alternativeway

パリ、カフェ、子育て、サードプレイス、
新たな時代を感じるものなどに関して
徒然なるままに自分の想いを綴っています。

東京カフェガイド

2012年04月29日 | おすすめカフェ

 7年ぶりくらいにようやく戻って来た東京は
かつて私が知っていた街とはだいぶ変わっているようで。
4年ぶりに手にした少しの時間。ちょっとでもカフェを
廻ることができたなら 私の頭の中にあった東京のカフェ情報を
アップデートしていきたいと思います。
(ちなみになるべくおすすめの店を載せたいですが
これは記録に近いので辛口の店もあると思います。
おお行ってみたいな と 思った店にぜひ足を運んでみてください)


 東京勝手にカフェガイド。はじまりはじまり、、、


 東京カフェガイドその1。




 まずは鷺沼のビゴの店。ビゴの店は日本に本物のフランスパンを伝えた
というので有名なパン屋さん。鷺沼店には2階にカフェがあり、朝の
9時から10時まで「ルマタン」というモーニングセットがあるらしく、
ドリンクと、何種類かのパンをバイキング形式で食べることができて500円。

 パンはどれもめちゃくちゃ美味しい!!スコーンはほろほろっと口のなかで崩れる感じ。
コーヒーも美味しかった!でも朝からママたちでめちゃくちゃうるさい。
こんなうるさいカフェあるの?というくらいうるさかった。
でもそういう店なら私も語学の発音練習とかできるかも?
それでも記憶に残る美味しさのパンたちなので、懲りずにまた行こうかな。
田園都市線鷺沼駅から5分くらい。


 東京カフェガイドその2。



 飯田橋のカナルカフェ。東京で川を眺めていられるカフェって
そんなにないと思うんですが、ここはお堀の上に浮かんでいると
言った方がいいようなカフェ。レストランもあるようですが、
デッキのカフェ部分は全て屋外なので、雨が降ったら全員退散!
というわけで先日は飲み物を半分残しながら退散しましたが、
桜の時期は素敵です。高級そうに見えるけど、たいていの飲み物は
500円で、プラス100円でマフィンもつけられるとのこと。
マフィンはなかなか美味しかった!紙コップなのがちょっと淋しいけど
まあ大変だろうからしょうがないか。東京のど真ん中で、ボートを
こぐ人たちを眺められるのもなんだか不思議。
これからの時期、東京でテラスを堪能したかったらぜひ。
飯田橋駅徒歩1分。神楽坂のすぐ手前のお堀沿い。




 東京カフェガイドその3。

 神楽坂PAUL
ポールはフランスのパン屋さんですが、今やパリより東京の方がお店が多い?
しかもカフェの素敵度は日本の方が高いような、、、とはいえ場所によって
かなり差があり、私の知ってる中では四谷店と神楽坂店がおすすめです。
あざみ野にもありますが、自分でトレイを運んでなんだか雑然とした
雰囲気なのに値段は他と変わらない。。それに対して神楽坂店は赤い布張りの
ソファーが高級感があり、全体的にシックな雰囲気。床は白黒の市松模様の
タイルのようで、トイレのドアはエメラルドグリーンに塗られてる、
しばし外国気分に浸れるお店。



 こちらは朝10時から11時までモーニングセットがあるらしく、500円で
お好きなドリンク(ポールはけっこう高いのでそれだけでお得!)と
クロワッサンかパンオショコラ、パンオレザンが選べるそう。
パンオショコラはたっぷりチョコレートが入っていてさっくりした質感で
美味しかったです。神楽坂でこの500円はなかなか価値があるのでは?

場所は東西線神楽坂駅から飯田橋方面に坂を下っていって5分くらいのところ。


 東京カフェガイドその4。



 広尾または渋谷のセガフレード。
はじめてこの店を見たのは7年以上か、もっと前?
たまプラーザ駅を改装中に、駅構内に入ってました。
当時まだこんな店は珍しかったので、何これかっこいい!! とよく足を
運んでました。今ではもうかっこいい、という感じもしませんが、それでも
値段のわりに質の高いカプチーノ(なんせバリスタみたな人たちが
かっこよくトントンしてる)と、店員さんの感じがよく、かつ放っておいて
くれるので長居ができて助かります。

 朝は11時くらいまでモーニングがあるらしいですが、これがよく
売り切れていて、広尾では9時ごろにはもうないとか!370円でドリンク
(ただしカプチーノはプラス50円)とクロワッサンまたはパンオショコラ。
パンオショコラもポールとはさくさく感が違いますが、けっこう美味しい。
ドリンクはクリーミーさとラテアートが絶妙なカプチーノと、
夏場にはカフェシェケラートというとってもお洒落な、カクテルグラスで飲む
シェーカーで振ってもらったアイスコーヒーがオススメ!
めざせかっこいい女性?

