800mと5000m、1500mに適するのは?

　福井国体陸上競技。

　昨日の成年女子1500mで優勝したのは卜部蘭選手。
　メイン種目は800mだったと思います。
　2016年の日本インカレで、優勝卜部蘭、2位山田はな、3位広田有紀というレースがあって、東京学芸大がワンツーで、新潟県出身選手が2位と3位という、印象深い上位3人でした。

　今年の新潟県選手権では、広田有紀選手も山田はな選手も1500mに出場していて、国体の実施種目を考えると、そちらに出場する必要ありという、そういうことだったようです。
　
　卜部選手の昨日の記録は4分16秒36。おそらく自己ベストだろうと思います。
　1500mの日本歴代4位の記録をもつ陣内綾子選手は4位で、2位が高松智美ムセンビ選手、3位が田中希実選手。5000mで優勝を争った2人です。

　今年は三重インターハイでしたが、45年前の三重インターハイでは、女子の1番長い距離が800mでした。
　オリンピックで考えても、ロサンゼルスオリンピックが初の女子マラソン。

　過去の記録を調べるという作業は、あまり意味がないんだけれど、卜部選手のお母さん田島由紀子選手がワコール時代の1989年に4分25秒18の記録を出していて、昨日のレースだったら10位相当です。
　ちなみに、昨日のレース10位は広田有紀選手。4分25秒90。

　800mから5000mまでのランナーが出場した1500m。
　メインが1500mですという選手、男女とも少なめな感じがします。

「勇み足」は負けなんだけど

　加計学園の加計理事長が会見を開いて、「勇み足」と言ったことが、あちこちの記事に載っています。
　
　負けを認めた?
　相撲の決まり手「勇み足」は負けです。
　
　このところあまりお目にかかっていないけれど、相撲に勝って勝負に負けたというパターンの一つ。
　
　行司が勇み足と判断して、負けたと思われる力士に軍配をあげることもあるかもしれないけれど、多くは物言いがついて、勇み足があり、行司軍配差し違えと言うことが多かったように思います。

　加計理事長が、どういう意味で「勇み足」と言ったのかわかりませんが、言葉としてプラスとしては使えないはずなんだけれど、質問に対しては、「わかりません」「知りません」が多かったようで、物言いだったら、審議未了と言ったところでしょうか。