語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】ビタミンCと目の関係

2019年01月26日 | 医療・保健・福祉・介護
 緑黄色野菜や果物などでビタミンCを十分に取ると、目の老化防止になる可能性がある。
 国立がん研究センター(東京)では、一般の人を対象に老人性白内障と食事について調査した。その結果、もっともビタミンCの摂取が多いグループが白内障と診断されるリスクは、最も摂取が少ないグループに比べて、男性0.65倍、女性0.59倍だった。
 白内障は、目のレンズである水晶体が白く濁り、視力が低下する病気。先天的なものや外傷によって水晶体が傷つく場合もあるが、最も多い原因は加齢によるものだ。濁った水晶体を取り除き、眼内レンズを挿入する手術は年間110万件行われているという。
 早い人では40代から白内障が始まるとされるが、この研究により、食事で予防する可能性もあることが分かってきた。ビタミンCの摂取は加齢による水晶体のダメージを予防することも実験で示されているという。
 目の健康によいサプリメントもあるが、食事に気を付けることは目のためにもいい。青菜のほか、旬のサツマイモにもビタミンCは豊富だ。

□南雲つぐみ(医学ライター)「ビタミンCと目の関係 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2019年10月8日)を引用

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