 渋谷店には作業をする人や語学交換する人、本を読む人、
広尾店には8割くらいの外国人と、魅力的なテラスでぼーっとしたり
仕事をする人、2階には仕事をする人と広尾マダムがおしゃべりに花を
咲かせています。広尾店では夕方にアペリティフの時間もあるそう。
ぜひ一度広尾に足を運んでみてください。ここでしか味わえない
パリのテラスみたいなゆるい空気が待っています。



 東京カフェガイドその5。

 渋谷宮益坂近くのカフェ、レスペクト
昔東横線の高架下にあった伝説的なカフェ、シブヤアンダーパスソサエティー
(SUS)の雰囲気を受け継いでくれてるお店。そのカフェには当時まだ珍しかった
パソコンやインターネットが置かれてて、レボリューションキャンプの
ミーティングをよくここでやっていました。バニラコーヒーの美味しい店で
気に入っていましたが、いつからか雰囲気があまり好ましくなくなって、
扉を開けては引き返し、を繰り返すうちにその店はいつしか閉店。

 現在のレスペクトは、良かったころのその店の雰囲気を受け継いでくれてます。
この店には渋谷のカッコいいけど嫌らしくない感じの人たちが来ています。
それというのもオシャレでかつ使いやすいから?渋谷のいいとこにあるのに
ランチは千円以内だし、注文してからかなりすぐにやってくる。
そして何といってもちゃんと美味しい!ランチは毎週くらいに変わるので
色々と試したけれど、ほとんど外れたことはありません。



 2階にあってガラス張りなので明るい光が店いっぱいに広がるのも特徴的。
外を眺めながら贅沢な気分でランチができるソファー席も気持ちいい。
私は渋谷に2軒お気に入りのカフェがありますが、こちらは元気な感じの人と、
盛り上がってワクワクしたい気持ちの時に選ぶ店。そしてたいていいつも
面白かったねえ!という感じで終われるのがこのカフェのもつ力?

 カフェカンパニーの系列のカフェですが、私の知ってる限り
一番ここが感じが良くて好きなお店です。

渋谷駅から宮益坂方面に上がって、子どもの城とのちょうど中間くらい。
1階にある、料理書専門の本屋さんもかわいいですよ!




 ちなみにこれらはfacebookページに書き始めた東京カフェガイドに
加筆修正したものです。facebookではカフェを理解する100の言葉なども
書いていこうと思っています。もしよかったらご覧下さい。










京都のおすすめカフェ

2012年03月04日 | おすすめカフェ


 「飯田さん 今度京都に行くんですけど
おすすめのカフェあったら教えてください!」
という声におこたえして、京都のおすすめカフェを書いてみようと思います。
(もう一年も行ってないけど、、、一応5年くらい住んでました)


 喫茶ゴゴ  出町柳駅近く




『cafeから時代は創られる』に書いた「Gという喫茶店」。
ゴゴはカウンターがある昔ながらの自家焙煎コーヒー店。
初めて店の扉をカランと開けてみたのは 自転車で店の前を
通り過ぎ ロースターからぷうんと漂う香りにいい気分に
なりながら「どうしてコーヒーって焙煎の香りはこんなに
いいのにあんまり美味しくないんだろう?」と疑問に思った日のことでした。
「あーあの店がこれなんだ!」と研究室に置いてあった雑誌をみながら
じゃあ帰りに寄ってみよう、と立ち寄って見ると何これ!という感動の味。
当時は40年店に立ってるマスターの淹れたコーヒーで こんな
コーヒーがあるものなのか!と感動しました。

