お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

墓参り

2008年07月26日 | 仏教
 先日、本願寺佐賀会館で行われた「ビハーラ基本学習会」での「ルーシーダットン」(ヨガ)の講習会。勉強になりました。楽しかったですよ~

 若い美人ご講師お二人・・・なんと、お二人とも本山の職員、兼、インストラクターなのでありました。
 やわらかい京都なまりでのご指導。

 講師のお一人は、大谷本廟にお勤めで、彼女が「佐賀へ指導で行く」ことを聞いた大谷本廟局長 藤岡崇信師が、「ようこそ大谷本廟へ」の文章数枚と、毎月の掲示版の言葉と解説の文章をレジュメに加えてくださっていました。

 七月の掲示は、「亡き人に 我背押されし 墓参り」

 こう解説されています。

 上掲の句の作者は不明ですが、お盆や正月、春秋の彼岸会などの時期に全国各地で見られる墓参りを題材にした句であります。
 しかし、墓参りを単なる風物詩としてとらえられたものではなく、お参りする人の心の内面、或いはその背後にあるはたらきを深く見つめて詠まれた句であります。(中略)
 「お墓参りは、たまにはお参りしなくては、という単純なことではなく、亡き方に願われてお参りし、そしてこの私自身の生と死を考える機会をいただいているのですね」という作者自身の深いこころが込められているように思います。
 
 ちなみに、大谷本廟 毎月の掲示の言葉は、ヨガ講師の彼女が筆書きされておられるそうです。
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2 コメント

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美人と聞けば・・・ (Unknown)
2008-07-27 22:51:47
「亡き人に 我背押されし 墓参り」すごく思いだされます、以前の縁起尽くしの私を。
お彼岸のお説教を聴きに行って来た、聞いてきたぞと言ってた頃がありました(自力)、しかし!!今ではお説教の日がが待ち遠しく思う日があります、なぜか(他力)、そうです!!今は、聞かずにはもったいないのです、何とかしてでも暇を取って聴きに行くようになりました。自分で聴きに行っていたつもりでした、それが!本当は、聴きに行かされていたのです、気づかされました。
「自力を 他力にしてもろうて 今は あなたと申す念仏」頷かされます、本当にもったいない。
そんな・こんなの私ですから「罪は渡さん 罪の喜び・・」と!!何かの番組で聞いて・・・、ご縁を喜ばさせていただいております・・・。
       この暑い中!!坊守様の毎日の書き込みご苦労様です。
        
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好きだからこそ (法専寺)
2008-07-28 10:11:47
Unknownさん、

私も最初は、坊守の役目上、「仕方なく」法座にお参りして、お話を聞いていました。
今は、「大好きだから」聞かせていただきたい・・・

この暑さの中、草取り、掃除のヤル気は全くないのに、好きだから、ブログにせっせとエラソウなこと書かせていただいています・・・
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