alternativeway

パリ、カフェ、子育て、サードプレイス、
新たな時代を感じるものなどに関して
徒然なるままに自分の想いを綴っています。

カフェデビュー

2008年09月13日 | 私の人生


 本日 れんちゃん2ヶ月20日で、
ついに本格的な?カフェデビュー!!


 沢山の想いを込めてあの本の末に「カフェに行け!」と
書いたのに 子供を産んだ著者の私がカフェに行けない、、、
そんなジレンマを抱えながらも なんとかして時を待って
挑戦をして 今日はそんな記念の日。


 母とも一度れんちゃんを連れてセンター南の
スタバデビューをしてみたけれど その時は
母の車で 母という安心感のある人もいて
かなりいい条件でできたけど 今日はなんと
恩師との待ち合わせ で 一人でバスで往復で
お昼前のたまプラーザに一人でGO!


 今までは 日の当たるときは散歩もせずに
みんなに来て貰っていたけれど さすがに恩師は
そうは行かずに こちらが出向くことになる。
しかもれんちゃんの顔が見たいとのことなので
今日を記念日にするべきなんだと ちょっと気合いを
いれてみる。


 けれどもあの重い本を片手に もっと重いれんちゃんを抱き
日傘もさして しかも何かにそなえて布やらおむつやらを
なんとかコンパクトにしまってみたけど やっぱり重い!
それでもなんとかたどりつく。


 ついてまず注文なんてできるのかしらと思っていたけど
注文せずにはカフェにはおれない。仕方ないから
荷物をおいて抱っこしたままオレンジジュースを
注文すると 感じの良い店員さんは 気をきかせて
ストローもちゃんとさしてくれ 慣れない私を見守ってくれる
そうそう こういう気遣いですよ!みなさんもぜひ
ママにはこんな気遣いを、、、 それで本当に楽になる。


 そうしてオレンジジュースを端っこにおき
机の上に用意していた布をひいてから抱っこひもを
その上において身体をはなす。あー 一瞬だけ解放される!
しかしそこは机の上で一瞬たりとも油断はできず
すかさず抱っこにきりかえる。


 前々からねらっていたソファーの席には座れたものの、
ここにれんちゃんをおいてしまうのもきがひけて
しかたないからずーっと抱っこで先生を待つ。
しばらくしてから先生到着!先生もうれしそうに抱っこする。


 一人だとパニくるけれど 二人いれば心強くて
先生が抱っこしてる間に私は先生のコーヒーを注文し
それから話に花が咲く。 とはいえここはカフェだから
れんちゃんを寝かしていられるスペースもなく
お お 重い、、、 眠っているから寝かせたいけど
でも何かあったらあまりにこわい。仕方ない。


 そうしてずーっと二人で抱っこしながら
なんとか熱い話しを繰り広げたら 結構な時間が経っていて
ついにれんちゃんもぐずりはじめる。うーんここで
授乳もできるかと思っていたけど さすがに
カフェで授乳はまだ厳しい。。。

 今までたくさんのベビーカーをカフェで見かけてきたれど
授乳シーンどころかミルクをあげてる姿さえ
私は見つけたことがなく カフェで授乳はちょっと
ハードルが高いよなー。しかも男の人の前だし
やっぱり帰ってからにしよう!

 しかし一段落ついてしまうと 帰ることもまた面倒で
あの重く辛い道のりを帰るには 腹が減っては戦はできぬ!
ちょっと小腹を満たしてからにしよう。


 そう思ってベーグルを注文し 温めますか?と
きかれてきると あれ?誰か泣いている、、、!
もしやれんちゃん? 先生の方をみると先生も
こちらを見ている ぎゃーついに 泣いてしまった!!


 もうベーグルはお持ち帰りか。でも持ち帰ろうにも
私の手は全部ふさがってるから ここで食べて行くしかない。
ベーグル食べつつ抱っこしながらあやしていたら
またれんちゃんは寝てくれて 食べ終わって先生と別れ
家に帰って時計をみたら なんと2時になっていた。
、、、ということは 2時間半も外出してた!こりゃすごい!