 それから徐々に常連をめざし、通わせてもらった喫茶店。
マスターはもうカウンターには立ってないけど、マスターの
志を受け継いだお姉さんがお店にたって、みんなをあたたかい
笑顔で迎え入れてくれています。ここは常連さんでもはじめての
お客さんでもなんとなく会話が成立するお店。そこが
お姉さんの腕の見せ所でもあり、いつもその腕には脱帽です。
カフェ?場のつくりかた?コミュニケーション?体験するなら
ぜひゴゴへ!と沢山の人を連れて行きました。



 40年間ほとんど変わらないという安心感のある
赤い小さな椅子と古びた感じのオレンジの照明は
なんだか別世界のような でもこれぞ京都というような?
この店には徒歩圏の常連さんが多いので
京都では不思議なことに、お店の前にたくさんの自転車は並びません。
ゴゴには喫茶店、カフェの真髄があると思います。
お店に行っておねえさんに会ったらぜひ「飯田さんから聞いて」と
伝えてみて下さいね!この店だと蓮太郎でも1時間以上いれるからすごい
本当に落ち着くお店です。

 おすすめはサイフォンで淹れたコーヒー。一度だけでなく
2度サイフォンの中を循環させる名物「燕がえし」も見ものです。
あとはハムのトースト(サンドイッチみたいなもの)も
しぼりたてのオレンジジュースもめちゃくちゃ美味しいです。

京都府京都市左京区田中下柳町8-76 今出川加茂大橋東入ル
075-771-6527(朝は早くからやっていますが
午後は3時くらいまで?たまにやってたりやってなかったりなので
電話して尋ねてみることをおすすめします)



 cafe independants (アンデパンダン) 三条御幸町

 大学1年の時に東京から来てこの店に連れてこられ
なんだこの雰囲気!!と圧倒されて、いつか京都に住みたい と
思わされたカフェ。地下にあって少しだけ地上から差し込む光と
ちょっと崩れた感じのレンガの壁、大きな木のテーブルや
高い天井、当時まだ珍しかったデリのガラスケースなどが
とてもかっこよく、煙草の白い煙の中でなにやら楽しそうに
話をしているアーティスト風の人たちがまぶしく見えました。

 東京の大学生だった私は京都の友人が環境系の展示を
このカフェの中でするんだと話していたのを聞いて
京都ってすごい!カフェと環境を結びつけられるの?と
驚いたものでした。

 アンデパンダンの雰囲気はとにかく独特。
ヨーロッパ、ベルギーあたりの活気あるカフェに来たみたい?
京都の若者なら何度も行ったことがあるはずのカフェ。
このビルでの1階では現代アートの展示もされています。
三条通りは歩くのも楽しい通りです。京都に来たらぜひ寄ってみてください。

 おすすめはカレーとかかな?食事はけっこう美味しいです
サンドイッチもだいたいとても美味しいです。この店のポテトが好きです。

京都府京都市中京区弁慶石町56 1928ビル B1F
営業 11時半~24時 



 進々堂  京大農学部近く


 言わずと知れた、、、京都といえば進々堂。
なんだかとても懐かしい。ここも大きな木のテーブル(8人がけくらい?)
が特徴的で、100年前くらいからある伝統的なカフェ。
なんでも昔フランスに留学してた方がかの地のような
カフェをめざして創ったとか、、、隣にはパン屋さん。

 ここでは大テーブルがあるからといって
隣の人と会話が起こるようなことはまずないですが(アンデパンダンもありません)
京大のゼミ生が一緒に勉強をしていたり、教授らしき人が
来ていたり。私もここで何度も本を広げて勉強してました。
窓ガラスに面した席は一番明るく、一等席だと思っていますが
そこは埋まっていることが多く、店内中央の方になると
昼でもけっこう暗いです。でもこの暗い喫茶店的雰囲気が
また京都っぽいんだなあ と 遠く離れた今となっては思います。

 進々堂は朝早くからやっていて、一度朝8時半くらいから
知人たちとミーティングみたいなのをしたことがありました。
その時は全員とても頭が冴えていて、素晴らしい意見が
どんどんでてきて驚いたのを覚えています。ミーティングや
議論をするなら夕方からするよりも朝した方がいい意見がこんなに
簡単にでるものなんだなあ、、、と驚きました。そして
朝のカフェはとても気持ちよかったです。


 ここはミルク入りコーヒーと、イングリッシュマフィンや
カレーがおすすめ。スコーンも美味しいです。
近所には沢山古本屋もありますので古本屋帰りにぜひどうぞ!

