 京都についたら
紅葉の美しい山がそびえたっていて なんだか
素敵な経験だった。友達がいて 友達と一緒に
時を過ごせて 誰かといっしょに何かを味わう
一人きり は ちょっと淋しい 誰かがいるから
もっと楽しい思い出になる 
東京でお相手をしてくれたみなさん本当にありがとう!
とても楽しい日々でした。 
20代最後の1年、、、 どうなることやら
面白いことができるといいけど。

変化と成長

2009年11月21日 | 子育て
 今日は子育て中の友達とお茶をして
お互いの状況なんかについて話をしてた。
彼女とはこの夏のかなりしんどい時期にも会っていたから
どうなったのかと心配してくれ 意外にも
私の方は一山を超えた感じでなんとかなって
彼女はどうしているのかな
前に保育園の話とか仕事について話していたから
がんばっている彼女のことだ もう仕事をしているのかも!?
と思ってた。


 そしたら意外や意外なことに 彼女は私にこう言った。
「私ね しばらく子育てに専念しようと思うの、、、」
「えっ??」私は耳を疑った。
彼女はフランスに4年も住んでて 旦那さんはフランス人で
フランスの子育て事情にも通じているから
日本みたいにバリバリ働く事もなく主婦して子育て
そんな生活が嫌じゃないかと思ってた。
「やっぱり女は働くべきよ!」そんな言葉が
聞こえてくるかと思っていたのに ど  どうしたの??


 彼女はそう考えた経緯をいろいろ話してくれて
そうなのかー そんな風に考え方って変わるんだなあと
ちょっと衝撃的だった。まるでバスで会うおばさんみたいに
「だって子供が一緒にいてくれるのはあと1年、2年の
ことだもの。一番かわいくて大切な時を大事にしたい」と言っていた。
彼女の子供は1歳9ヶ月で、最近は一人で遊ぶ時間も増えてきて
昔は母にべったりしていたのに 今では母からはなれていくのが
わかるんだそうな。それってやっぱり淋しいし
私の出会ったおばさんたちは「そのうち友達の方がいいって
いうのよー 見向きもしなくなるんだから!こんな
ママ ママ言ってくれるのは本当に今のうちだけよ!」と私に諭す。
彼女の場合は自分でそれに気づいた感じで
私はなんだかまだよくわからないけれど
とにかく変化に驚いた。


 でも確かに彼女の言うように 子育てって大事なことだし
自分の子供はかけがえのない存在であり
何かと交換可能なものじゃない。それに対して
たいがいの仕事というのは「自分じゃない他の誰か」でも
できるようになっていて もちろん子育てだって
おっぱいを離れてしまえば パパだろうがばあばだろうが
お世話はできるわけだけど やっぱりママは特別な存在らしく
交換可能なわけじゃない。それにママが自分で気がついて
その一瞬を大事にすること それが大切なんだろうなあ


 私は「そうかー!」と思っただけで 彼女みたいに
自分から大きな気づきがあったわけではないけれど
それでも子育てをして めちゃくちゃ変化はあったわけで
今日彼女から学んだことは 独身時代に考えていた
「これは嫌 あれはいい」とかという価値観が
子育てをして 変化したっていいということだった。

 
 子育てにかなり悶々としていた時は
自分が以前と変わること に すごく違和感を抱いてて
それがとても怖かったけど 上田先生の
『プレイフルシンキング』を読んでから 学んだ事は
「変化することは怖くなくて 楽しい事だ」ということだった。
変化というのは成長らしい 成長していく自分というのは
刻一刻変化していく それを楽しむ姿勢を持つこと
それが大事なんだそうな。


 私にはそんな余裕はなかったけれど
今はなんだかちょっとわかって そう考えれば
子育てをしてわかるようになった世界は大きいし
沢山のことに寛容になった。親にもすごく感謝できるようになったし
人とのふれあいも一人では考えられないほど沢山になり
今日もバスで席を譲ってもらって会話ができた。
ママたちの気持ちや苦悩や葛藤も かなり理解できるようになってきて
ものの見方も変わっていった それって素敵なことなのだろう。


 そう思ったら 独身時代の考え方に縛られて
いろんなことを計るというのも なんだか馬鹿馬鹿しくも思えて
ものによるとは思うけど そうして視野が広がるのなら
「こういう風にもとらえられる」と その見方を提示するのも
ありかもしれない。独身時代は「ありえない!」と
思っていたママたちの行動も 今となっては腑に落ちることがけっこうあって
かつての見方に自分を無理矢理押し込めるだけではなくて
見方をかえて 変わった見方を誰かに伝える
そんな方法もありなのかもしれないな


 母たちは そして何より子供たち は
かつてと同じ空間で過ごしていても 交わる事ない
別の世界でいきている 多分それは母だけでなく
障がいを持った人も 足腰の悪い高齢者も
みんな健康でどんどん動ける 若い人とは
全く違う世界の中で生きている。同じ土地に住んでいるのに
その世界は本当に違う それってなんだか不思議でもあり
とてもおかしなことにも思う。


 いろんな人が いろんな風に生きていて
たくさんの価値観や たくさんの難かしさを抱えて生きている
もっと普通に 気負う事なく交われたならいいのにな
変化は成長 変化はどこかへ向かうきっかけなのかも
子育てをしてわかったことを わたしももっと活かしたい。

懐かしの杜へ

2009年11月20日 | 子育て
 昨日は本当に寒かったから れんちゃんを
どこにも連れ出せないまま 一人でふらふら
行ってしまって れんちゃんに申し訳なく
いい加減ちゃんと一緒にいたいよなあと思ってた。
京都ではどこにいくのも一緒なのにな
横浜に帰ると預けっぱなしで
いろんなところに行かせてもらえるのは
本当にありがたいことだけど 一方で後ろめたいような
帰ってからのコミュニケーションをどんなにしても
「子育てごっご」をしてるくらいで
子育てしてるなんて言えないような そんな気がしてしまってた。


