散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

平日のギャラリー巡り その他

2008年10月17日 19時15分49秒 | ART
10月14日はさいとう→スカイホール→ivoryの3箇所。

■さいとうギャラリー。エスカレータ横に展示してある渡辺良一の版画が面白い。

■スカイホール「第24回北海道テキスタイル協会作品展」。虚心に見ると表現として面白いものもある。

■ivory「ぼくたちの記録-∇(nabla)-荒加寿子・伊藤龍郎・竹田真一郎写真展」。作品数も多いしなかなか見所のある”街”写真だ。小樽文学館、夕張、谷中など、知っている風景があるのも楽しい。

10月15日はバーに行く前にウェストフォー。

10月16日はSTV北2条→たぴお→ラジオ&レコーズ。

■STV北2条ビル「小野寺紀子 ESPOSITIONE」。このビルの展覧会では、ごく普通のビルのエントランスが一体どんな空間に変貌するかと言う楽しみがある。今回はベンチに(といっても通常のベンチではなく作品の展示台だが)等身大の二人の女性像が腰掛けているのだ。材質はポリエステル樹脂らしいが、何ともいえない異物感(良い意味で)である。

「R&R」ではエーデルピルス、ジン+スイートベルモットを2杯、ピコンを飲んで帰宅。

10月17日は古本とビール「A」へ。今日はオゼノユキドケスタウト(だっけ?)を飲んで、内田百本を探る。

隣に座ったお客さんからロールケーキの差し入れ。何の縁もない私もご相伴。かなりしっとり仕上がった(1日寝かすとか)ケーキで、バタークリームとカスタードの中間のようなクリームが珍しい感じ。美味しく頂いて、西11丁目まで歩いて帰宅。

20081017最近読んだ本

2008年10月17日 07時38分51秒 | 読書
■「清談 佛々堂先生」服部真澄
単に芸術作品を愛するだけではなく、見立てなどのシチュエーションや、作品・作家の背景を含めて愛する、楽しい本。

■「バベル島」若竹七海
ややオカルトテイストのミステリー。表題作の狙いはスケール大で面白い。

■「QED熊野の残照」高田崇史
熊野に潜む秘密をトラベルミステリ調で書いた作品。とはいえ、中身の濃厚さは変わらない。

■「あわせ鏡に飛び込んで」井上夢人
技巧的な奇妙な味の作品。広義のミステリーなので、私は少々興味が薄い。

以下、苦しみながらも図書館の4冊。
■「北の漁師宿」川嶋康男
刺身ばかりを食べるのは意外と疲れるので、煮物があるのが嬉しい。しかしいずれの宿も「食べきれないほど」食事が出るのは何とかならないものか。

■「大人のゆび編み」広瀬光治
噂の広瀬先生本だ。ポイントで必ず広瀬先生が指を立ててアドバイスを送ってくれるのだ。うーむ。

■「刺し子」吉田英子
布地の補強が目的の「刺し子」であるが、そこには美しさもあると…。

■「はじめての日本刺繍」紅会
これはなかなかデザイン的に優れたものがある。和風小物にちょっと刺繍があるというのは悪くないのではないか。