京都府京都市左京区北白川追分町88
8時から18時 火曜定休



 スターバックス三条大橋店


 この店は私が三条に住んでた頃の居間みたいな店でした。
家が小さくてもサロンがカフェだったらなんて素敵なんだろう!と
思いながら目の前の鴨川と空を眺めてました。『cafeから時代は創られる』は
全てこの店で書かれたものです。毎朝8時から9時くらいに
マックのパソコンを持ち込み、大きくなりつつあるお腹を
抱えながらカフェインレスコーヒーを頼んで
キーボードを叩いていました。この店、ちょっとわかりにくいのですが
地下席があり、そこが素晴らしいのです!

 今の雰囲気はわかりませんが、当時は1階は外国人観光客や
ちょっと立ち寄った人、地下は常連客という感じになっていました。
地下から眺める鴨川の美しいこと!京都のお寺に行く度に
はて この構図、どこかで見たことがある、、、と思っていたら
三条スタバの地下から眺める鴨川の構図と一緒なのだと気がつきました。
京都のお庭は建物の中から眺めると額縁の中に庭園があるという構図に
なっているのですが、三条スタバも確か窓ガラスの枠が黒くて
同じような感じで鴨川を眺められるのです。


 この店はいつ行っても混んでいますが、朝だけは別。
1階から朝眺める鴨川と太陽の光もとても美しい。不思議なことに
ここは店員さんも私が行ったことのあるスタバの中でダントツに
素敵な方が多くて、とても気持ちがいいのです。
いつかお店に本置いてもらえないかなあ、、、ここで書いたんですけどねえ、、

京都府 京都市中京区 三条通河原町東入ル中島町113 近江屋ビル 1F
営業 8時から23時



 京都生ショコラ  岡崎

 日本人のショコラティエと外国人の奥さんが営んでいる
とても変わっていて でも居心地のいいカフェ。
日本家屋の店内には小さなちゃぶ台がいくつもあって
そこでお茶することができます。私が好きなのは中庭で、
店内が満席でも(よく待たされる!なんせ店員さんが奥さんだけだから)
意外とそっちは空いてたりします。日本にいながら外国の
お庭でお茶する気分。ここの生チョコは絶品で
異国情緒あふれる不思議な日本風の店内でゆっくりとくつろぐ
ことができます。ちょっと場所がわかりにくいんですが、、、

京都府京都市左京区岡崎天王町76-15
営業 水曜から日曜 12時から17時まで



 イノダコーヒー三条店  三条通り

 「イノダのカウンター行きました?」とコーヒー文化学会で
言われたものの、なかなか行くには勇気が必要だったこちらのイノダ。
三条通りに面したガラス張りの店内奥には、丸いカウンターと常連さん。
どうやってこんな店に入ればいいんだ!と思っていたものの
えいやっと勇気をだして店に入ると、優しい店員さんに
「カウンターに行ってみますか?」と案内されました。

 常連さんばかりのこちらのカウンター。言われなくても
スッとその人の読む新聞が差し出される。そんな店。
常連さんが多いので隣の人と ああこんにちは、といった感じで
話しています。ちょっと忘れてしまいましたが、この円形カウンターの
中では白い制服を来たスタッフが、おたまやら寸胴の鍋を使って
コーヒーをつくったりしてるんですね。それがまた見もの。

 イノダは何件か行きましたがこの店のコーヒー、
アラビアの真珠は一番美味しくて飲みやすかったです。
店員さんもすごく腰が低く、かつプロフェッショナルで
京都の誇りある店なんだなというのがよくわかりました。
カウンターから眺められるちょっとした中庭もかわいいです。
イノダのアップルパイはめちゃくちゃ美味しいですよ!

