イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

北京五輪、男子400mリレーのバトン

2008-12-31 18:18:35 | 陸上競技・ランニング
 北京オリンピックの男子400mリレー。

 3位がわかった時に、思わず朝原選手が投げ上げたバトン。
 戻ってきたのですね。

 録画しておいた「すぽるとアワード2008」を見ていたら、
 そのものが出てきました。

 よかったですね。

 今年も、たくさんスポーツから感動をもらいました。

 来年も、全日本実業団駅伝から始まり、次々にいろいろなスポーツが開催されます。

 楽しみいっぱいです。

 

「オオカミ少女はいなかった」(鈴木光太郎著)

2008-12-31 09:09:43 | 
 11月28日のブログで「オオカミ少女はいなかった」について書きました。

 その本の中味を読むことができました。

 「オオカミ少女はいなかった」鈴木光太郎著 新曜社

 結論は、「いなかった」のです。

 アマラとカマラはいたのでしょうが、オオカミに育てられたと言うことはないということです。

 「オオカミが人間を育てることなどあり得ない」
 このことになぜ気が付かないか?
 そういうことですね、根本的に。

 言われてみれば、もっともです。

 現在では、日本の心理学の教科書で大々的にとりあげられることもなくなったということで、よかったと思います。

 自分が誰かにだまされていたと言うより、その勉強をした時に
 「オオカミが人間を育てられるのですか?」と質問できなかったことが、残念であり不思議でもあります。

 この本には他の事例も取り上げられていて、まだ読み終えていません。
 しっかり勉強しようと思っています。
 

天璋院篤姫と勝海舟の年齢差

2008-12-30 17:46:43 | TV・映画
 大河ドラマ「篤姫」を見ていて、天璋院と勝海舟の年齢差に何か違和感を持ちました。

 調べてみると、大政奉還があった1867年で
 天璋院 31歳
 勝海舟 44歳でした。

 なるほど。

 天璋院を演じていた宮あおいさん 23歳
 勝海舟を演じていた北大路欣也さん 65歳

 歴史上では13歳の差が、ドラマの中では42歳の差。

 そこに何となくの違和感があったのだとわかりました。

 「葵徳川三代」(2000年)を見てから、しばらくごぶさたした大河ドラマ。
 昨年の「風林火山」から、再び見始めて、今年の「篤姫」まで、全回完走。

 来年は「天地人」
 3年連続なるか、楽しみです。


 

優勝するに越したことはないが……

2008-12-30 14:12:54 | 野球
 「優勝するに越したことはないが、優勝を目指すことが大切なんだ」

 テレビアニメ「メジャー」最終回に出てきた、セリフです。

 二死ランナー一、二塁。迎えるバッターは、ギブソン・ジュニア。
 もう、疲れで球速の出ないゴローが、敬遠を考えた時のバックの一言。

 いい言葉ですね。
 どんな競技でも、優勝は1チームor1人。
 その勝敗にこだわるあまり、肝心の勝負ができなくなる時があります。

 そうじゃないですよね。
 全力で勝負をして、負けたならしょうがないじゃないか。
 その勝負のために、努力してきたんだから。

 「メジャー」は、午前中の再放送も見て、勉強しました。
 とてもいいアニメです。

 原作全巻読破! 夢です。
 購入予算を計上することが、夢の実現第一歩!


 ※最終回だと思っていたら、2009年1月10日に新シリーズがスタート予定と知りました。
 ありがたいです。楽しみです。
 

身長と運動能力

2008-12-30 09:04:49 | その他のスポーツ
 NBAのテレビ中継を見ていると
 「背の高い選手たちが、こんなに速く走り、跳び、すごいなぁ」と
 感嘆しきりです。

 背が高い→動きが遅くなる

 何となく、そんなイメージを持っているからだと思います。

 背が高くても、運動能力の高い人はたくさんいるということでしょう。

 日本でも、今年大活躍をした楽天・岩隈投手の身長が190cm。
 岩隈投手のフィールディングは、身長の高さを感じさせないスピーディーなものです。
 
 そして、何と言ってもボルト選手が196cmの身長で、100m世界記録保持者になったのですから、
 身長が高い→瞬発力に不利などという発想は大間違いだということですね。

 これから、日本のスポーツ界で、どんな長身選手が活躍するのか、楽しみです。 

 しあはせの弁(金子光晴:作)

2008-12-29 18:10:17 | 
 しあはせの弁

 なんのゆきちがひか 僕はまだ かうして 生きてゐる。
 兄弟四人は、みんな死んでしまったのに。
 不摂生もし、ずいぶんからだもむりしたのに、
 神にも、仏にもそつぽをむいて、善根をつんだおぼえがないのに。