 うちに帰ったら泣きべそかいてるれんちゃんに
即おっぱいをあげねばならず あー外出ってホント大変!と
思い知る。私も身体がくたくたで それでもおっぱいは
待ったなしだし 実家はご飯があるからいいけど
これから先はそうはいかない。当分カフェは無理かなー。


 先生とカフェはよかったけれど この先一体いつになったら
カフェに行ける日が来るのだろう。同じ話をするので
あるなら 今はカフェより家がよくって
カフェ文化研究家を名乗ってみている私も今は
お茶文化に傾倒している そんな自分がちょっと切ない。
カフェに行けるのは1年後だろうか いつなんだろうか


 帰りのバスで 隣に乗ってたおばさんがこう言っていた
「お腹の中に居てくれた方がよっぽど楽だったでしょう!?」
本当に そりゃそうですねえーー だって一人だったもん
今や二人になっているから そしてかよわい存在だから
結局のところ どこにもいかない そんな選択がいいわけで
これから先はどうなるのかな しばらく家に人も招けず
家事のリハビリをする日々なのか
月曜日からは京都だけれど やっぱり不安は変わらない

内的充足感

2008年09月10日 | 私の人生

 よくママになった人達の愚痴に
「子供がいると何にもできない!」というのが
あるけれど ママの愚痴って 言葉自体とは裏腹に
本音のところは なんだか違う ママになってそう思う。


 ボーヴォワールは子供を産まずに
子供を産んだ人達の体験談や言葉を聞いて
それをまとめて分析したけど ママ達が語る言葉というのは
本当のようで どこか違うような 何かを求めているようで
本当は求めてなんかいないような ただ言葉を発することで
すこしその場から逃れたいような そんな愚痴、な気がしてしまう。


 私自身も「何にも出来ない!!」と思うことは多々あるけれど
「じゃあ何がしたいの?」と自分に問うてみたならば
 たいしてしたいこともなく せいぜい料理をつくらなきゃとかで
ただちょっと「大変だねえ」といわれたいような
そんな状況を誰かに伝えてみたいような そんな気持ちで
「何もできない!」と言いたくなる。


 ところが今日は 自由が丘で用事があって 2ヶ月半ぶりに
まともな距離を電車で移動し はじめての外食をして
1年ぶりくらいにヒールをはいてみたけれど
そしてあの 自由が丘に行ったわけだけど


 あ あれ?なんだか 別に楽しくない、、、


 予定は意外に早く終わって 帰るべき時間までにも
随分時間があったから せっかくだからちょっと
堪能しよう!と ヒールで痛めた足をひきずり
ふらっとお店に入ってみるけど


 あ あれ、、、?なんだかちょっと つまらない


 あーあの店も知ってるや なんだ あんまり変わらないじゃん
別にここを見たってな、、、 そうしてどんどん
通り過ぎたら すぐに駅改札に着いてしまう
えーもっと堪能しようと思ってたのに!
なんだかどうも楽しくない。


 そうか きっと 私がしてた多くのことって
ほんと ひまつぶしだったんだ、、、!!


 うすうす気付いていてはいたけど
アートもしかり 大好きなはずの街歩きや
雑貨屋さんをめぐるのでさえ たいていは
暇をつぶすためらしく いつも暇してて
暇はあるけどお金はないままの私がしてた行動は
無駄じゃないけど どうしても!という程でもない
そんなものに見えてきた。


 自由が丘でさえそうなのだから
これはけっこう重傷で 一人でいても面白くなく
れんちゃんと一緒に何かがしたい。かつてマドンナが
子供を産んで すごく価値観が変わったのだといっていたけど
そういえばマリーアントワネットもそうだったみたいだけれど
子供がいれば 内側からの充足感がなんだかあって
大変だけど 自分にとってものすごーく大切で
日々成長してそれを見るのも面白くって
いつもいつでも 一緒に居てくれ 眠ってるとき
起こされるけど それでも隣で眠ってくれる
その存在がありがたい。


