KONA WIND-南の風- iBS学院長・南 徹ブログ

アメリカ人に英語を教えていた日本人が外語学院を作った。その学院長が、日本を、世界を斬るブログ!!

長老との対話(毒された日本人)

2007-01-19 16:12:01 | インポート

Dsc00021_1 仕事柄70歳から90歳代の御長老とお話させて頂く機会に恵まれる。みなさんとてもお元気で、みな現役だ。「新しい時代を今の若者に任せられない」と、自らを鞭打って、隠居生活という風景を消してしまった。日本人は世界に類を見ないほどに、凄まじい忍耐力と精神力を持つ強靭な民族であった。戦争に勝ったアメリカは考えた。この強靭な民族を腑抜けにするにはどうすればよいのか?答えはこうであった。日本文化的心を取り除けばよい。そこで奨励したのが、次の三つである。1.シネマ(映画)2.セックス 3.スポーツ である。最初は頑固に抵抗していた日本人も、やがて、彼らの罠にはまっていった。刹那の喜びは人間の本能である。取りとめもない番組が全てのチャンネルを占め、至る所で心を無視した性の世界が氾濫している。日本の武道は沈滞し、西洋のスポーツは若者の心に文化のように染み付いた。教育は、大量生産的なカリキュラムで消化され、若者は生きる目的を失った。こんな若者が日本の将来を背負って立てるはずがない。特に男性諸君が毒された。でも、あきらめてはいけない。御長老に、「おつかれさま。後は僕らに任せてもらって大丈夫だよ。ゆっくり隠居生活を楽しんでください。」そう言える日本人パワーを取り戻さなくてはいけない。「若者よ!もっと自分に厳しくあれ!生きるか!死ぬか!これからの日本の存続は君らの手にかかっている。」