最近急に長かった冬が終わって春が来て
ちょこまかと色んなことをしだしたり
色んな話を受け始めたりで 嬉しい気持ちで一杯だけど
実際のところ こんな状態でどうやったらできるのだろうと
昨日はちょっと悩んでた。
頭がパニックになりかけたから
落ち着こう、と温泉に行ってはみたものの
なかなか落ち着くわけもなく おんぶのせいで
痛くてたまらぬ私の肩は 温泉に行ってもよくもならずに
昨日の夜は疲れてた。けれどもそんな夜に限って
れんちゃんはやたらと起きて泣いてはおっぱい
寝ては起き もー!!! また? もーやめてくれー!
と思っているまま 気がついたら朝がきた。
くっそーもっと寝たかったのに そんな気持ちで
一杯で 肩も痛いのが治らずに なんだかかなり
うらめしくなり つい朝からげんきくんに愚痴ってしまう
すると隣で起きてたれんちゃんは 母の愚痴を聞いていて
「もー嫌だ!」とつい発してしまった イイダミキな
私の愚痴は ちゃんと耳に入ってた。
それでも私もしんどくて「だってれんちゃん重すぎだよ!」とか
「もーおんぶはやだ!」とか言ってしまって
そうしたら今朝のれんちゃんは 私の方を向いてくれずに
その後からあやまってみても なんだかとっても傷ついていて
あんな小さな生き物なのに ちゃんとしっかりわかってた。
れんちゃんの目は なんだかいつもと全然違い
「お母さんは疲れてるんだよ」とげんきくんが言ってくれても
明らかに傷ついていた。
昨日の私は またちょっと自我に目覚めて
どこかの誰かが私の話や私の本を 楽しみに読んでくれてて
ちょっと尊敬してくれたりしてくれてるのに
実際の私はといえば れんちゃんをおんぶして
洗濯物を干しながら 童謡を歌い ご機嫌をとる
毎日が彼のご機嫌取りで これがあのイイダミキ?
と想像と現実のあまりのギャップに悲しくなる。
本なんて読む暇ないし 読もうとしても
どうやったら そんな時間がとれるのか
カフェで本を読むのだって 不可能に近いわけだし
そうして自我が出てくると うーんちょっと預けられないかなとか
子供がいるのがしんどいことになってくる。
そんな思いでいたわけだから つい今朝のような
言葉が出てきて だけど息子は傷ついて
どうすればいいかわからなかった。 けれどもずっと
一緒にすごして 少しでも笑ってほしくて
少しでも私を見てほしくって 無視されるのはとても嫌で
ベビーカーで心も体も離れてしまうのが淋しくて
つい抱っこをしたり おんぶをしたり してしまう。
ああそうか 私は笑顔が見たくって
あの輝いた 満面の笑みが見たくって
大きな口を 一杯開いた あの素敵な笑顔が見たくって
全てのことをやっていたんだ。 ご機嫌取りをしてるのも
泣かれるよりも 無視されるよりも 無表情でいられるよりも
あの笑顔をみたいから で 何があっても 笑顔になれる
おんぶをいつもしてしまうのも あの笑顔を見たかったから。
れんちゃんーー!!笑顔を見せてよー 本当にごめん
お母さんが悪かった!!と 近づいてっては
笑ってもらおうと心がけたら 夕方くらいには
ころっと忘れてくれたのか また笑顔になっててくれた。
そう あの笑顔がみたくって 全部やっていたんだな。
自分のことも大切だけど ちゃんとやってはいきたいけれど
大きくなって 重たくなった 私の隣にいつもいる子は
私から生まれた子供で 時には心も離れるけれど
やっぱりとっても大切で あの笑顔も ふれあいも
本当にかけがえがなく それが私の幸せなんだ。
だかられんちゃんとの触れあいが 私の日々をうるおして
泣かれたり ぐずられたり 大声を出されたり
タイミング悪く何かがあったりしもするけれど
外に行ったら ちゃんといい子にしてくれている
あの子は本当に心の優しい子だと思う。
れんちゃんは本当に優しくて 何にも悪いわけじゃないのに
また母のエゴで怒られたんだ 本当にごめんと反省をした。
子供がどこか 外に行くのも 母が連れ出しているだけで
子供が行きたいわけじゃない。そこでいい子にしてくれていて
家でくらい たっぷり泣いても大声だしても 子供なんだし
家なんだから そこでしないとどこでするんだってもんだよなー
ついストレスも感じるけれど おんぶは本当に重いけど
私のエゴで風邪をひかせてあとで後悔するくらいなら
肩の痛みのほうがよっぽどましかと そう思う。
やっぱり身体をきたえないとな もう嫌だ!と思っても
おっぱいもおんぶも布おむつ も 結局ずっと続けてて
この先もそうなんだろうか 今日はベビーカーデビューしたけど
おんぶの笑顔はどうしたって捨てがたい。