 いやー本当にありがとうだなー
私を救ってくれたんだなあ
お金はないけど 暇をいっぱいもてあましてた
そんな私の人生に れんちゃんはやってきてくれて
「何もできない!」と言ったところで
私にとってすごく大事な 「人と会って語る」ことに
何の支障もないばかり か れんちゃんがいてくれるから
みんながこぞってきてくれて 何故かかつてより
深くて熱い話しもできて 本当にありがたい。


 こうしてどんどんそぎおとされて
自分の使命にちょっと気付いて 限られた時間の中で
何をすべきかが少しずつだけど見えてくる。
神様からのギフトなんだな 子供ってとてもありがたい。
もうすぐ京都に帰ったら 子供のためにも
美味しいご飯を作りたい。


 


デビュー

2008年09月09日 | 私の人生

 このところデビューといえば
12月には東京にベビーカーデビューしたいとか
「つどい」で泊まりデビューしたいとか 
表参道のクレヨンハウスデビューしたいとか
京都のスタバに行きたいだとか 何でもかんでも
れんちゃんとのことばかり考えていたけれど


 実私もデビューしていた


 なんと今日から 本屋で発売されていたらしく
12日からと聞いていたのに、父が家に帰るなり
「八重洲ブックセンターで売っていたよ!」とのことだった。
しかもそれを娘のために買ってくれてきたらしく
本当に本屋の袋にはいってて 私が持ってる
ピンク色した注文カードは抜き取られてた。
そうしてまた 一冊が そこに新たに入るのだろうか。


 土曜日に本が我が家にとどいて 今までに
本を買ってくれた人達は15人にものぼってて
本当にありがたい。え?あの人まで?そんな人まで
買ってくれてて 本当に嬉しい限り。


 自分じゃ本屋に行けないけれど
どこかの本屋に並び始めた私の本を
おやっと目にする人がいる そんなことがあるのかなー


 げんきくんはソフトテニスで全国デビュー
私は本で一応デビュー そのうちれんちゃんは
ベビーカーデビューになって おめでたいこと連続だ


 今晩父はこんなことを語ってくれた。
「お父さんがホームページビルダーを作ったときはね
平積みになるのが夢だったんだ。だけどね
意外とすぐ平積みになっちゃった。」

 そうなのだ 何を隠そう うちの父は
ただのジープ好きの変わり者なだけではなくて
ホームページビルダーを創った人なのだった!
そういえばすごい! 私もいつか どこかでいいから
ちょっと平積みにならないかなあ、、、


 ぜひみなさんもお近くの大きな本屋さんで
チェックしてみてくださいね!ご協力お願いします!

cafe研究の本出版します!!

2008年09月05日 | 私の人生


 な ん と 、 、 、

 つ い に 、 、 !



 念願のカフェ研究の本を出版します!


 え?今さっき何にもできないとか言って 
何かしてるじゃないかって?

 妊娠中に書いていたんです 今は何もしてません、、
しいて言うなら必死で宣伝してますが、、、


 と  いうわけで


 本当に本になりました。今晩うちに刷りたてほやほやが
届くらしく 9月12日くらいから大手書店とアマゾンに
配本されることになります。
大手書店は紀伊国屋だったりジュンク堂だったり有隣堂だったり
するそうです。たぶん飲食のコーナーに入るのではないかと思います。
もちろんお近くの小さな本屋さんでも注文できると思います。


 題名は 恥ずかしながら『cafeから時代は創られる』で
著者名は飯田美樹 出版社は いなほ書房で 定価は2500円+税です。


 どんな本か といいますと


 何故100年前のパリのカフェから様々な文化、芸術運動が
起こっていったのか?カフェという場とそこに集う人達が
相互作用したときに一体どんなことが起こりうるのか、
カフェという場の力強い魅力について探ってゆく本です。


 研究対象となっているのは100年前のパリですが
現在の日本にも活かせるような視点で文章を書いていますので
新しい何かが生まれる場づくりなどに興味がある人に
ぜひ読んで貰いたいなと思っています。
またカフェに興味のある方にも、ただお茶を飲んで
まったりするだけではないカフェの深い魅力に
気付いて貰えたらな と思います。
私なりの7年間のカフェ研究の集大成で、カフェ滞在記とか
カフェに関する写真付きコラムみたいなのではありません。