 そういうわけで今日が晴れたら早稲田に行こう
れんちゃんを連れてベビーカーをひいていこうと思ってた。
そしたら今日はいいお天気で よしきた!というわけで
午前中から旅に出た。


 意外なことに 都内へと向かった電車は11時になろうというのに
恐ろしいほど混んでいて たまたまじいじと一緒にいたから
れんちゃんをだっこしてもらえたけれど ベビーカーに
乗せたままなんてありえないほどに混んでいた。


 渋谷駅でじいじかられんちゃんをバトンタッチして
一人で降りて まだ乗った事のない副都心線に乗ってみた。
新しい電車だからバリアフリーなのだろう と思ってたけど
西早稲田の駅でおりたら エスカレーターしかなくて
「ベビーカー禁止」と書いてある。がんばれば
ベビーカーでも上りも下りも可能だけれど
特に下りはかなり怖くて じゃあどうしろっていうんだよ?と
思ってしまう。東京の恐ろしさ を知ったのはそれからだ。


 早稲田に行って取り壊されて新しくなった商学部の
建物に行き もう私とは10歳くらい年のはなれた
学生たちを変な気分で眺めてた。10歳も若いというのに
どうしてなんだか「若いなー!」という感慨もなく
こんなところにあかちゃんを連れて舞い降りてみた
そんな私がなんだかとても異質な気がした。

 それでも早稲田は変わらないものは変わることなく
同じ空気が流れてて ああ私 美しい学校にいさせてもらったんだなあ
この景色 この並木 大隈講堂 隙間からみえるこの景色 も
みんなつい 写真をとりたくなってしまうほど
美しくできている そんな学校にいさせてもらえた
それってよかったんだなあ と しみじみ思えてうれしくなった。
早稲田に行って パリに行き 京都に住んで
いろんなところで美しいものを見させてもらって
とっても恵まれてるんだなあ 美しいもの
それらをみると つい写真が撮りたくなる。


 早稲田は本当に変わらなくって 久しぶりの友達と
一緒に大隈講堂でお弁当を買って食べてみた。
れんちゃんもいるし天気もいいし 大隈庭園に行ってみよう!と
芝生の上でのんびり遊んでコーヒーをのみ
沢山おもしろい話を教えてもらって なんだか
ゆったり いい時を過ごさせてもらった。
早稲田って 東京なのに なんだか違う
なんだかとってもほっとして なんだかとってもあたたかい。
こんなとこに住んでいられる そんな友人がうらやましい。


 あまりにもやはり思い出深い早稲田を後にして
子供を産んだ友達に会いに神楽坂に行ってみる。
「この改札からなら近いから~」と何気なく言われた
その改札をおりてみる と あれ エレベーターは?
子持ちの友人がいうのだから エレベーターがあるものだと
思っていたら エスカレーターさえも何もなく
驚くままに 仕方ない!とれんちゃんを乗せたベビーカーを
かつぎあげて進んでいくと 恐ろしいほど階段が長い!
しかも途中でしんどそうに荷物をはこんでいるおばあちゃん。
私は勢いをつけないと登れないので おばあちゃん、、
ちょっと真ん中よけてください、、、!!
そんな思いで彼女を抜かすと 横から
「エレベーターがなくてねえ 大変ですよねえ」と
声がかかる。私も必死になりながら「ほんと大変ですね!!!」と
声をかける。上にあがると友達がいて
挨拶もできないほどに息がきれ 話すまえに精一杯呼吸をしてから聞いてみる。
なんで?これはひどくない?

 後になって友人はさっぱりした顔でこう言っていた
「美樹ちゃん一人でくるのかと思っててね~」
そ そうかー そうかもね、、


 それにしても神楽坂にはエレベーターがないらしい。
友人は市ヶ谷の高級住宅街に住んでいてうらやましー!と
思ってたけど 市ヶ谷や飯田橋もエレベーターがほとんど
ないらしく 結局帰りに飯田橋まで案内してはもらったものの
地下鉄に行くエレベーターは見つからなくて
仕方がないからえいやっ!とベビーカーをかつでみたら
ありえないほど地下が深くて本当に驚いた。
東京って、、、!!! 友人によれば永田町のあの
すさまじく長いエスカレーターがあるところにも
エレベーターがないらしい。あの長さで もし下りの
エスカレーターにベビーカーで乗るしかなくて
隣をサラリーマンたちが急ぎ足でくだっていたらと
考えるだけで恐ろしい。さすがにあの長さは
普通の母にはベビーカーをかついでどうこうするのは無理だろう!


 京都も大変と思ってたけど 古い街はどこも
昔につくられてるから バリアフリーにはなっていなくて
東京もかなり大変そうだ。しかもラッシュといったら
朝の10時でも夕方4時でも存在してるわけだから
都内に子連れでいくのはかなり大変。それでもけっこう楽しくて
私は堪能できてしまったし れんちゃんも楽しそうだった。
彼は私と一日ちゃんと一緒にいられて 帰ってからも
とてもいい顔をしていてくれて いっぱい遊んで
眠ってくれた。やっぱり大変だけども連れて行くのは
醍醐味がある。しんどいけれども体力があれば
なんとか解決できなくもなく 体力と気力
それがあったらけっこういける。そんな気がする。

 れんちゃんと離れて一人の時間も大切だけど
ママと一緒にいたいと思ってくれてるのなら
一緒に広い世界に冒険していきたい。
もっとこれから 体力つけて れんちゃんと旅を重ねよう。

11月26日(木)京都で対話のイベントをします

2009年11月18日 |  カフェ的な場で考えたこと
 一週間後の木曜日に 京都でカフェ的対話にまつわる
イベントを開催します。私は今回は何故かファシリテーターを
することになりました。できるんでしょうか、、、
ちなみにれんちゃんもいる予定です。
ワールドカフェを一度経験してみたい方
関西での面白い動きが気になる方、平日の夜で
申し訳ありませんが よかったら遊びにきてください。