京都市 中京区三条通堺町東入ル桝屋町69
営業 10時から20時 無休


 書き出したらなんだかどんどん出てきましたが
また追加していこうと思います。








パリのおすすめカフェ10 

2011年12月18日 | おすすめカフェ

 最近ちょこまか聞かれる「飯田さん
パリに行ったらどのカフェに行ったらいいですか?」
という声にお応えして 簡単ですが私の
おすすめカフェを紹介してみようと思います。


その1 カフェドフロール café de Flore



 いわずと知れた歴史的カフェ、ですが。
私はやっぱりここが好きだし独特の神聖さが
いまでもただよっている気がします。


 フロールは1911年に詩人のアポリネールたちが
雑誌の編集部として選んだことから栄光の歴史を
歩みはじめました。彼がアトラクターとなって沢山の
人たちをひきつけ、彼に憧れた若者たちが出会って
のちのシュールレアリスムをつくっていったり。
1940年代には映画監督のジャックプレヴェール一派が
中心となって映画、舞台関係者たちが集って
そんな雰囲気がいいと思ったボーヴォワールたちも
やってきました。そして戦後は実存主義哲学者、
サルトルやボーヴォワールが集ったカフェとして
名を知られるようになりました。


 私が一番好きなのは何と言ってもテラスです。
フロールの朝の光はとても美しいし、そこで飲む
カフェクレーム(エスプレッソに泡立てたミルクを
加えたもの)と、大きめのクロワッサンがおすすめです。



 なんとなく何かが起こりそうな雰囲気がまだ
ただよっているフロール。がさがさしてるけど
私はここにこないではパリに来た様な気がしません。

メトロ 4番線 サンジェルマンデプレ
172 boulevard Saint-Germain 75006


 その2 ヴューコロンビエ Aux vieux colombier

 留学時代に行きつけにしていたカフェ。
ここのインテリアはアールヌーヴォー調で、とても
美しいです。サンジェルマンデプレだけど気取らないし
値段もそんなに高くない。ご飯もそれなりに美味しいし
カフェだけ頼んで手紙を書いたりするのもできる
人間観察をするのも出来る
私はここでいろんな出会いを経験したので
とても思い出深いカフェです。
亜鉛のカウンターもとても美しいです。


メトロ4番線 サンシュルピス駅目の前
65, Rue de Rennes, 75006


 その3 カフェシャルボン café charbon



 ここは昔はダンスホールだったとか。
年代物な感じのカウンター いつきても
全く変わらない雰囲気の店内は何だか安心感があります。
くすんだダンスホールの絵の感じとか、埃をかぶった
カクテルのメニューとか とても味わい深いです。
シャルボンは特に美味しい!というわけでもないし
夜は音がうるさいですが、何故かここでなされた
会話はいつも熱くて私の人生に大きな刻印を
残す様なものばっかりです。だから
とても思い出深いし なんとなく
オペルカンフで誰かと語りたいなら
他のカフェではなく やっぱりここを選んでしまいます。

メトロ ペルメンティエ、リュ・サンモー
109 Rue Oberkampf, 75011


 その4 シェプリュンヌ chez Prune



サンマルタン運河の横にある、なんとも素敵なカフェ。
気取らない感じの店員さん。人々の話し声でざわめく店内。
決して広くない店内はいつもほとんど満員です。
ご飯もとてもおいしくてリーズナブル。
ここのミントティーは2ユーロでとてもお得でおいしいです。
ここにいる人たちを見ているとああ パリって
活気があって やりたいことやりたいようにやってて
楽しそうだなあ!私もそんな風になりたいなあ と
つい思わされてしまいます。



メトロ5番線 Jacques Bonsergent
36, rue Beaurepaire 75010


 その5 ドーム Le Dôme



モンパルナスの歴史的カフェ ドーム。
モンパルナス大通りはバスが通ったりして
けっこううるさい大通りですが、何故か
ここのテラスにはいるとシーンとしている!
絶対的な静けさというか、目の前ががやがやしているのに
しっかりとガラスで仕切られた温かいテラスの中で
別世界に浸ることができるというのはなんとも
嬉しい気分です。ここのカフェクレーム、
本当に美味しいし、なんと3ユーロ台なのです。
パリの素敵なところはそんな小額で、すごく
素敵で特権的な雰囲気を味わってしまえることだと思います。
いつまでもいたくなる、時間を忘れてしまうようなテラスです。

 ツアーの感想でもドームのテラスが一番印象に
残ったという方がいました。そしてここのカフェクレームが
一番美味しかったという方も!同感です!!



