北大ボートblog

北大ボート部部員によるほぼ定期更新ブログ。

第59回全日本新人選手権大会

2018-11-05 23:25:09 | 2018全日本新人選手権

こんにちは、一年目の中井です。

 

今日は、男子8+、女子ダブルAを紹介します。

男子8+は、前回のTTで6分42秒。本番では6分20秒カットを目指しています。

なんといっても大迫力な男子8+。

一年目が多いクルーですが、整調の二年目・細川さんを中心に、めきめき実力を伸ばしていってます。

整調・細川一穂(2)

7番・横山あつき(1)

6番・岩崎陽平(1)

5番・上野彰士(1)

4番・向井智洋(1)

3番・青木真太郎(1)

2番・松岡怜(1)

バウ・石井カイト(1)

COX・吉田湧哉(1)

 

 

次に、女子ダブルA

バウ・原田彩矢(2)

整調・上野愛莉(1)

どちらかというと、静かな二人ですが、ボートに対する熱意は負けません!!

二人の息ぴったりな漕ぎに注目です。

 

全日本新人選手権まで、あと数日。

北大ノート部一丸となって、頑張ります。

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Head of the Barato②

2018-11-05 20:22:47 | 日記

2年目名畑です。引き続き。

 

ヘッド2日目は前日夜に決めたクルーによる3000mTT。こちらも全日本選手権の達成率で順位が決まります。この日に関しては、男女団体関係なく、ごちゃ混ぜ即席クルーが漕ぎます!

 

出艇クルーは以下
①8×+オクトプル! 


各団体の3年目中心のクルーに、全学からは村椿(4)、名畑(2)、大平(1)が乗り込みました。8人の漕手が持つオールの総数は16本。圧倒的スピードに期待

 

②2年目中心大音量8+!


昨年のヘッド2日目にて、1年目のみで編成された8+のメンバーを中心に再結集。この8+の持ち味はとにかく元気。艇速より元気。蹴り出し、発艇前、レース中、、お構いなしに叫び声が聞こえてきます。

 

 

③男子フレッシュマン8+!


全員一年目の8+。参加者は全員、混成クルー初体験ということになりますね。初めて整調に乗るという向井(1)が非常に楽しみにしていたのが印象的です。

 

④女子8+!


これも恒例なんでしょうか。8+は試乗会以来、と言った人も少なくない。そんなクルーです。普段出来ないクルーが作れるのもヘッドの楽しみですね。

 

⑤男子4×+
北大の主務門野が遂に漕手復帰。一年目漕手をバウから支えます。coxは前主務、毛利さんです

 

 

⑥女子4+

4年目女子漕手に、まさかのcox依田(2)という編成。漕手の依田がまともにcoxを務められたのかは謎です


 
⑦男子2×


1日目に引き続き参加して下さった高橋修さん(H16入学)と青木真太郎(1)による2×。青木がどれだけ修さんとの乗艇から学んだのか、聞きたいところです!

 

 

⑧男子2-


杉木(5)と野田(1)による男気ペアです。新歓期、よく話していた印象のある組み合わせ。いいですね。

 

優勝したのは男子2-!
表彰された後、茨戸川にダイブしておりました…!

ちなみにオクトプルは3位。 

ヘッドは他の大会とはまた違った賑やかさ、楽しさがあります。今回大会運営をして下さった4年目の先輩方と、スタッフの皆さんに感謝。

最後の集合写真。

 

ヘッドが終わって、再び納艇作業。

ペケレットのブイ上げ、モーターボートの洗浄など、艇庫終いが近づいてきましたね。

 


本来はこの日で茨戸川は漕ぎ納めとなりますが、いよいよ今週に迫る全日本新人戦に向けて、もう少し漕がせて頂きます!

 

 

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Head of the Barato①

2018-11-05 19:46:24 | 日記

今晩は。2年目漕手の名畑です。

11/3土曜、11/4日曜はHead of the Baratoが開催されました。その様子について書いていきます。
今回は1日目について。次回は2日目について書きます。

今回のヘッド1日目は北大全学、医学部、商大の各クルーが出場。その1日目は6000mレースでした!
1×~8+まで、男女も入り混じった様々な種目を、全日本選手権の優勝タイムを基準とした達成率により順位付けします。

私、名畑は1×で出場するものと思っていたのですが、丁度茨戸にいらっしゃった北大ボート部OBの高橋修さん(H16入学)と2×に乗せて頂きました。 

結果は達成率トップ、優勝です!
(少しズルい感じがありますが)

乗艇では上体をリラックスさせること、ドライブの力の伝え方、レース展開の話など、色々教えて頂けたと共に、レースアップと6000mTTの間に、艇の挙動、身体の使い方などをバウから観察・体感させていただきました。

乗艇中以外でも、水産学部のことやトレーニングについてなど色々な話を聞かせて頂きました。

改めて、修さん、並びに本機会を設けて下さった相川コーチに感謝します。

こちら6000mレースの結果。

レース後、納艇作業。
私は艇修理チームとして、艇をやすり、補修し、スプレーをかける。それを延々とやっていました。

一息ついて、ヘッド1日目の終わりは、恒例の艇庫内での立食パーティ。各団体のスタッフさんが作った食事を楽しみながら(どれも美味しかったもので、すぐに無くなっていました)商大、医学部の友人たちと語らいました。

ヘッドでは、この時間に2日目、3000mTTの出艇クルーを決めます。話の勢いとノリでクルーが決めることも少なくありません。

最後は、パーティの終わりを惜しみつつ、次の日のレースにワクワクを膨らませながら解散となりました。

2日目の様子に続く。

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つらいンゴねぇ

2018-11-05 19:33:04 | BARATO〜茨戸〜

一年目漕手の和田です。

 

