KONA WIND-南の風- iBS学院長・南 徹ブログ

アメリカ人に英語を教えていた日本人が外語学院を作った。その学院長が、日本を、世界を斬るブログ!!

靖国神社

2007-01-09 11:52:10 | インポート

Dsc00106 中国・韓国に干渉され、国内ですらその存在の賛否両論の激論が耐えない神社とはいかなるものかと、新しい時代を見極めるために、靖国神社に詣でた。初詣である。獅子舞が踊り、猿回しが大衆の笑いを誘い、日本の文化の生き証人のような出店や屋台が所狭しと立ち並び、カップルや家族連れで大賑わいであった。お賽銭箱の前には、長い長い山のような列ができ、小銭を投げ込む音が止むことはなかった。日本人の遺伝子の中に焼きこまれた神々を祭る思いは、それぞれが願を懸ける思いは、政治の世界とは無関係だ。政治の力で、何千年もの間培ってきた心の歴史の灯火を吹き消してはいけない。靖国神社の建物自体の歴史はさほどではないかもしれないが、神仏を詣でる心の文化の歴史は時空を超えたところにある。いかなる人物も、この世を去ると仏となる。そしてやがて輪廻して、動植物、いや、また人間として生まれ変わるかもしれない。生きとし生けるもの全てに存在の意味がある。靖国神社は日本人の心の文化の形である。何かしら心寂しい思いが新春の風となって心の中を吹き抜けていった。


求めよ!さらば与えられん!

2007-01-09 11:20:19 | インポート

Dsc00073 年賀状を読みながら考えた。ありがたいことに、毎年1000枚近くの賀状を頂く。僕が学院を創立してから今年で28年になるが、この歴史の中で、数多くの卒業生が旅立って行った。年賀状、メール、電話、クリスマスカードといろんな形で数多くの新年のメッセージが届く。ある卒業生から、「先生から年賀状が全然来ない!」とがっかりしている生徒がいるよ、と言う連絡が入った。住所も連絡先も、今どこで何をしているのかも判らない。彼から年賀状を貰った記憶もない。どうしたものかと悩む自分がいた。Give and Take 的な割り切った考えではないが、先ずは、求めて欲しい!そしたら与えられると思う。最近つくづく思うことだが、与えられることに慣れてしまった人々は、努力して求めることができなくなった。面倒だったり、臆病になったりする。テレパシーなる摩訶不思議なパワーは発信しているのかもしれないが、無理な話だ。感知能力がない。与えられる世界から一日でも早く脱却して、求める世界に飛び込んで欲しい。依存からの脱却である。

PS:でも、うっかりして、年賀状を出したつもりになってしまったみなさん!ごめんなさい!この場を借りて、お詫びと、ご挨拶を申し上げます。『明けましておめでとうございます。2007年が皆さんにとって素晴らしい年でありますように、お祈り致します。』