 メトロ4番線 ヴァヴァン駅目の前
108 Boulevard Montparnasse 75014


 その6 ウェプレール Wepler



 ここは前まではお茶しかしたことがありませんでしたが
パリカフェツアーの時に行ってみたら、なんと夜でも21ユーロくらいの
コースがありました。信じられない!!しかも
めっちゃくちゃ美味しい。生ガキは絶品!火を加えた料理は
全て焼き加減が絶妙だったし、デザートのウフアラネージュ
という卵白をつかったお菓子はふわふわで天にも昇る心地でした。。



ギャルソンも今まで出会った中で一番素敵な人でした。
ここは絶対食べてみるべき!軽食をつまんだりお茶をするより
布ナフキンの席に座ってちゃんと食べるほうがおすすめです。

 メトロ2番線 プラスドクリシー 駅目の前
14, Place de Clichy 75018



 その7 ラパレット La Palette



パレットは高いし味もたいしたことはありませんが
ちょっと奥に入った席の雰囲気は格別です。
ここは国立美術学校ボザールのすぐ近くにあるので
画家たちの絵がたくさん飾ってあるので有名です。
パレットの奥の席に座ってぼーっとしていると
はて、私は今どこの時代にいるのだろう、、、と
とても不思議な感覚になってきます。



メトロ 4番線 サンジェルマンデプレ、オデオン
43, Rue de Seine, 75006


 その8 カフェゾイド café zoide



 ここはパリの子育てカフェの先進的存在らしくて
ここからいろんな子育てカフェができたそうです。
もともとは子供がお茶をするためのカフェだったそうですが
今では大人も子供も独身の人も老人もアフリカ人乳母も
老若男女はげしい多様性をもった人たちがやってきます。
朝には音楽の時間があって、うちの息子はここのピアノやら
いろんな演奏のおかげでフランスの童謡を学びました。
2ユーロ払うと子供はそのアトリエに参加でき、
好きなおもちゃでいつまでも遊んでよく、かつ
お昼ご飯が食べられる!大人は4、5ユーロかな。
このお昼がオリエンタルでクスクスとか、みたことのない
国の料理とか、たまにくたくたのパスタとか、基本的に美味しいです。
1階のカウンターではカフェも手作りのお菓子も食べれます。
本当に素敵なカフェです!また行きたいなー!!





メトロ 5番線 ロミエール、7番線 クリメ
92 bis Quai de la Loire, 75019


その9 カフェダンダストリー café d'industrie



バスチーユのマルシェの近くにあるとても素敵なカフェ。
何が素敵かというとまず内装。奥行きのある店内には
あちこちに緑の観葉植物が置かれ、黄色みがかった
時の流れを感じさせる壁には、古びた絵が沢山かけられています。
数々の間接照明。蚤の市で買って来たような沢山のオブジェや
バラバラだけど統一感のある木製の椅子などなど、、、
気負わないけどすごくセンスのいい空間なのです!!

 向かい合って3軒くらい店があるので、混んでいても
奥の奥の席などがあり、団体でも座れます。しかも美味しくて安い!
鴨のコンフィはけっこう高いものですが、ここでは13ユーロかな。
たいていのものはけっこう美味しいです。デザートもとろけるような
味わいでした。店員さんも気楽な雰囲気で、なんだか誰かの
家にいるみたい。つい長居したくなるお店です。

メトロ 5番線 Bréguet-Sabin
17 Rue St Sabin,75011


その10 ロマンティック美術館のカフェ
café de la vie romantique



 パリにはいくつか入場無料で入れる美術館がありますが
ここもその1つ。わかりにくい場所ですが、ごみごみした
パリの中でオアシス的なカフェ!しかもわかりにくい場所なので
そんなに混んでない。。。大きな木があり、鳥たちもいて
おいしい手作りのケーキに舌鼓をうちながらまったりしてると
人生は美しい、、、La vie est belle...という気分になります。
ここのレモンケーキの味は今でも忘れません。ホロホロっとした
生地でとても美味しかったです。モンマルトルの喧噪に疲れたらぜひ!

16,rue Chaptal


その他おすすめのカフェについては
キャトル・セゾンさんのホームページに書かせていただいた
「パリのカフェから広がる世界」や、カフェ文化に関するホームページ、Comptoirを是非ご覧ください。









 

フランスに行くなら

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