■□--------------------------------------------------------□■
     『ペチャクチャナイト + ワールドカフェ ☆彡
        ~京都から発信する創造性と対話の場~ 』

     11月26日(木) 18:30~21:30(立命館内カフェ)
■□--------------------------------------------------------□■

【主催】FFD(Field for Dialogue:対話の場づくりすとコミュニティ)


ペチャクチャナイトってご存知ですか?
 日本在住の建築家Astrid Klein氏とMark Dytham氏が2003年にスタートし、
 世界中で開催されているプレゼンテーションイベントです。
 各プレゼンテーターは、20スライド×20秒(6分40秒)という限られた時間で
 テンポよくわかりやすいプレゼンテーションを展開。

テーマは、クリエイティブな草の根ソーシャルイノベーション(社会変革)です。
こんなおもしろいことしてる人たちがいるんだ.. というワクワク感♪
京都・関西の草の根イノベーター(や社会起業家)による、
クリエイティブ・プレゼンテーションをお楽しみください☆

そして.. ただ見るだけではMOTTAINAI!

「本当の社会変革は、人々が自分の関心あることについて話をするという
 シンプルな活動から始まります..」(by マーガレット・J・ウィートリー)

参加した様々なジャンルの人が想いやアイデアを分かち合い、
ネットワークを広げられる場となりますように.. ということで、
ワールドカフェ(※)によるみなさんでの対話の時間、そして、
対話ってなんだろうをテーマにトークライブをおこないたいと思います☆


(※)ワールドカフェとは
 4・5人一組のカフェのような小さなテーブルを会場中にたくさん作り、
 その中で移動を繰り返しながら語り合います。
 終わった後は、まるで会場全体の全員と話したような一体感とワクワク感…♪
 が生まれる(かもしれない笑)、楽しさと創造性にあふれる対話の方法です。


【主催のFFD(Field for Dialogue)につきまして】
 分断からつながりへ..ともいわれる時代ですが、日常に仕事にそして社会に、
 様々な場面で対話を通したつながりがより豊かに広がっていけばとの思いから
 全国各地域での対話の場作りをおこなっている各メンバーより構成される
 ゆるやかなコミュニティです。
 今回のイベントは、関西のFFDメンバーによるコラボレーションでご提供
 させていただきます。
 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

●日時
 2009年11月26日(木) 18:30~21:30(開場18:00)

 ※18:00開場と同時にお食事をおとりいただけます
 ※18:30になりましたら予定通り開始させて頂きますので宜しくお願い致します

●会場
 京野菜ダイニング「Tawawa 二条店」
 京都市中京区西ノ京朱雀町1番地 立命館大学朱雀キャンパス7F
 http://www.kyo-tawawa.co.jp/restaurant/restaurant-nijyo/dessert.html
 TEL:075-813-8310 / FAX:075-813-8312

●会費
 【社会人】4千5百円/人 【学生】3千円/人
 (※京野菜バイキング料理、フリードリンクが付きます)

●定員
 60名
 (※おそれ入りますが、先着順にて定員到達しだい締め切らせて頂きます)

●プログラム概要
 ㈰オープニングトークライブ
  ~対話の場とは何か?対話の場から生まれるもの
  【ゲスト】西村勇也 【ファシリテーター】飯田美樹
 ㈪ペチャクチャナイト
  ~京都・関西の草の根イノベーター(や社会起業家)による、
   クリエイティブ・プレゼンテーション
  【プレゼンテーター】嘉村賢州、松浦真、今井絢、他計8名を予定
 ㈫ワールドカフェ
  ~参加者やプレゼンテーター他みなさんでの語り合い

●お申込
 下記「申込みフォーム」にご記入の上、電子メールにて、
 info_ffdkyoto@yahoo.co.jp
 宛にご連絡ください。

 おそれ入りますが、会場準備の都合によりできれば11/24(火)までに
 お申し込みをいただけますと幸いです。

 当日、皆様と出会えることを楽しみにしております☆
 ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。

-----------------[申込みフォーム]-------------------
 『ペチャクチャナイト + ワールドカフェ ☆彡
   ~京都から発信する創造性と対話の場~』申し込み

 ・お名前 :
 ・ご所属 :
 ・ご役職 :
 ・メールアドレス:
 ・当日の連絡先 :
 ・ご紹介者 :
 ・その他備考:

 ※お食事の用意の関係上、欠席される場合は
  事前にご連絡いただけると大変助かります。
----------------------------------------------------

 なお、本イベントの様子を記録する写真および映像は、
 主催者が関係する活動、Webサイト等の広報手段、講演資料、書籍等
 に用いられる場合がありますことをご承諾の上、
 参加お申込みをいただきますよう宜しくお願いいたします。


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

【 プロフィール 】

■ペチャクチャナイト/プレゼンテーター

◎ 嘉村 賢州(かむら けんしゅう)
場とつながりラボ home's vi(http://homes-vi.com/)代表理事、
京都市未来まちづくり100人委員会(http://kyoto-machiza.jp/)事務局長。

1981年兵庫生まれ。京都大学農学部卒業。IT企業の営業を経験後、
大学時代より進めていたITによる地域活性システム「京都サーチ縁人」が
独立行政法人情報処推進機構「平成14年度未踏ソフウェア創造事業」に採択し、
仲間とともに法人設立にいたる。
その活動の中で、NPOをはじめとする社会起業家の人達と出会い、
社会起業家向けコンサルタントとして独立。

学生時代から6年間続けてきた町家コミュニティのノウハウを組み合わせ、
人が集まる様々な「場」の中で創造的な話し合いや交流が行われる、
独自の先進的場づくり手法によって、まちづくりや組織の活性を行う活動を展開。
「第三回社会起業家ビジネスプランコンテストedge」にて20団体の参加の中で
ファイナリストに選ばれる。現在、同志社大学で講義も行っている。

