北大ボートblog

北大ボート部部員によるほぼ定期更新ブログ。

のび~る、のび~る、のびた!

2018-12-18 23:18:30 | 徒然なる

 冬になったら夏よりは時間に余裕があると思っていたら、移動時間が伸びて結局トントン、という現実に愕然とします。

1年目漕手の青木真太郎です。かなり久々のブログ更新となってしまいました。私が前回ブログを更新したのは3か月前、ちょうどインカレが終わったころだったかと思います。忘れもしない北海道胆振東部地震が発生し、オックスフォード盾レガッタに出場するクルーが集まらないかもしれない、ということがあったり、札幌の家がかなり心配だったりしたことを思い出します。北海道ローカルのニュースなどではいまだに復興関連のニュースが流れています。3か月たってもいまだに「復興」の段階であることには正直驚きました。


話がボートから離れてしまいました。今回はストレッチの話です。


先日、渡邊史郎さん来札の際に、個人指導、ということでストレッチについてお尋ねしました。その中で、「人間は意識した筋肉が縮むので、伸ばしたい方と逆の筋肉を意識するとストレッチの効果が高まる」というお話しをうかがいました。目からうろこが落ちました。言われてみれば、確かに、という感じでしたが、言われなければ気が付かなかったでしょう。意識を変えると確かによく伸びている感じがする。ストレッチの際に伸ばす筋肉を意識するのは陥りがちな誤りだそうです。

さらに、テニスボールを使ったストレッチの方法も教わりました。腿の付け根や背中にセットし、ボールの上に寝転がることで体重をかけて凝り固まった筋肉を伸ばしていきます。これが結構キクのです。イタ気持ちいい感じをキープしつつ、20秒ほど続けると腰が軽くなり股関節も明らかに曲げやすくなりました。テニスボールの汎用性、恐るべし……。ちなみに、ボールの好みは人それぞれで、ラクロスボールや、軟式野球用ボールでもできるそうです。ただ寝っ転がっているだけで筋肉がほぐれ関節が動かしやすくなるのです。皆さんもぜひお試しあれ。



(上の写真は私のストレッチの相「棒」ストレッチポールです。ポールの上に寝転がって、太ももなどの筋肉をグリグリほぐします。)
本州出身の私にはこれからの北海道の寒さは想像もつきませんが(したくない)、強く生きていこうと思います。ブログをお読みの皆さまも風邪などひかれぬようお体にはお気を付けください。(あっ、ストレッチパワーたまってきた気がする)

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重けりゃいいってわけじゃない

2018-12-18 17:23:00 | 日記
こんにちは。2年目の名畑公晴です。


ウェイト、体幹。筋肥大のためには、重量をガンガン上げていく必要がある。


と思っていました。

いや、それは正しいのですが、
「自分が自分の身体を正確に動かせる重さ」を上げていく必要がある。というように考えを改めることになりました。



「体幹をつけるならウェイト持って腹筋した方が早いのではないですか?」
先日いらっしゃった渡邊史郎さん(茨大OB)に個別で質問をしました。

返答としては、
筋肥大を目的とするなら確かにそうだけど、基本的に自重のもの(ABCという体幹メニューを提示されていました)を余裕で出来るようになった後の方が良い。 
とのことでした。


重さを上げると、どうしても今強い部分に頼って上げることになり、弱い部位は使えてないまま。
そんなことになるそうです。


自分の場合、
10kgシットアップで腹筋ついたー。
とか思っていたわけですが、
腹直筋の中の下あたりが弱いらしく、途中で上がりにくくなる所を他の部位で無理やり上げていた訳です。

自重でやったのに、腹直筋・中の下を使うところで少し抵抗を付けられただけで全然上がらず、あ然。


その後、弱い部位を使う運動を少ししてからエルゴを漕ぐと、明らかに今までの漕ぎの感覚と違いました。

フィニッシュで脚と体幹でグッと押す感じ。しかし背中の力みは全然感じない。


弱い部位を補うために他の強めの部位で頑張るから力みにつながっているみたいですね。


ウェイトにしても、筋肥大を目的をする場合、コンセントリック・アイソメトリック・エキセントリックを4:1:2のリズムで行うのが効果的だそうで、それがしっかりと出来ない重量でやるよりは、それを守って出来る重量の方が筋肉は強くなるそうです。

その重量を上げていく、ということです。



重けりゃ良いって訳じゃ無い。



今まで弱いままだった、使えていないままだった部分までしっかり効かせるトレーニングを行う。


大きな教訓です。
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