 一応大学院での研究を活かして書いた本なので
ブログとはまた全く違った文章ですが 私の熱い想いは
満載になっています。これまで私と話したことのある方や
このブログを見ていた方は たぶんこれを読んでくれたら
「あーなるほど!だからあの子はそういうことを
言ってたわけね!」と納得がいくことが多いのでは、と
思います。とりあえず書いた時点でのイイダミキ100%な文章です。


 本屋さんとアマゾン以外でも私から直接購入できますので
赤ちゃんの顔を見がてら会えそうな方はぜひ直接
買いにきてください。また、お金もしくは興味はないけど
応援してあげようかなーという方は是非 お近くの図書館で
リクエストしてやってください。そうしたらいつか
カフェ文化に興味のある誰かが検索したときに
この本がひっかかると思います。大学図書館も大歓迎です。

 機会があれば出張販売やら何やらする気は満々ですので
「こんなアイデアあるけどどーお?」という方は
ぜひ声をかけてください。ぜひ是非ご協力お願いします!

女の苦しみ

2008年09月05日 | 私の人生

 最近は京都生活にそなえてみようと
ちょっとずーつ 時間をずらして早めに起きてはみるけれど
今日は8時に授乳が終わって 気合いを入れて起きてはみたけど
結局のところ 午前中は授乳で終わり
他に何ができたのかって 朝ご飯を無事食べ終えた。

 掃除機をかけておいてね そうは言われてみたものの
やる気はあったわけだけど 結局のところれんちゃんを
お世話するのとお相手するので終わってしまい
その上眠くて 30分でも寝かしてくれ!と
寝かせようとがんばったけど 最近昼夜の区別が
ついてきたのか なかなか寝てはくれなくなった。


 そうしてお昼の時間になって 母が用意してくれた
ご飯をたべて かろうじてお皿洗いはできるけど
他にはなーんもできはしなくて 本当に「何もできない!」
そんな感じの子育てだ。


 しかもまた 私のおっぱいはトラブルが発生したらしく
それでちょっとブルーになって やってなかった色んな
対処法をまた思い出す。あーなんで なんでこんなに
いろいろ制限してるのに こんなことになるんだろう。


 今となっては かつてホットペッパーで撮ってたような
外食なんて何も食べれず カフェに行っても
ほとんど注文できるものもなく
誰かが家に来てくれて お菓子をもらって嬉しいものの
実はほとんど食べれなくって 悲しい思いをするばかり


 私はつわりが軽かったから その分ここできついのか、、、
人によって つわりだったりおっぱいだったり
症状はいつも様々だけど だいたいは食べ物に起因しているようで
結局は 昔食べてたいろんなものが食べられない。


 何にもできず 甘い物すら食べられず 苦しい思いで
げんきくんの妹さんに電話をすると 若くして2児の母の
彼女はよーくわかってくれる。そうだよね つらいよねー!
なんで女って辛いんだろう。

「私も旦那さんが大変っていってもさ 社員旅行とか
行けるのうらやましいなと思うよねー」だよねー
彼がそこに行っても 子供にはほとんど支障がなくて
ところが母がそれをやったら?考えるだけでおそろしくって
とても実行に移せない。
「私もさ、もう最大4時間の外出しか不可能だと思うもん
親友の結婚式の二次会すら行こうかどうか考えてるよ」
と私も言う。
「本当にさ 大変だよねー いつなったら楽になるのかな」
「うちの母は歌舞伎を楽しめるのはあと30年後と言ってたよ!」
「30年後!?」
「げんきくんが言っていたけど 子供は自分が死ぬまで生きてる
わけだもんね もう一生ものだよね、、、」