趣味は夢を語ること。
将来の夢は、京都にカフェとゲストハウスと共育(きょういく)機関が
一緒になった場をつくること。


◎ 松浦 真(まつうら まこと)
NPO法人こども盆栽(http://www.bombsight.net/)代表理事 

1981年千葉県生まれ大阪育ち。大阪市立大学文学部㈼部卒業。
在学中に就職活動支援団体「盆栽」に携わり、
卒業後はIT企業の営業職に就職。2007年5月にNPO法人こども盆栽設立。
「社会起業家ビジネスプランコンテストedge2008」にて
優秀賞、MIP賞に選ばれる。
主な事業は、子ども向けまちづくり体験イベント
「ミニ大阪」(第3回キッズデザイン賞受賞、延べ1700名)や、
小中高でのキャリア教育(延べ約7000名)など。

 ~メッセージ~

 私たちが創りたいのは
  "こども"が世の中を変えていける、そんな社会です
 NPO法人こども盆栽代表の松浦真です。

 わたしたち「こども盆栽」は、
   【こども×しごと】
 をキーワードに掲げ事業として取り組むことで
 「社会は1人1人の『しごと』でできている」
 という、ごく当たり前だけどとても大切なことを
 みなさんと一緒に、明るく考えていきたい。

 そして同時に、
 今現在、この世の中にある「しごと」にまつわる色んな問題を、
 みなさんと一緒に、真剣に解決していきたい。

 はたらくことは、社会に関わること。
 どんな「しごと」でも、自分の「しごと」がこの社会を創っている。
 だから、この社会を変えていけるのは大きな力を持つ「だれか」じゃなく、
 社会に関わっている「あなた」であり、未来を担う「こども」。

 あなたの仕事を子ども達に伝えることで、
 一緒に少しずつ世の中を変えてみませんか?


◎ 今井 絢(いまい あや)
同志社大学法学部政治学科三回生、
世界学生環境ネットワーク(ISEN)運営委員会メンバー

9歳から14歳までイギリスに暮らす。英国で国際社会と発展途上国への
関心を高め、2004年に五井平和財団ユース作文コンテストで優秀賞を受賞。

2008年に同志社大学で学生による初の世界学生環境サミットが開催され、
運営に携わる傍ら日本代表学生として参加。12ヶ国14大学の学生たちと
学生意見書を洞爺湖サミットに提出。今年6月にカナダのビクトリア大学で
行われた第二回サミットでも再び日本代表学生を務める。
現在、ISEN本部で世界学生環境サミットの企画と気候変動に取り組む
学生ネットワークの拡大と向上に従事。今年12月のCOP15に向けて準備を
進めている。

その他、1st World Creative Youth Forumにてファシリテーター、
第6回UNESCOユースフォーラムにて日本代表(共に2009)を務めるなど、
国内外を問わず世界中の若者と対話・議論を展開している。

大学では国際政治を専攻、途上国の政治制度に携わるべく、現在進路を思案中。
趣味はツーリング、寺巡り、旅。
子供を5人授かり少子高齢化に歯止めをかける計画(笑)。


以下、プロフィール文が間に合っておらずまことに申し訳ございませんが、

◎瓜生良江 大阪中崎町コモンカフェ(日替わり店主のカフェ)

◎尾角光美 live on代表「102年目の母の日~亡き母へのメッセージ~」著者


◎野崎恭平 同志社大学商学部4回生 維新志士~輝(きらめき)~ 代表

他、計8名を予定


■オープニングトークライブ/ゲスト

◎ 西村 勇也(にしむら ゆうや)
ダイアログBar(http://dialog-bar.net/)主宰/代表

大阪大学、大阪大学大学院にて教育心理学を学び、
主に人の内面的な成長のプロセスについての研究を行う。
同時に、学生団体でコーチングと心理学を元に学生のキャリア支援、
キャンププログラム等の活動に従事。

卒業後、人材開発・組織変革のベンチャー企業で
セミナー運営や研修プログラムの開発に携わり、
その後、財団職員としてメンタルヘルスをテーマに企業の組織診断と、
ワールド・カフェを始めとしたダイアログ(対話)による
組織開発プログラムの開発とワークショップの実施に従事する。

同時に、08年4月よりダイアログのプロセスを活用した
非営利コミュニティ『ダイアログBar』の活動を開始。
1年間で14回の「対話の場」を設け、約500人が参加。
対話の場のオーガナイズとファシリテーション、
ワークショッププログラムの開発など多数実施。
現在は、フリーランスのコンサルタント/ファシリテーターとして
「"対話の場"を創り、創造的な社会を実現する」をテーマに
活動を展開。


■オープニングトークライブ/ファシリテーター

◎ 飯田 美樹(いいだ みき)
カフェ文化研究家

1980年神奈川県生まれ、早稲田大学商学部卒業、
京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了、現在京都在住の一児の母。
高校時代から環境問題にめざめ、青年環境NGO「エコ・リーグ」を中心とする
様々な環境活動に関わる。それらの活動を通じて、社会を変えうる活動を
生み出す「場」に強い興味を持つようになる。

早稲田大学時代にフランスのパリ政治学院に留学し、
カフェに通い始めたことがカフェ研究のきっかけとなる。
自身の熱い場づくりの経験やカフェに通った実体験、
また大学院休学中にカフェを運営した経験等の実体験を、
百年前のパリのカフェ文化を理解するための視点として用いながら、
カフェという場のもつ力強さについて追求し続けている。

著書「Cafeから時代は創られる」

母という生き方

2009年11月18日 | 女の生き方
 今日は東京でサテイシュ クマールという思想家の
講演会に行ってきて そのあと友人たちとカフェで
話したりなんかしながら 色んなことを考えていた。


 先日友達とサテイシュについて話してた時
彼の『君あり 故に我あり』という本を読んで
私はそれほど感動もしなかったという話をしてた。
それは私が妊娠中にその本を読んだからなのか
「これって日本で 古くから女性が考えてきたことじゃない?」
と思う事が多かったから。だから「ああ、そうだよねー」という
気分で読んで「ああなるほどそうか!!目から鱗!」と
思った訳でもなかったのかな


