alternativeway

パリ、カフェ、子育て、サードプレイス、
新たな時代を感じるものなどに関して
徒然なるままに自分の想いを綴っています。

素直

2010年08月24日 | 日本の「空気」


 子供が生まれて子供と関わり
子供から 学んだこと は
どうやったら そんなにも
笑顔で楽しく生きられるのか
どこにそんな秘訣があるのか
それがとっても気になって
何ヶ月か 私はそれを探ろうとした。

「どうしてそんなに楽しそうなの?」
と彼に尋ねる私の方は 苦虫をかみつぶしたような
顔をしたりして しつけとか どうしたら
いいのかな とずっと悩んでいたけれど
最近は少し何かがわかってきたようで
私も一緒に楽しんじゃおう
私も一緒に笑っちゃおう と思えるように
なってきた。


 最近いわゆる「2歳の反抗期」の
息子から学んだことは 「イヤ」というのは
反抗したくて言ってるというわけではなくて
「いい」か「いや」かと聞かれたら
「イヤ」だから「イヤ」というわけで
その時私は考えてしまう。
強制すべきかまあいいか、、、


 私の場合 たいていが「まあいっか、、、」
で終わってしまう。まだ時間あるし
別に死ぬ訳じゃないし どうしても
大事というわけでもないし
いやならいやでいいんじゃない?
じゃあママもしないわ
そんな感じになってしまう。
だからわがままになるんだよ!と
言われそうなとこなんだけど
こうやって聞いてあげると
本当にだめなとこでは言ったら
けっこうわかってくれたりするんだけどな。

 そう思う私が甘いのかしら?


 そんな彼とつきあっていて
私も「イヤ!」って言ってみたい!という
誘惑にかられ 言ってみだしたらこれが
けっこうやみつきになり、気持ちいい。
NOと言える快楽というのだろうか
イヤならイヤって言っていいんだ!本当に?
普通日本じゃいけないけれど
私もイヤだと言ってみたい。

 そうしてだんだん自分の気持ちに
素直になるようになってたら
もちろん笑えることが増えるのだけれど
そうしてられない場所の中では
そうしていたら明らかに浮く場所の中では
自分を隠し 嘘をつくしかなくなって
そうしているとどんどん苦しくなってくる。

 
 もう自分に素直になりたいな、、、


 嘘をつき 合わせ うすら笑いを浮かべてみても
そう 答えは顔に書いてある。

 楽しいか 楽しくないか
幸せそうか 哀しげか 満足なのかどうなのか
答えは顔に書いてある。
顔を読んだら 本当は すぐにわかってしまうのに
それは大人でも同じなのに
ついつい自分を演じてしまう


 もう私は演じてなんかいたくないのに
 まだまだ嘘をついてしまう。

 本当はとても辛くても
本当は面白くなんかなくっても
仕方がないから それしかないから
ついつい私は演じてしまい そこから出るのは
ため息と きっと仮面をかぶった表情。
そんなの誰も うれしくなんか ないのにね


 けれど私が本音で話をしたら?
だれかはわかってくれるのだろうか?
ママサークルの人たちや 地域の噂をしてる人たち
この狭い 地域の中で だれかわかってくれるのだろうか
私にはまだ勇気がないから
蓮太郎と一緒になって 二人で笑うのが精一杯。


 私はもっと 無邪気に笑えた
あの小さいころに帰りたい。
アメリカに住んで蓮太郎のような表情で
あははと笑った そんな私に戻りたい。
日本に帰って幼稚園に入ったあとは
孤独で淋しそうな顔をしている
そんな顔の私はきっと ママサークルで
蓮太郎を眺めながらも なんだかひとり
ぽつんとしている そんな私と一緒だろう。


 合わせる 嘘つく 楽しそうに振る舞ってみる
だけど本当は 答えは顔に書いてある。

 じゃあ答えを自分が知っていたなら
「大人」の世界にどっぷりつかった
私はどうしたらいいのだろう?
蓮太郎は 生きるにあたって
沢山のヒントを与えてくれた
だけど私はまだまだ私が縛られてきた価値観に
がっしり しっかり縛られていて
その縄を ほどいてみたいと思うけど
あまりにも身体に食いついてしまっているから 
ほどき方がわからない。


 日本にいると しなくてもいいのに
つい勉強をしてしまい 自由になってもいいのに
つい主婦の価値観にとらわれて
ああ だめだ と思ってしまう
もっと自由になれたらいいのに
私はパリでは自由になれて
本当に心地よかった ここではやっぱり
とらわれの自分の繰り返し。




 私は自分に素直でありたい
それは多分 沢山の敵をつくることだから
私は恐れてしまうのだろう
だけどもっと 楽になりたい
違う生き方をしてみたい
どうしたらこの自縄自縛から
解放されてゆくのだろう
我が子はヒントを与えてくれる
それらの縛りがとれたとき
私はもっと上方へ 飛び立つことができるのだろうか

フランスに行くなら

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