散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20081028最近読んだ本

2008年10月28日 09時10分42秒 | 読書
■「ジェシカが駆け抜けた七年間について」歌野晶午
マラソンランナーにまつわるミステリー。本格原理主義の私からするとちょっと辛い。普通小説として読むとどうなのだろうかなあ。と思っていると、突然Qちゃんの引退会見が始まった(マラソンつながり)。

■「ゴッホから世紀末へ」池上忠治
西洋画、特に日本とのかかわりのある画の紹介。その他にもコレクター紹介、(日本では)無名画家の紹介とまずまず面白い。

以下、図書館の6冊。
■「台湾の食堂ゴハン」山田やすよ、北原俊寛
台湾の食べ物は日本人に合うような気がする。

■「舌づくし」徳岡孝夫
新聞記者として面白い経験をしている人だけに、エッセイとしてなかなか。時代もかなり昔の話から平成に至るまでと幅広い。

■「実は悲惨な公務員」山本直治
確かに大変な仕事をしていたり、待遇が非常に悪い公務員がいることは事実。しかし、国会答弁に応えるためにスタンバイしていて毎日徹夜でタクシー帰宅、なんていうのは仕組みがおかしいのである。元公務員、現在民間勤務の著者だが、普通の目で見れば本の内容は公務員の言い訳にしかなっていない。もちろん、ただ公務員叩きをすれば良いというものではなく、誰かが意見を公にしなければいけないとは思う。

■「モノを捨てる技術」ドン・アスレット
私もどちらかというとモノ持ちで、例えば本の帯などダンボール一箱は持っているであろう。ちょっと反省して多少不要なものを処分してみたが、焼け石に水である。

■「パリを食べよう」こぐれひでこ
ついフランス料理というと構えてしまいがちだが、庶民的な食べ物も沢山あるからな。私は学生時代の第二外国語がフランス語でありながら、何一つ習得していないのだが(世の中一般そう?)、食材・調理法関係の単語だけは結構分かるのである。

■「電子レンジに夢中」村上祥子、中山庸子
温め・解凍だけでなく、調理器具としての電子レンジをもう少し考えてみる必要があるかもしれない。しかしそんな料理まで電子レンジで? と疑問になるものもあるようだ。