 そうして今日の講演会で 彼の話を聴いた後
やっぱり女性 特に母親になった人には
大切な役割があるんじゃないかという気がしてきて
質問表に「日本の女性や母に伝えたい事を教えてください」
と書いてみた。私の質問は最後まで読まれないかと思っていたら
最後から2番目に読んでもらえて 彼は「これは難かしい質問だ!」
と言っていた。「お母さんたちに、、、 言える事なんてなにもない。
彼女たちはすでにとても素晴らしい! 確かに今女性たちは
子育てというものに価値をあまりおいていないけれど
子供を育てるということは本当にすばらしいことだと思うし
もっと価値がおかれていいと思う」というようなことを答えてくれた。


 確かになあ この人なら母親の価値について言ってくれると思ってた。
でもコメントは非常に謙虚で 示唆をあたえてくれるという程でもなくて
女性たちのことというのは 女性が語らないとだめなんだと
そんなことを私は思った。



 ところでもっと子育てに 子供と過ごす時間というのに
社会的価値がおかれたら 社会の中で そのことをもっと
大事にしてくれたなら 待機児童も減るだろう。
だって子供を預けて働きたい!という考えは
お金の事もあるにしても(とはいえほとんど手元に残らないという
話はしょっちゅう聞く話)なにより自分が「以前のように
働く自分」にこそ価値を見いだし 家で家事をしながら
子育てをして「ただのママ」になっている自分が許せなくって
子供と二人のストレスフルの空間から抜け出したくて
預けたい!働きたい!私には私の人生があったじゃないか!
と思うのだろう


 かくいう私も そう思っては 保育園の見学に
いったりするけど 復帰できる職場もないし
復帰できても あの仕事と子育ては両立できると思えないから
そんな気は全くなくて 保育園に預けられる資格もないし
西京区はかなり本気で満杯らしくてどうしようかと思ってる


 だけど子育てをしていると わかることも 得る事も多く
意外と豊かに生きられる 週に3回ピクニックしても
紅葉の下で野点をしても 毎日お茶を飲んでても
別に誰にもおこられないし 子供がいると
地域の中に入っていけるし 自然も身近に感じていられる
どこかに行くのは大変だけど 平日動いていられるし
それはそれでけっこうよくて 意外にも悪くないようだ。


 サテイシュは自分で職業を創り出せばいいのだと言っていた。
今までの生き方は 外で雇われ 朝から晩まで週5回以上
せっせと働き くたくたになるのが普通の生き方だったけど
お金をかけない方法で 人生を楽しみながら
自分で仕事をつくっていって ぼちぼち生きる
それでも悪くないのかも。


 子供は外に出た方がいい お母さんも子供も一緒に
外に出た ら 誰かの笑顔が待っている
「迷惑かなあ」そう思うけど 意外にも相手は
驚くほどの笑顔を見せて「楽しかった!」と言ってくれる
子供にみせる その笑顔 は びっくりするほど美しくって
優しさに満ちていて 見知らぬ他人の そんな笑顔
はっとさせられるそんな笑顔を 何度見せてもらったことだろう。

 お母さんは心配している 騒がないかな
ベビーカーにいい子で乗ってくれるだろうか
あの駅にはエレベーターがあるんだろうか 階段だけだとどうしよう
授乳室はあるんだろうか 電車でいい子にするのだろうか
ここは子連れじゃだめなんだろうか ああやっぱり
こなきゃよかった!つれてきた私が馬鹿だった!


 だけどまわりは 意外に優しく もっと受け入れてもらえるのなら
もっと楽しんでもらえるのなら もっと楽しくなるのにな。
もっと母たちのストレスも減り なーんだ
子育てって面倒くさいと思ってたけど
一日中子供と向き合って家にいるのなんて最悪!と思ってたけど
外に出てたら みんなで楽しくなれるんだ って そう思えたら
子育てはもっと楽になる。


 そんな支援を 子供一人に2万6千円を支払って
あとは勝手にしてくださいと言うのじゃなくって
そんな支援を 政策にしたら もっといいと思うのに
たとえば子供がいるお母さんはバス代半額にするだとか
ちょっと公共のカフェみたいなところをつくって
そこにいく無料チケットを配るとか そんなことをしたらいいのに
講演会にも託児所をどんどんもうけて 子育てしていて平日動ける
そんな人の方が 実はお得で楽しいですよと
そんな風に価値が変われば 今の状況もきっと変わっていくだろう


 母という経験は かけがえのない経験だって
子育てをしたおばちゃんたちは 知っているから
バスで出会った私に語る。もったいないから大事にしなさい
そう私に諭すのは れんちゃんのためというより
母になった私のためだ。大事な時間を
決してもとにはもどらない 大事な時間を共有すること
それがそんなに大事なら もっとそこに重点をおいて
保育園に預けられない 自分で子育てをがんばっている
お母さんに もっと支援をしてほしい。
母にはもっと力があって 女にはもっとパワーがあって
女の望む社会というのは 女が口を開かなくっちゃ
勝手には出現してこない。 だから私は口を開こう
もっといろいろ提案しよう 未来に続く道筋を
少しでもつくっていこう。 

東京ドタバタ

2009年11月17日 | 私の人生

 先週の木曜日 帰省するのを一日延ばして
晴れの日にして せっかくだからと気になっていた
「日本型支援者」のモデルを探る研修会に
れんちゃんを連れて参加してみた。

 その会場は おそろしいことにいわゆる普通の会議室で
誘ってくれた人は「子連れでも大丈夫ですよ~」と
気楽そうに言ってたけれど 家事をすませて遅れた上に
扉をあけると あ やばい 私 場違いだ、、、、


