散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20081005最近読んだ本

2008年10月05日 22時46分23秒 | 読書
■「重力の影」ジョン・クレイマー
偶然から多元宇宙への扉を開いてしまう。どうやら超ひも理論やダークマターの原因らしいのだが・・・。片や政府の陰謀の手が迫るというクラシックな話。

■「ことばの食卓」武田百合子、画・野中ユリ
武田百合子の品切れになっていない作品で持っていないものをまとめて全部購入。これは挿絵版画が大変よろしい。

■「遊覧日記」武田百合子、写真・武田花
昔の恩師の先生にお金を使わせてはいけないと思いつつ、会話が全て食べ物方向に行ってしまい、全部おごられる武田百合子。後で一緒にいた娘にガッチリ説教されるのがおかしい。

■「百合子さんは何色」村松友視
これまた武田百合子本。レクイエムであると共にラブレターでもある。

以下、図書館の4冊。
■「札幌 上等なランチビュッフェ」カルチャーランド
1~2千円でいろいろな工夫がされているのだが、実際行って見るとそれ程満足感がないのだよな。元を取ることに拘っているのがよくないのか。

■「ボキャブラ社会学」藤竹暁
9年前の出版時点でもおそらく鋭い社会考察とはとても言えないだろう。

■「ご臨終メディア」森達也、森巣博
メディア業界だからといって特別なマインドを持っているわけではないだろう。私は食品業界と同じ程度に信用しているよ。

■「NHK問題」武田徹
見ない人には電波を止めてあげればいいのに(←超非科学的発言)。

秋めく

2008年10月05日 13時53分14秒 | 食べ歩き
季節も秋めいてきたが、あまりそういうことには興味がない。ビストロ「PE」のメニューお知らせが秋めいてきたので、早速来てみた次第。

前菜は、さつま芋のキッシュ、秋茸のフラン、うずらのポピエット、秋鮭のスモークとじゃがいものテリーヌ。まずは温かいキッシュから。これは、さつまいもの甘みがもちろんあるが、あまり過剰でないように何か酸味の効いたものが入っている模様。



うずらはマスカットと合わせてさっぱり。秋鮭のスモークはちょっと塩気が効いていて、鮭の味がよくわかる。薄切りより角切りの方がいい感じ。秋茸のフランはパリパリに焼いたキノコも合わせて食べ、これぞ秋の味。

次にメイン。ホエー豚のローストトマトソース。写真の上の方が切れてしまったが、パリパリした春巻皮のようなものが添えられている。まずは豚肉から。火加減が良さそうなのは写真を見ても分かると思うが、食べるとサックリとした歯ざわり。あっさり風味かと思いきや、その後にどんどん肉と脂の旨みがしみ出てくる。



また見るからに美味そうなとうもろこし。まだ水分は残った焼き上がりで、甘みもある。これらの陰に(多分)ポレンタと思われるものがあり、もちろん相性がピッタリである。

最後にデザート。くりりん南瓜のプリン、メープルシロップのアイス、こがしショコラとナッツのラスクスタイル、ラム酒とエピスのサヴァランの4品。メープルシロップのアイスが高級な味がするのだが、それにサヴァランを組み合わせると、ラム酒の香りもあいまって絶妙の組み合わせ。ラスクの苦味とコーヒーでしめて、今日も満喫。



なかなか最近夜来る事ができないでいるのだが、ワイン飲みながらいろいろつまんでみたいよなあ。今日も飲まなかったのだが、日曜日は基本的に休肝日なのだよなあ。