alternativeway

パリ、カフェ、子育て、サードプレイス、
新たな時代を感じるものなどに関して
徒然なるままに自分の想いを綴っています。

英文記事をスラスラ読むためのコツ

2022年06月13日 | 英文読解
こんにちは、飯田です。
先週末は日本の世界遺産、
高野山・姫路の読解と、ロシア国内の
経済状況の読解がありました。


日本の世界遺産の会では、高野山の
神々しい雰囲気に触れ、姫路出身の
方や最近行ったばかりという方も
いらっしゃり、だいぶ旅行気分が
味わえる読解でした。どちらも東京
からはだいぶ遠い!ですが、大阪を
拠点にして近いうちに両方とも
行きたいです。


ロシア国内の経済状況の会でまず
感じたことは、皆さんの読解力が
格段に上がった!!ということです。
ウクライナ問題でヒィヒィ言いながら
難しいオピニオン記事や超長文を
読みまくってきたおかげでしょうか。
この時は自己紹介が10時10分すぎに
終わったにも関わらず、読解自体は
12時すぎに終了というハイスピード。


2年前にこの会を始めた頃から
ニューヨークタイムズの記事の
長さは変わっていません。だいたい
写真つきでA4にして5−6ページ。
それが昔は私の長い説明も一切なく
簡単な自己紹介の後に読解を開始して
12時半になんて終わらなかったと
思います。13時というのはザラで
13時半になりかけることも
ありました。それに当時はなんとか
終わらせるためによく記事を
カットしていたのです。でもこの
半年以上ニューヨークタイムズの
普通の記事をカットして読んだ
ことはありません。


みんなすごいなー!!!


そんなにスラスラ読めるなら
参加する必要ないじゃん・・・
と内心思っていた私でした(苦笑)


とはいえ意見交換の時間は
本当に面白く、なぜ日本では
自分の意見を言えないのか?
という話で朝から盛り上がって
まるでパリの哲学カフェみたい。


その理由としては、正解が求められる
からだけでなく、そもそもそれに
ついての知識や関心がないため、
いきなり「どう思う?」と言われても
答えようがない、というのが根っこ
にあるのかもしれません。



正解どうこうというよりも
そもそもの知識不足。
これは二重に問題です。



英語の試験なども、レベルが
上がれば上がるほど、試験内容は
時事問題と絡んできます。


たとえば英検一級のライティングは
・再生エネルギーは石油に
 取って代わるか?
・宇宙開発は費用に見合うだけの
意味があるのか?

などが過去問にでています。


こういった問題は普段から
少しでもそうした情報に触れ
考えていないと即座に解けることは
まずありません。なぜなら論点を
少なくとも3つ、すさまじい
スピードで提示しないと
いけないからです。


ところが私は英検一級の
ライティングの対策を一切
しなかったにも関わらず、わりと
高得点でライティングを乗り切る
ことができました!


なぜって?


私に超才能があるから?


あってほしいです・・・(涙)


そうではなく、これはひとえに
World News Caféのおかげです。


普段からさまざまな情報に接して
考える機会を持っているので
「そういえばあんな話が・・・」
と思い浮かび、少なくとも論点の
2つくらいはパッと思いつくのです。
3つ目は無理やり考えればなんとか
なります。


そしてライティングというのは
英文読解の真逆なので、普段
読解で教えている読み方のコツを
全部使って、副詞的なもの、SVO
その後に副詞的なもの、という
書き方にすればそれっぽくなります。


なので私は2−3回家で紙に
なぐり書きし、誰からも自分の
ライティング能力をチェックして
もらうことなく試験に向かい、
なぜかライティングも、難しい
面接試験も受かることができました。



これはやっぱり


普段からそのテーマについて
考えているから

それに尽きると思います。

しかも質の良い情報に触れて
腑に落ちるまで理解しているので
相手にしっかり語れるのです。
それなりに説得できるくらいに。

でもこれが日本によくある
薄っぺらい、わかったような
わからないような、神社にある
ご由緒のような説明ばかり
読んでいても、他人に語れるようには
なりません。

つまり
質のよい情報に触れているから
理解できる

理解できるから興味がわく

興味がわくと面白くなる

また理解できて面白い!

と数珠繋ぎのように知的好奇心が
刺激されていくのです。

World News Café
すごい!!
(自画自賛)



ちなみに私が京都の郊外で
専業主婦をしていた時は、京都
新聞をとり、近所に図書館も
ありましたが、知的好奇心を
満たしてくれる機会は一切
ありませんでした。そして私は
鬱になり、ある時やっと、
私に足りなかったのは
知的刺激だったのだ!と
気がつきました。そんな私の
唯一のなぐさめは、日本文化
研究センターに通ってそちらの
蔵書を読むことでしたが・・・


かつての私のように地方に
住んで、知的刺激なんて
そもそもない、知的好奇心を
刺激される喜びを味わっていない
方は、ぜひWorld News Caféに参加
してみてください。はじめての方は
だいたい脳みそが爆発します(笑)



でもそれに慣れてくると本当に
面白いのです。今時どこに住んで
いようが、英語力さえあれば
世界の情報にダイレクトにアクセス
できます。当時の私のように京都
新聞に頼る必要なんてないのです。



でも世界の良質な情報に自力で
アクセスするには何よりも英文
読解力が必要です。リスニングは
読解力が伸びるとその後ついて
きます。なぜならリスニングと
いうのは脳みその中でスロー
モーションで文章を解析している
からです。単語がわからなければ
リスニングは上達せず、単語を
認識し、覚えるために重要なのは
World News Caféでやっているような
精読なのです。


英語なんて私には無理!と思わずに
どうか、わかる!理解できる!
楽しい!という喜びを感じて
みてください。カルピスの原液の
ように濃い原文は、深く考え
させられ、自分の幅を広げて
くれます。


しかも一人で読むとつい
スピード重視で斜め読みになって
しまいますが、World News Caféの
読解は半分ワークショップみたいな
感じがあります。なので「不思議の
国のアリス」を読んでも深く考え
させられ、それが心に残り
数日間考えてしまうなんてことが
よくあります。そのしみじみと
心に残るそんな読解、それこそが
人生に影響を与えるのだと
思います。これは精読と解説と
みんなでそれについて話し合うこと
その3つが揃ってこその効果だと
思います。どんな名著でも
なかなか一人ではここに至りません。


ちなみにミリオネアマインドの
著者によれば、自分の幅が
広がる、自分のレベルが上がる
ということイコール、自分が
お金を受け入れる器も広がるという
ことらしく、収入の増加にも
つながるそうですよ!


World News Caféの読解は
間違いなく視野を広げ、自分の
考えの幅を広げてくれると
思います。だから人生が変わるのです。

興味はあるけど腰が重いのは
もったいない!!
6月からは1時間程度の無料体験
レッスンも始めましたので
ぜひこの機会にお気軽に
参加してみてください。

人生を変える英文読会 World News Café

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