 ど ど どうしようと思ったけれど
時すでに遅し このために準備もしてきたわけで
仕方がないから輪っかの端にいれてもらって
なんとか話を聞いてみる。れんちゃんの機嫌をとりながら
みなさんのお邪魔にならないように 気をもみながらで
あんまり集中はできなかったけど 結果としては
私もカフェの話ができて れんちゃんがいることで
なんだか場はなごんだように見えたから
まあいっか これも第一歩 ということにした。
意外にもれんちゃんはその状況を楽しんでいて
会議室の中や廊下でやたら歩いては興奮してて
お姉さんに風船をもらい それであそんでは笑ってた。


 その会議に長居をしたあと(子連れで5時間くらいいた!)
新幹線に飛び乗って 夕飯前には横浜につき
じいじとばあばのお家へ行った。


 それからいろんなことがあり ちょっと調子が悪くなり
風邪気味になったりしたけど そんな場合でもないわけで
先日はれんちゃんを連れて自由が丘から都立大学の
友達のお家にいって それから一人で新宿に行き
久々の夜景を目にして本当に美しかった。


 新宿って、、、 昔ここに毎日のようにきてたよな
エコリーグの事務所もあって バイトだってここでして
東京にいるのがいやで 長野とかに憧れて
私にとって 東京は 「はるばる来る見知らぬ土地」
ではなかったわけで そこに普通に友達がいて
仲間がいたから 淋しくなかった。けれど久々に
一人で時間をもてあまし 街行く人を見ていると
みんななんだか幸せそうで とてもいい顔をして
歩いてて デートをしたり 女友達と買い物したり
不況なんて本当だろうかと思ってしまうほど
なんだか幸せそうな光景だった。

 そんな新宿から遠くはなれて
独身生活も 夜の時間も飲み会も
とーんと縁がなくなったけど
(もともとあんまり縁はないけど)
夜は7時半にご飯をたべて 10時半頃に寝るような
そんな私の生活からは 新宿はかけ離れてて
なんだかとても不思議なものをみるようだった。
それでもビルの上から目にしたあの夜景は
本当に綺麗で ちょっと感動的だった。


 それから今日はれんちゃんを父に預けて
念願の歌舞伎に行かせてもらい 思っていたより
長い時間で心配したけど 歌舞伎はとっても
素敵な世界のままだった。明日は母のお茶のお稽古に
れんちゃんを連れてちょっと参加させてもらうつもりで
毎日どこかに向かってる。行く先はどこなのだろうか
それはまだ見えないけれど れんちゃんとともに
私なりに 沢山の人に助けてもらって
未だ見ぬ未来へ進みたい。

日常

2009年11月11日 | 子育て
 今日は朝からえんやこらっと横浜に行き
母の参加しているお茶事をれんちゃんとともに
見学だ、、、 と思っていたのに

 朝になると 雨がひどくて
天気予報を聴いてみる と 観測史上最大の
大雨という言葉が流れる 太平洋側は特に注意、、、


 そんな言葉でなえてきて どうしよう
新幹線とまったら大変だよな とまったらお茶事は間に合わないし
どうするものかと散々悩んだあげくに
ちょっと延期する事にした(多分明日帰るでしょう)


 その判断は まあ的確だったような気もするけれど
なんだか朝から気分も悪くて えいやこらっと雨の中
れんちゃんと荷物をかついで そんなことできるかしらと
思っていたし 荷物もまとまらなかったけれど
それでも時間が過ぎてみる と なんだかとても空しくて
特に雨の日は憂鬱なのに 何も予定もないわけだから
児童館に行こうとしても新型インフルのせいで閉館してるし
どこにも行き場がないわけで
れんちゃんと二人 家の中で 外は雨。


 こんな日もよくあって それでもなんやかんやと
やることがあり それなりに過ぎていくけど
今日はぽっかり どうしよう、、、


 仕方ないから新聞を読み れんちゃんと遊び
けだるい気分で家事をしようという気にもなれないままに
お布団王国(寝室のこと)に遊びにいって
れんちゃんとひたすらたわむれていた。


 やる気がある日は 家事も終わらせて出て行けるけど
こんな日はもうだらだらで れんちゃんが寝たら
私も寝ちゃって 掃除もなんにもおわらない。
片付けをしても しようとしても その側から
なにもかもを放り出されて れんちゃんはいつも楽しそう
生きてることが 毎日楽しい 悪さするのもまた面白い
そうして笑って生きている 私はといえば 家事に追われ
追われに追われ 終わったと思ったらまた散らかっての
くりかえし おーきれい!と思うのは 掃除が終わったその
瞬間で 一時間もたってみたら なんだかしっちゃかめっちゃかだ。


 そんな私の唯一の楽しみと言えば 喫茶ケヤキにいくことで
ここだったら 雨でもおんぶでなんとかなるし
それで夕方ケヤキにいった。そしたらまたいつもの
おばさんがきてくれて れんちゃんを見ながらお話をする。
次第にカウンターに飽きてきた彼は靴をはいて
お店の外にいきたがり 一度出したらもう楽しくて
なかなか店には帰ってこない こうして私は一日丸ごと
れんちゃんのお相手をして 文字通り日が暮れてゆく。


 ケヤキで時間を過ごしたあとは 
もう夕暮れになっていて うちに帰ると5時半くらいになっていて
そろそろお米をとがないと、、、と 夕飯の支度が
ゆるやかにはじまっていき 本格的にはじまると
れんちゃんに童謡をきかせ 時折歌い 時折
ご機嫌をとったりしながら 夕飯をダーッとつくりはじめる。
そんな日常の繰り返し。


 こんな日は 昼寝をついしてしまった日は 自分の時間は
まるでなくって 子育て中の普通の主婦と なんら変わりない
一日で なんだか哀しくなるような それでも笑っているような
やりたいことはもっとある!?と思ってみても
それが明確にあるというなら 極楽の昼寝の時間を返上しても
それをやってりゃいいのだけれど なんだか今はぼんやりしていて
大学院にいきたいような こんなんじゃとても研究なんてできないような

 れんちゃんといるこんな生活
彼の笑顔をみている生活 彼とじゃれあってる生活が
私の普段の日常で そこには無理もほとんどなくって
気を張ることもあまりない。ゆるくてのんびりしているような
それでいて追われているような
どんな生き方がいいのかな 帰ったら何かヒントが見つかるだろうか

横浜にかえります!