「広背筋が筋挫傷しているね。肉離れの手前って感じかな」

 

引退した四年目の先輩の不動さんから言い渡されたその言葉を聞いて、私は驚きを隠せなかった。

 

思考は一瞬にして脳内を駆け巡る。

 

ーーーー新人選手権のクルーに選ばれたってのに、どうなるんだ、これかの練習はどうなる、試合に支障はないのか、、、

 

ケガの理由は簡単なものだった。背中を丸め、腰を立てて漕ぐ、このフォームの確立ができていなかったのだ。

 

不動さんにしていただいたアイシング用の氷で肩甲骨が冷える。痛い。

 

出場するはずだったヘッドレースの棄権は余儀なくされていた。

 

日に日にひどくなる背中の痛みに違和感を感じ始めたのは半月ほど前、自分に知識がないのをいいことに誤魔化し続けてきた。

 

「事なかれ主義」の毒。足音は小さいが回り始めるともう止まらない。

 

違和感が激痛に変わっていく。

 

意外なことに、一番先に頭に浮かんだのは二人乗りの艇「ダブルスカル」クルーの青木義忠のことだった。

 

どんな日の朝も日の出前から集合し、「ダブルスカル」を共に漕いだ。

 

一緒に練習しているだけのことだ。そう思っていたのが1月たった今、ボート用語である「クルー」その言葉の本当の意味が分かるようになっていた。


「何かを失って初めてその大切さがわかる」という経験は、いつだって初めてではないのだ。人生の皮肉がそこにある。

 

試合前に迷惑をかけてしまったな。本番までにケガが完治することはないにしても少しでもマシにしておこう。ここまで二人でやってきたんだ。

 

「大丈夫か、和田。」

 

背中にアイシングの氷嚢を抱えた私に青木義忠は声をかけた。

 

「筋挫傷だってよ。大きく息をしただけで痛むんだ。」

 

「そうか。」

 

「試合直前の今に、本当に申し訳ないと思っている。」

 

「そうか。」

 

「怒っているのか?。大事な時にやらかしてしまうこの俺のことを」

 

「いいや。そんなことはないさ。」

 

「できるだけのことをするつもりだ。許してほしい。」

 

「ああ。」

 

「青木、すまない。」

 

少しの沈黙のあと、彼は口を開いた。

 

「大丈夫だ。きっとうまくいく。」

 

そう語る彼の息は白く、茨戸川に消えていった。

 

 

冬が、近い。

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第59回全日本新人選手権〜男子ダブル〜

2018-11-05 17:40:28 | 2018全日本新人選手権

こんにちは、二年目の今村です。

今回は男子ダブルのクルー紹介をさせていただきます。

手前:青木義忠  奥:和田直人

なんのポーズなんでしょうか笑

青木義忠(あおきよしただ)は同期・先輩問わず「ぎちゅう」の愛称で呼ばれています。入部当初は丸々としており、岩崎(1)から「おいしそう」と言われていましたが、過酷な練習に日々励んでいるうちに身は引き締まり、肉の質も変わった気がします。トイレットペーパーの在庫チェックを欠かさず、買い足してくれるとても健気な男の子です。



和田直人(わだなおと)は入部して数日経ったのちにいきなり金髪になり、以来ずっと金髪サラサラヘアです。黒髪だったころの姿は全く思い出せません。内面はとてもいい子のはずです(顔出しNGの理由に事件性がないことを願おう)。



このダブル、ハイレートの練習をしている姿を遠目によく見かけます。ビデオで撮ってあげたいのにいつもモーターボートを通り過ぎる直前で「イージーオール」おいぃっっ!!!ってなります笑。私の居場所が悪いのでしょうか。ビデオに入っているのは分漕かノーワークばかりです。


ということで、詳しい説明は二人への質問に頼ることにします。


いよいよ、新人戦ですね。目標タイムは?

義忠「新人戦での目標タイムは、絶対目標が8:00cutで2人で目指してきたタイムは7:40です。」


成長したと感じる瞬間は?

義忠「艇が立ったときです、二人で初めて漕いだ時は、ハイレートでも艇が立たずタイムも全然出ませんでしたが、それぞれ狙うところを徹底的に練習した結果、今ではノーワークの時から艇を立たせることができるようになりハイレートでのラップタイムも20秒近く上がるようになりました。」


練習中の雰囲気は?

和田「時によっては喧々するし、時には集中しきれずに不完全燃焼で終わっしまったり。いいカンジのときは帰艇後に盛り上がったり、色々ですが、クルーとして義忠はイイと思います。『また今日もアイツと乗るのか、、、』という気持ちになったことがない。今までずっと大艇に乗ってきましたが、いい経験になりました。」


狙ってきたポイントは?

和田「僕に関してはキャッチのときにオールが水中に切れ込んでしまわないこと、フィニッシュで水にオールを取られずにバシッと押し切って抜き上げること、ぎちゅ(義忠)に関してはキャッチ時にオールが潜らないこと、フォワード中のブレード軌道が乱れないこと。2人とも共通してずっと狙ってきたところは、『どんな時でもまっすぐ座ること(体でバランス取らずに体幹しめてシートスライドすること)』です。」


最後に一言

義忠「僕ら二人は1年目でまだまだ体力面でも技術面でも不安がありますが、戸田では、挑戦者として最後まで諦めることなくがむしゃらに漕ぎ続けたいです。」



エイトのクルー紹介を荒らした張本人のくせに、自分の紹介はまじめにするんですね…笑。返答次第では編集がめんどくさくなるかと思っていましたが安心しました笑。


きっと、これまで努力し続けてきたことが本番での自信に繋がることでしょう。


威勢の良い一年生コンビの応援、どうぞよろしくお願いいたします!

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