 こうして二人は子供をもって 様々な苦しい道にぶつかって
どうにかこうにか夢をもったりしてみるけれど
現実はとても厳しく なぜか女がいつも背負うことになる。
「こりゃもう子育てしてるからこその楽しみを見出すしか
ないかもねー」
「子育てしてなかったらできなかったこともきっとあるもんね」

 今は「できないこと」が大きいけれど ほんとに何もできないけれど
だけど子供をもったからこそ 見える未来もあるだろう。


 れんちゃんがいてくれるから みんなが会いに来てくれて
なぜだか前より 深い話しもできてるようで 
それはとっても嬉しいし 
れんちゃんがいてくれるから 見える世界もあるわけで


 それにいつも思うのは「何もできない」と言ったところで
どうしても!!したいことが それほどあるかと問われてみれば
そんなに大してないわけで そぎおとされる
それはまあまあいいかもしれない。


 「とにかく一緒にがんばろう!!」
キャンプだってしに行きたいし 自然ともっと触れていたいし
子供がいると 大変だけど 制限だらけな生き方だけど
子供がいるから やっぱりよかった そんな道を見出したい。

大人の選択?

2008年09月04日 | 私の人生

 横浜に帰ってきてからもう一ヶ月が経ってしまって
いつ帰ろう いつ帰ろうと思案しつつも
どんどん時が経過する。私が何もしなくても
れんちゃんは日々大きくなって 私が何もしない方が
彼にはストレスがかからないから 「明日できることは
今日やるな」という カメハメハ大王みたいな生活で
彼はすくすく育ってる。


 最近は「別居婚」というのもあるそうで
私の友人も何人か そういうことをしているようで
それなら私もそうしちゃおうと 心が楽になったけど


 エンキョリ は ちょっと淋しい。


 けれども今度ばかりは「大人の選択」ということで
彼は彼 で余裕のできない学校生活を どうにか
しっかりやってもらって おかげで教材研究だとか
クラスの子とも向き合う時間があるようで
ほー それはよかったねーと思うけど


 なんだか ちょっと 淋しいなー


 昔の私だったなら 耐えられなくって即座に
帰っていただろう。向こう見ず で 思い立ったら
即行動で 会いたい!行こう!で済んでいたけど


 なんだか今は我慢をしている

 我慢というか 時が経つのを待っている


 私にしても 子供の世話で精一杯で
未だに自分のご飯全部もつくれないのに
旦那の世話まで できそうになく
帰ってしまえば 彼がいるのは嬉しいけれど
朝から晩まで ひとりぼっちで 家事を全部こなすのは
未だに怖い それほどまでに あの一ヶ月が
トラウマみたいになっていたのか


 彼は彼で 一年目で慣れない教師の仕事があって
私は私で 念願の本を出版できて
そのための宣伝をする いい機会ではあるわけで
京都に帰ってしまったならば きっとそんな余裕はなくて
だから今こそ そう思うけど なんだかちょっと淋しいものだ


 心はちょっと淋しいけれど 頭は状況を分析してて
うーんまだかなと言っている。 私の身体もちゃんとよくなり
睡眠時間が例え減っても 大丈夫になったなら
れんちゃんと もう少し外出可能になったなら?
今しかできない宣伝を それなりにやり終えたなら
そしたらそれが 帰りどき?


 激しい雨が全国的に降り続けてて
新幹線はいつも止まって そんな中 
何が起こるかわからない中 乳児を乗せてはいられない。
いつになったらこの季候がちょっとはましになるのだろう?
予定は未定なままが続いて いつまで私はいるのだろう?
帰りたいような 怖くて帰れないような


 お母さんも大切だけど お父さんも大切で
とはいえほんの小さな時には お父さんより
おばあちゃんの方が 頼りになったりもするわけで
パパに会えるのはいつかなー
明日帰ってもいいような でもまだまだ延びてくような
いつになったら その日はやってくるのだろう

ストレス社会

2008年09月03日 | 私の人生

 今朝ベビーカーを選ぼうとして 昨日もらった
カタログをめくっていたら ベビーカーのカタログなのに
育児についても詳しくいろいろ書かれててちょっと読みつつ
疑問に思うことがある。