2009年11月09日 | 私の人生
 ここ最近はあの暗い夏に考えることも
できなかったほど 我が家の状態もなんだかよくて
フランス人の友人がきてからは れんちゃんも私も風邪なのに
結局めちゃめちゃ外に出ていて それから風邪をひいたときには
家にいるより外出てなおせ!という荒治療をすることになり
ひたすらどこかにいっていた。
(昨日はれんちゃん連れて東福寺と三十三間堂と智積院へ)

 遊び疲れてお金もすっからかんになったけど 紅葉の京都も捨てがたいけど
色々と考えた結果 横浜に二週間ばかり帰省することに決めました。
私も旦那もお互いの自由を満喫しようというこころもちです
なので心配はご無用です(たぶん)

 東京じゃないと会えないみなさん!お会いしましょー
いい加減れんちゃんをつれて東京の電車に乗れるかしら、、、


地域のカフェから何かが変わる

2009年11月06日 |  カフェ的な場で考えたこと
 今日は洛西で仲良くなったママの子供を
先日れんちゃんをみてもらってたお礼に私が
見ることにして どうなるのか どきどきだったけど
時間がきたらはじまって ドキドキドキドキ
しつづけながら ゆっくり経過をみまもっていた。


 うちでは二人は仲良く遊んで Mちゃんは泣くこともなく
れんちゃんがお兄ちゃんな顔して遊んでた。
でも家に居続けるのもきっと機嫌が悪くなるよな
今日はベランダにも出れないし やっぱり公園に
連れて行こう。いつもみんなで公園で
のんびりピクニックをしていたから 公園にいけば
気分がいいと そう思ってた訳だけど
えんやこら と れんちゃんをかつぎ 彼女をかつぎ
ベビーカーをかついで階段をおり なんとか行ってはみたものの
あれ 誰も楽しそうでもない、、、 だめだった?
どうしよう そうだ やっぱりケヤキにいこう、、、


 ケヤキというのは最近私がかなり気に入っている喫茶店で
この地区の人たちが運営している非営利の喫茶店。
洛西のお年寄りや子供たちの交流拠点になればいいとの
願いをこめてつくられた まさに子育てをしていて
おばあちゃんと交流したくて しかもカフェを研究している
(そんなことは誰にも言っていないけど)私にぴったりな喫茶店。
ママサークルからはつい足が遠のいてしまっても
カフェには足しげく通う私は 週に2回ほど通ってて
ここはれんちゃんも常連で Mちゃんも何度か一緒に来てはいるから
誰かかまってくれるだろう!そうたかをくくって行ってみた。


 ところがケヤキについてみる と あれ いつも
かまってくれるおばさんがいない。彼女はいないんですか?
ときいてみると「今日は中学にいってるんですよー
イベントの準備があってー」とのことだ うわー ピンチ!?
でももう注文しちゃったし おろおろしているところに
赤子二人は壁沿いの椅子の上を反対方向に動き出す。
どうしよう 手がたりない!ああ 机にさわっちゃだめ!危ない!
まわりにいるおばさんたちは 笑いかけ 気にかけながら
こっちをみていてくれるけど 「大丈夫?危なくない?」
そう何度も言われると 危ないような でも大丈夫そうなような、、、


 そうしてなんかの瞬間に アッ!と思ったらドーンという音
ええ!!!Mちゃんがおちた!ワーン!!!エンエーン!


 どうしよう!!私で泣き止むんだろうか?大丈夫なんだろうか
無我夢中で抱き上げて 無我夢中であやしはじめる
れんちゃんはもう眼中になく お店の人みんなが釘付け
あの人大丈夫なんだろうか、、、


 Mちゃんは上手に落ちてくれたらしく あまり派手には
打っていなくて ちょっと泣いたら落ち着いたけど
機嫌は悪くなっていたから ひたすら彼女をだっこしていたら
しばらくすると なんと私の胸で眠った。
なかなか環境がかわると寝ないMちゃんが
私の腕の中で寝るとは!なんだかとってもうれしくなった。
この騒動があってから お店の人ももうちょっとこちらを
かまってみてくれて いつものおばさんも中学校から駆けつけてくれ
れんちゃんの面倒をみてくれた。

 
 それからそのおばさんと もう一人の地域の女性支援をしている
おばさんと 同じテーブルを囲んでいろんな話で盛り上がる。
こうやって 私がようやくみつけたカフェは 困ったママと
ママを支援したいと思う人たちが出会う場所になってて
私はいつも こうしてほしい こうなったらもっといいのにと要望を出し
そうしていたら なんとおもちゃがお店におかれて
それから絵本もだいぶはいって そのうえ先日は「れんちゃんに」と
お客さんがミニカーをもってきてくれたらしい!
それをもらったその夜は どれだけ彼の機嫌がよかったことか!
(れんちゃんは車に目がないのです いつもブルンブルン言っている)


 そういう風に ここの人たちは話をきいてくれ
聞いてくれるだけじゃなく ああしましょうとか
こうしましょうとか じゃあこうなったらいいわよねとか
誰と協力したら何ができるとか そういうことを教えてくれる。
そうしてここは変わっていって 沢山のイベントもするようになり
最近は中心地にあるカフェに負けないくらい 沢山のお客さんで
にぎわっている。まだまだ子供は少ないけれど
今回のMちゃんの事件をきっかけに「やっぱり子供用の
スペースが必要なのよ!」という議論がもりあがってゆく。
Mちゃんとそのお母さんには申し訳ないけれど
私としては ここにきて 人の子まで連れ出して
でも話をきいてもらって 一緒に子育てをしてもらって
地域でこうして 手をとりあっていきている
一人だけでするんじゃなくって 誰かに預けたり
誰かがちょっと見ていたり そうして気楽に子育てできる
そんな状況が続いていったら とてもすばらしいと思う。