 金まうけも下手だし、そのほかになにかのとり柄があるわけでもなく
 人を愛しもせず 人からも愛されず それが長年のなれつこで淋しいともおもはず
 生きてゐねばならぬことのやうに 七十年も生きてきた僕。

 どんな風のふき廻しかそんな僕に、親切にも協会から寝びえをしないやうにといって、
 夏の毛布をおくられたうへ、墓場の世話までやいてくれて
 渋面つくった、いやな爺いも、この期に及んで勝手ちがひもいいところだ。

 まだそのうへにひとり息子に花嫁がきて これはまた 棚から牡丹餅の
 よのしあはせをひとりじめして さづかりものの孫娘がうまれて
 この皺づらをしたつて抱かれがたる。
 いまだに僕は 信じられない。よその誰かのしあはせを、そつと失敬しているやうで、そはそはとおちつかない。



<感想>
 読み始めは、重い詩かなと思ったけれど、後半に入ったらぐんと明るくなって、
 最後は「幸せ」がたっぷり伝わり、自分も温かい気持ちになれました。

 ※「現代名詩選(中)」 伊藤信吉編 新潮文庫より  

身近な所にある√

2008-12-29 13:22:58 | Weblog
 √が身近な所にありました。

 カメラのF値です。

 1.4≒√2
 2=√4
 2.8≒√8
 3.5≒√16
 5.6≒√32
 8=√64
 11=√128
 16=√256

 F値の求め方など、自分でよくわかっていないのですが、この数字の面白さは好きです。

 面白いですね。数学の勉強でしか使わないのかと思っていた√が、こんな身近にあるなんて。

 ※パソコンの表記上、根号(√)の中に、数字が書き込めませんでした。

8時だョ!全員集合 年末スペシャル

2008-12-29 10:26:36 | TV・映画
 8時だョ!全員集合 年末スペシャル(26日放送)
 面白かったです。

 声を上げて笑ってしまいました。

 そうです、自分が声を上げて笑うなんて、素晴らしいことです。

 ありがとうございます。

 笑えるというのが、健康状態のバロメーターだと思いました。
 そして、笑うととても気持ちがいいのを実感しました。

 ここまで体調が快復してきたことを、本当にありがたいことだと思います。

 「笑う門には福来たる」
 これからも、たくさん笑いたいです。

 

 

浅田真央~宮沢りえ

2008-12-28 11:00:23 | その他のスポーツ
 浅田真央選手の演技を見ていて、宮沢りえさんを思い出しました。

 「僕らの七日間戦争」で宮沢りえさんを見た時、そのかわいさに目が釘付け状態となりました。

 それは、私だけのことではなく、宮沢りえ人気はとても大きなものだったと記憶しています。

 美しさやかわいらしさの基準というのは、個人個人、違いがあると思います。
 しかし、その個人差を越えて、より多くの人が認める美しさというものがあるような気がします。
 例えば、それが宮沢りえさんではなかったのでしょうか。

 浅田真央選手が演技をする時の顔を見ていると、宮沢りえさんが思い浮かぶのです。
 すごく似ているというのではなく、どこか雰囲気が似ているような感じです。
 それはたぶん、多くの人が美しさを感じる顔・表情なのではないでしょうか。

 もちろん、浅田真央選手のスケート技術が卓越したものであり、それが好成績になっているのはよくわかります。
 技術に加えて、支持されうるプラスαの要素を持ち合わせているように思うのです。

 世界を見れば、キム・ヨナ選手がライバルとして存在し、国内でも安藤・村主・中野、あるいはさらに若い選手も浅田真央選手と競り合いあるいは追いかけています。

 これからも、好成績を維持する条件が整っていると思います。

 楽しみです。

「地方紙を買う女」(松本清張)

2008-12-28 09:15:00 | 
 26日のブログに書いた「地方紙の女」
 原作を読むことができました。

 新潮文庫 傑作短編集(五)「張込み」(松本清張)
 に、収録されていました。

 面白かったです。

 ドラマをイメージして読み始めたのに、どんどん小説の世界に引き込まれました。
 時代は、国鉄が準急を走らせている頃で、場所は富士山が見える甲州。
 ドラマのストーリーが、原作にかなり忠実であることはわかりました。
 脚本を書くということが、大変な作業だろうなとも思いました。

 私が知りたかった、犯人(主人公)が逃げおおせるのかどうかという点については、多少の含みがある終わり方でした。

 そのまま素直に読めば、主人公自らが、断罪したと受け取られます。

 しかし、実はそうでなく、見せかけただけで、というストーリーも想像できる終わり方でした。

 無駄のない文章で、それでいて場面場面を思い浮かべることができる、とてもいい作品でした。