 
 子供にとって お母さんは大切で
お母さんが余裕を持って子供に接してあげることが
一番大事で それが子供の人生の基礎になるのだと書いてあるけど
それを三才までにちゃんとするのが大事なんだと書いてあるけど

 私も育児を初めてみてから 大変な思いを経験し
何人かの実際のママに話しを聞いて
ほとんどみんな ノイローゼになりそうという
そんな状況に陥ったことがあるそうだ。
母乳育児の話もしかり 育児ノイローゼの話もしかり
なんでそうなっちゃうかって 密室育児で
誰も助けてくれないからで そんな中
はじめての子育てを 一人ですんごくがんばってたら
お母さんには余裕がなくて 抱っこなんてできやしない。


 一ヶ月間京都にいたけど その最後の方で気がついたのは
あ!あんまり抱っこしてない!ということで
一人で全部抱えていると 「とにかく寝てくれ!」と
思ってしまい 抱っこして子供の目をゆっくり見ている
そんな余裕はどこへやら。


 けれども抱っこもちゃんとされずに おっぱいの時の
コミュニケーションもないままに 三才にまでなってしまうと
いろんな支障があるらしい。キレる子供と幼児期の
コミュニケーションについてちょっと書かれていたけれど
そんなんだったら みんなキレるわ だって社会に余裕がない。


 妊娠したら 母になったら 余裕をもって
ゆとりをもって 気持ちはいつもリラックス!なんて
どんな本にも書いてあるけど さっきまで働いていて
それでいきなり妊娠したって 母になったからといっても
周囲の社会に余裕がないのに 一人で余裕は無理がある。


 自分の周りが働いていれば 働けなくなるそんな自分に
ショックを受けて それはそれでストレスになり
周りのみんなが忙しくって 一人で子育てしなきゃいけないと
それもまた ストレスになり
必死でなんとかこなしているけど「余裕を持って!」と
言われてしまうと それもまた ストレスになる。
母乳にしたって さっきまで外食を楽しんで生きてきたのに
いきなり超古風な粗食だけ、で外食も甘い物も禁止になったら
それはそれでストレスだ、し 「母乳が絶対!」と
今の世の中で叫ばれて 叫ぶだけで 手助けしてもくれないのなら
それも大いにストレスで そうして母乳がでなくなる。
それらのことは決して母親個人の問題じゃない。


 キレる子供達だとか事件が起こったときにはいつも
母親が問題視されるけど 自分が子供を生んでみて
すごく思ってしまうのは どんな母だってがんばっている
だけどわからないことがある。 だけどできないことがある。

 その時助けが必要なのにそれが断絶されていたなら
彼女はどんどん孤立していき それが子供に影響してく
母のちょっとしたストレスを 子供は敏感に感じ取ってる
けれども密室育児で逃げ場がなけりゃ 彼らはそこに
閉じこもるしかないわけで そりゃーここまで
密室育児の世の中で 周囲はストレスフルに生きてて
育児が母親だけに押しつけられたりしていたら
事件も沢山起こるだろう。だって そんなじゃ
理想的な愛情なんて 注ぎきれるわけがない。


 今の私は 実家でのんびり 大家族の中で生きていて
だから母乳も続けられるし ストレスだってほとんどないけど
京都に帰れば あの恐ろしい密室育児になってしまう
それが嫌、で れんちゃんともっと外に出られる
そんな時までここで待ってるわけだけど


 みんなが外で 遠くに行って働いていて
沢山のストレスを抱えて生きている中で
母親だけが例外になれるわけもなく
本当は 育児がしづらい世の中も
母親たちの不安だったりノイローゼになる現状も
まさに社会問題なわけであり みんなで一緒に解決していく
そんな問題なのだけど いろんなことが「特殊な個人」に
押しつけられる。でも本当は 特殊に見えるその個人、は
社会を具現化しただけかもしれない。
だからこそ もっとストレスの少ない社会に
もっと子供が生きやすく もっと子育てしやすい社会に
そんな社会にしていきたいし、していかなければならないのだろう。

フランスに行くなら

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