 「全国子育てひろば実践交流会」というイベントに
夏に参加した際に なんにもない洛西に 子育てひろばが
あったらいいのに!そう思って「どうやったら子育て
ひろばをつくれるんですか?」とみんなの前で質問をした。
そのあとで同じ会にいた人が 私と出会って ひろばの運営
なんかについて 色々話をしてくれたけど
「こんなカフェが地域にあって、、、 それに私
カフェの研究もしてるんです」と話てみたら
「それだわそれ!ひろばよりもカフェよ!広場には
何か限界がある感じがしてたの そこでがんばって!!」と
力強く後押しされた。そうか カフェか やっぱりケヤキか
そう思ってて 通っていった 何かがそうして動いてる

 あそこに集う人たちは 街で活動をしている人で
力づよい女性が多くて 変化させようとがんばっている
ママから時代は創られる?と かつて友人に言われたときに
「そんなことがあるもんか!」と卑下して思っていたけれど
もしかしてママから時代は創られるかも そんな最中にいるのかも
このカフェにいて 出会いを活かすとそう思う。


 はじめの五分は 他人の子まで連れ出したことを
ひどく後悔していたけれど あの事件のあったあとは
空気も変わって みんながすごく協力してくれ
帰りたくない そんな気持ちになっていた。
それくらい カフェでの出会いは何かを変える
カフェはただ お茶を飲みにいく場所ではない
私はケヤキに 今日お茶を飲みにいったわけじゃない、
出会いを求めていったんだ。 その出会いを活かしたときに
いろんなものが動き始める やっぱりカフェは力強い。


 地域にそういうカフェがあること
そこに集う人たちが こんなにも活動的な意思があること
それって本当に すばらしい。

冒険

2009年11月03日 |  日本文化
 おっぱいをやめてからもう二ヶ月が経過したのか
最近はだいぶ体力もついてきて れんちゃんと二人で
行ったことのないところへいったり ちょっとした
山道みたいなところを一生懸命登っていったり
だいぶいろんなことができるようになってきた。


 今日は何も予定がなくって げんきくんは
部活に行くと言っていたから あー休日なのに
暇だー つまらん!どうしようかと思っていたら
そういえば「曲水の宴」があったような、、、


 いってみようかと調べてみるとやっぱり今日で
がんばればいけなくもなさそうだったから
バスを二本のりついで 城南宮まで足をのばしてみることにした。

 バスの時刻はかろうじて調べたものの
かなり適当にやっていたから 一時間に一本しかない
バスに結局のりおくれ どうしよう、、、
やめとくべきか ほかの場所にいこうかな
でもなーこれは一年に一回かもしれないし!
そう思って無理矢理電車に乗ってみた。

 バスにのって 電車を乗り換え 竹田駅で
おりてはみたものの 行けるのか やっているのかも
わからない。仕方ないけど歩いていたら
ぽつりぽつりと雨が降り出し あーいけてない
なんだか今日はついてない!!とへこむけど
ここまで来たんだ なんとか行くだけ行ってみよう


 城南宮のある場所は 由緒正しい場所であろうに
ラブホテル街の目の前で 石垣で強固に囲った
お宮の中へは どう入っていいかもわからない。
散々まわりをぐるぐるしたあと 困り果てた私を
見かねてくれたのか 「入り口はどこですか?」
と聞いた私に 宮司さんは「出口だけどいいですよ
ここから入ってください」と通してくれた


 そしたら宴ははじまっていて 平安時代の衣装に
身をつつんだ人たちが 美しい庭園の小川のまわりで
歌をよんでいる。あーこれなんだな
中学の頃の国語便覧に載ってた世界 憧れていた
雅な世界は今目の前に広がっていて
ようやくこうして来てみると うーん葵祭の印象みたいだな、、、


 あまりにもつくられた かつての世界は
なんだかちょっとおかしくて 現代からは遊離していて
美しいとか 美しくないとか そういう判断基準を超えて
スペクタクルをただ見せられている そんな感じがしてしまう
なーんか ちょっと 微妙だなあ、、、


 それでもせっかくだからとれんちゃんの機嫌も
よかったことで 最後の方までみさせてもらっって
神苑が無料開放とのことなので そこをなんとか
おんぶでまわって 気になっていたお茶席に行く。
そのお茶席はとっても混んでいたけれど 神苑の中で
一番きれいで はっとさせられる景色があって
そのときはれんちゃんも眠っててくれて 一瞬だけども
美しい空間の中で 何かを感じることができた。
そうしたらなんと隣に先日説明会に参加した大学院の
先輩が座っていたのでちょっとお話なんかして
彼女は中国の留学生なわけだけど
こういう場所で 京都なんだから京都の若い友人と
ばったりあってもおかしくないのに
日本的な場所にはなかなか若者たちはいかないという
そんな事象にまた気づく。


 日本の美しい世界 日本の美しい空間を
もっともっと味わって それをゆっくり楽しむこと
日本に住んでる日本人の友達たちと もっと
そんな時を重ねて行くのもいいのかも


 意外なことに れんちゃんは 私が最近
企てている冒険や 映画鑑賞なんかにも協力的で
たぶんそれなりに彼も楽しんでいるようで
だから一緒にどこかにいける 知らない場所も
たくさんあるけど 迷うことも 天候不順もあるけれど
トイレにいくのは大変だけど 誰も助けてくれなくっても
だいぶ動けるようになってきた。
れんちゃんといると いつも感想をいえたりだとか
寒いね!とか話しかけていられるから
私としてはありがたくって 誰かと時を共有できる
そんな気がしてなんだか楽しい
美しいものは共有したい 感動は一人でするより
誰かと一緒の方がいい これから寒くなるけれど
日本の秋を堪能しよう。

フランスに行くなら

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