北大ボートblog

北大ボート部部員によるほぼ定期更新ブログ。

1年の早さって… その5

2021-02-10 14:26:03 | 徒然なる
 こんにちはこんばんは。3年目漕手の青木真太郎でございます。この連載も、もう5回目となりました。毎週読んでくださる方がいることが励みになっております。ありがとうございます。

 さて、5回も書いて今更、という感じがありますが、自己紹介を特にせずに走り出してしまっていました。そこで今回は漕手、青木真太郎がどのようなボート部人生を送ってきたのかと今後の展望について書こうと思います。どうぞ、最後までお付き合いください。

現在
 僕はボート部員としては、3年目、漕手、艇修理班長です。免許を持っているので、部車を運転したり、モーターを操縦したりすることもあります。練習後に声をかけられるときは十中八九、艇修理の依頼です。萎えます。

 ここからは、、、僕がたどってきたボート部人生を振り返っていきます。

1年目
 体を鍛えたい、カレッジスポーツがしたい、と思い、いかれた新たな世界の扉をたたきました。でも僕は運動神経がいいわけでも、筋肉モリモリマッチョマンというわけでもなかったので、いつも同期の背中を追いかけていました。

 シングルを使ったシートレースではそれなりの順位でも、エルゴが足を引っ張り、選考から漏れたこともありました。幸いにしてインカレと同時開催のオックスフォード盾レガッタ(オッ盾)とそれに続く新人戦ではエイトに乗ることが出来たので、良い経験になりました。北海道での地震による被災直後でヘロヘロになりながら駆け付けたクルーと漕いだオッ盾では6分38秒というタイムでした。準決勝進出は叶いませんでしたが、慶応大学を下したのがいい思い出です。

 
 しかし、オッ盾で周りに追い付こうと無理をしたのが祟ったのか、慢性的な腰痛を発症します。こいつとは今も付き合っています。最近はおとなしくしてくれていますが、恐怖心はぬぐえません。

 1年目の新人戦はオッ盾の記録を超えることが出来ませんでした。自分の中では結構悔しい思い出です。

 試合もひと段落つき、冬練に入ります。ウエイトとエルゴとクロカンの真っ白な日々でした。鉄工所でのバイト、という稀な経験もしました。クロカン50㎞マラソンも経験しました。1年目のベストタイムは7分21秒3でした。


2年目
 去年自分がされた新歓の裏側を知りました。様々なテクニックを学びました。その甲斐あってか、新歓自体は一定の成功をおさめ、多くの部員が入り、北大ボート部は一気に大所帯になりました。

 そんな中でも僕のエルゴタイムは伸び悩み、インカレでは対校には乗れずに、オッ盾に出ることになりました。今回は後輩とともにクルーとしてトレーニングを積んでいく、という経験をしました。同じクルーの同期とギスギスするようなこともありましたが、何とか試合に漕ぎつけました。

 タイムは1年目のオッ盾よりも遅かったと記憶しています。自分の力不足を痛感しました。新人戦も挑戦しましたが、いま一つ鳴かず飛ばず、という感じで悔しい思いをしました。

 冬練期間に入って4か月くらいして北海道で新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が出て、大学のジムが使えなくなり、個人練習となりました。2年目のベストタイムは7分13秒5でした。


3年目
 新型コロナウイルスによって何もかもが変わりました。いつもなら4月ごろには漕ぎ始められるのですが、7月からになりました。しかも、シングルだけ。

 インカレの日程も1カ月ほど遅れることになりました。それでも何とかインカレの前くらいにはクルーボートも乗れるようになりました。僕は2ndクルーとして2年目と4+に乗っていました。徐々にではありましたがタイムが良くなっていくのはとても楽しかったです。

 結局インカレには出られず、オッ盾も中止になってしまいました。しかし、個人練習が実り、エルゴの2000mTTでベストタイムを大幅に更新し、7分3秒7を出しました。インカレ出場基準には、あと8秒ほど足りませんが、自分としては大きな進歩です。

 かくして、再び個人練習のみの冬練が始まりました。今のところ、TTを2回ほどやっていますが、ベストタイムの更新はできていません。今では、あれはまぐれだったのかな、とさえ思えます。

 でも、一回出来たならもう一回くらいできると思うので、めげずに漕いでいきます。バーチャルクロカン50㎞マラソンも先週の日曜日から始まりました。冬練自体は残り7週間ほどですが、状況によって個人練習の期間は長引くかもしれません。どう転んでも満足できる4年目を迎えられるように日々のスタンバイに取り組んでいこうと思います。

         
(昨シーズン、茨戸で行われた競技会の様子。来シーズンもこのようにレースや練習ができることを望んでいます。)


           とにかく、冬は漕ぎ込む!

 コーチから飽きないUTトレーニングのメニューも教えていただいたのでこれで漕いでいこうと思います。

 というわけで、かなり割愛しましたが、ボート部員としての僕はこんな感じの経歴で形成されています。人となりが何となくお分かりいただけたでしょうか。

 人となりが分かったほうが応援してもらいやすい、というのは伝説の(?)ボート部ブロガー名畑さん(4)によるお言葉ですが、まさにそのとおりだと思います。

 コロナウイルスが収束した暁には、このブログをお読みの皆さんにぜひ茨戸の水域や戸田、貞山堀に、僕のみならず現役部員を叱咤激励に、お越しいただければと思います。

 何とか5回まで続いてきた連載。来週もネタ切れにならずに無事、記事が書けるのか、怪我無く漕ぎ続けることが出来ているのか、乞うご期待!

 今週も、最後までお読みいただきありがとうございました!
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